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最弱で駆ける道  作者: 織重 春夏秋
第一章 『始まりの洞窟』
7/34

第六冊 『探索の日々+アルマジロ』

ブックマーク一件!

どなたかは存じませんが、ありがとうございます!

 その後、何事もなく陽の見張りの番は訪れ、終わり、四人は朝を迎えた。その時はカルムが最後の番で、カルムはすでに起きていた。陽が二番目だったという事だ。とりあえず、女子二人の寝顔は可愛かった、とだけ言っておこう。ティアの場合髪が梳いてあって二割増しだった。


「やあ」

「よう」


 二人が起きる前に陽はカルムに連れられ、装備などを渡された。

 といっても、篭手、胸腰などと言った軽装の類で、重そうな鎧ではない。いや、陽にとっては十分重かったのだが、それでも軽い部類だ。


 カルム曰く、本来洞窟やダンジョンなどといった所では、動けないぐらいなら装備は最小限にするらしい。だが、篭手などは最低条件なので、どうしても付けてくれ、という事だった。

 その説明が終わる頃には二人は起きており、すでに準備が完了してた。陽とカルムも慌てて準備を完了させ、全員荷物や装備の確認などを行ったうえで、出発した。


 陽の装備は全体的に軽い。この世界では一般的であろう茶色を中心とした服に、先ほどのプロテクターなどを付けているだけ。そして腰に一本の短剣、一本の片手剣。カルム達は武具類を腐るほど持っているらしく、これぐらいは陽が持ってても全然大丈夫らしい。


 そして、一番重要な荷物である。一見滅茶苦茶大きいリュックなのだが、その実カルムの持つ神製道具アーティファクトで異次元に収納しているらしい。地球に存在していれば色々革命的なことを起こせそうである。

 というのも、どうやら自分だけの次元を開いてそこに物を出し入れできるという、四次元ポケット的効果を持っているらしいのだ。


「しっかり順番を守って。いつでも魔物が出てもいいように準備しておいてね。いざとなったら荷物なんか放って逃げるよ」

「「了解」」

「りょ、了解」


 洞窟内を移動する直前、簡単な注意事項の様な物を説明される。そして移動し始めた。

 順番、というよりは陣形はこうだ。ティアとフィリアが前衛、カルムと陽は後衛。女の子を前にして進むというのも何だか罪悪感が半端ないが、まあ、こういう場所では後ろの方が危険だという話もある。五分五分だろう。

 当然だが、先頭であるフィリアは明かりとして松明を持っていた。


 そうして、四人は進んでいく。といっても、ほぼ魔物が出てこない上に何も変化がないので、雑談や話し合いなんかが繰り返されるばかりである。基本的にティアかカルムが陽に話題を振り、返事をし、時々フィリアが返事をする程度だ。


「魔物っていうのは、基本的に人間以外の生物のことを言うんだ」

「へぇ」

「魔物を従える人間も存在しているけど、それ等の人は魔物使いと呼ばれるね」


 とは、陽が魔物について教えを請い、『喜んで』、と教えてくれたカルムの言葉だ。以外にもあっさりしているらしい。もっと長い説明があるのかと思いきや、拍子抜けするほど早く終わってしまった。残留思念が絡んでいるとか魔族が作っただとか魔力による突然変異とかは無いらしい。

 案外短いので陽が肩透かしを食らっていると、それを察知したのかカルムが他にも話してくれた。


「魔物関連で言うのなら、魔物を使役する魔物使い、なんて職業もあるよ。召喚士サモナーとはまた別で、天然の魔物だから扱いが難しい。まあ、僕は興味ないかな」

「んー、私も。それぐらいなら剣で切るし」

「……勇ましいことで」

 

 良い話を聞いた、ということで陽から暇つぶしに使える遊びを紹介した。

 この世界には『じゃんけん』も『しりとり』も存在していないらしく、盤遊戯ボードゲームなどはあるらしいのだが、何故だかそういうのは無しらしい。


「「「最初はグー! じゃんけんぽい!」」」

「あっ、やった! 勝った!」(チョキ)

「また負けた……僕このゲーム嫌いだ……もうこれで43敗……」(パー)

「……ま、まあ、そんなに卑屈に成らずに。いいじゃないか。全敗の俺に比べたら」(パー)

「……けっこ、う、簡単……」(チョキ)

 

 ということで、簡単に紹介できる上記二つを紹介した。まずはじゃんけん。グー、チョキ、パーがそれぞれどういう役割を持つかなどを紹介し、探索中に遊んだ。まさかじゃんけんだけで一時間ほど持つとは思わなかったので、驚愕もんである。


 しりとりはお互い出している単語が理解不能だったり、『ん』が付いてはいけないというルールのせいで断念した。いくら陽に言語理解があるとはいっても、それは相手の言語を日本語にする力ではないのだ。その辺の事情は把握していないが、恐らくしりとりは難しいだろう。


「……っ」

「ん……」

「……下がってっ」


 ───と、進んでいると、どこか遠くで『カチャ』と言う音が鳴った気がして、四人はそれぞれ近くにあった物陰へ隠れる(陽は反応が遅れたが、カルムに首根っこを掴まれ引っ張られる形で隠れた)。

