美少女の告白
茜色に染まる教室。
教室には、普通の男子と可愛い女子の二人しか居ない。
窓は開いており、涼しい風が吹いていた。風でカーテンが靡いている。
教卓の前にいるのは、俺のクラスメートであり美少女の星河みさか。イマドキの女子高生らしく、スカートの丈が短く、白く美しい太ももが見えている。艶々した長い黒髪につぶらな瞳、小さい口。それに加え、胸も育っている。もちろん、スタイルがいい。
「巳波君のことが前から好きでした。付き合ってください」
彼女の優しく心地のいい声がすぅーと耳に届いた。
彼女からの告白はとても嬉しい。他の男子達ならすぐに喜んでと言うだろう。
しかし、俺には他に好きな子がいるのだ。その子に告白をしたいが、どうも勇気がでない。一歩が踏み出せない。俺には釣り合わない。どうせ振られる、なら星河みさかさんと付き合った方がいい。それに彼女の告白を断ると少々面倒臭いことになる。なぜなら、俺の隣の席が星河みさかさんだから。ちょっかいをかけてくる可能性がある。
「ありがとう。これからよろしくね、星河さん」
俺の返事を聞き、星河さんが駆け寄って抱きついてきた。
彼女の胸の感触が伝わり、正直冷静になれない。しかし、落ち着きを取り戻し一緒に帰ろうかと誘う俺。
やましいことは考えていない。それだけは分かっていただきたい。
「えっ。良いの、巳波君。じゃ、じゃあ一緒に」
顔を紅潮させ、照れている星河さん。
可愛い。可愛すぎる。
俺は、彼女の手に触れる。すると、彼女は可愛い悲鳴をあげた。
「ひゃっ、ご、ごめん。巳波君。緊張で」
俺は、彼女と手を繋ぎながら帰る。
彼女の手はやわらかく、あたたかい。