 なにやら三人がハンドサインを繰り返している。その内容は全然全く理解できないが、それが終わった瞬間カルムが少し顔を出した。


 すると、少しカチャ、と言う音が大きくなってくる。

 一瞬装備をした人間かと思ったが、カルムの表情を見る限りそんな感じではない。と成れば、鎧を付けた幽霊系の魔物だろうか。


「……ヨウ」

「!? ……なんだ?」


 ぼけー、っとしていた陽にカルムは奥へ視線を向けながら話しかけてくる。いや、呆けていた訳では無いのだが、そう取られていても仕方がないだろう。たぶん、仕事が無い陽へ対しての配慮だ。

 カルムはちらりと陽の方へ視線を向けると、


「……二人に、こう、ハンドサインをしてくれないか?」

「ハンドサイン……?」

「これだよ」


 そう言って、カルムは手だけを陽の方へ差し出し、左手の形を変えながら指示してくる。

 『人差し指と中指をくっ付けまっすぐ伸ばす』、『一度戻し、人差し指と中指を離しながら伸ばす。そして同時に親指も出す』。それにどういう意図があるのかは分からないが、これで通じるらしい。


 一瞬相手と念話する魔法なんてないかな? とおもったが、そこまでカルムも万能ではないという事だろう。ハンドサインを陽に頼んだのも、今のカルムの状態では難しいからだ。

 陽はカルムの指示通り、二人の視線をこちらに寄せる。そしてハンドサインを行った。


「……、……!」

「……(コクリ)」


 二人は了解、とばかりに反応を返してくる。

 次の瞬間、カルムがバッと振り返り、二人に向かって支持するように大きく手を振るった。


 ダンッ!


「……シッ!」


 それを受け、ティアは即座に飛び出す。ちょうど迫ってくる魔物の正面に立ち、間髪入れず、腰にあるナイフを投擲した。ナイフは真っすぐその魔物へと向かっていく。

 その瞬間フィリアとカルムも飛び出した。陽もそれに引っ張られるが如く飛び出す。


 其れでわかったことだが、どうやら近づいてきている魔物は人型で、剣士風の魔物だ。腰に剣を指している。鎧なんかも着ているが、顔は骨だった。目もある。エメラルドグリーンで光っていて、人魂のようだった。

 カランッ、と音を立てながらナイフが魔物に到達するが、体は骨。


「キェ!」

「だめだ、効いてない!」

「大丈夫!」


 骨と骨の間にナイフが挟まっただけで、相手は傷すら負ってなかった。目が更にも増して輝き、骨がコツコツと音を出している。刹那、魔物は腰の剣を抜きながら肉薄してきた。動きは不安定で不気味だが、結構早い。


「フィリア、頼む!」

「……ッ!」


 カルムの声を受け、フィリアは盾を構えながら前に飛び出す。ほぼ同時に、高い音を立てながら剣と盾は激突した。

 

「『生命の源よ、我が矛の断片に力を!』────『火遊び(ファイアエンチャント)』!」


 それを見計らった様にカルムは魔法を発動する。しかし、カルムの杖から放たれるのでも、空間に現れるのでも、地面から湧き出るのでもない。まさか魔法に失敗が────? と思うのも束の間。一瞬のタイムラグを終え、スケルトンに突き刺さっていたナイフが炎上した。


「ギェアァア!」

「よし! ティア!」

「了解!」


 どうやら最初からこれが目的であったらしい。

 魔物が叫び声をあげ剣を振り回すが、それが当たらない。そして、一瞬で接近したティアの一閃によって真っ二つになった。切断された魔物は瞳の輝きが虚無へと消え、まるで分割されたパーツの如く、骨の軍と化す。


「終わ、ったのか? 」

「一応ね。けど幽霊系の魔物は燃やさないとまた復活しちゃうから、もう一度燃やしておこう」


 背後で知事困るだけだった陽の言葉を受け、カルムはそう返事を返し、再度魔法を発動する。

 なんとも申し訳ない。いや、三人の実力が凄まじいのもあるのだが、陽が動く暇すらなかった。まさに瞬殺だ。アルマジロと同じ展開である。


「さあ、探索を続けよう」

「お、おう」


 あっさりと死体を片付けたカルムの言葉を受けて、ティアとフィリアも頷く。

 なんというか、こうもあっさり生き物を殺して、それを何ともないように済まし、すぐ移動するというのは、何とも驚きだった。


 狼の魔物の一件もあったのだが、今回は現実とは離れた容姿の魔物だったからか、罪悪感も不快感もわかない。だが、やはり慣れないのだ。これは探索を続けて自分を慣れさせるしかないだろう。

 

「ヨウ君! 行くよ!」

「あ、分かった!」


 骨と化した魔物の残骸を見つめていた陽を叱る様にティアは声をかける。すぐさま反応し、荷物を背負い直しながら陽は付いて行った。

 その歩みが三人と同じになったのをカルムが確認すると、人差し指を立てながら、説明、と言わんばかりに話し始める。


「さっきの魔物は死霊騎士アンデットナイト。人型だけど、知恵もないし人間に敵対するから魔物に分類されている。剣を持って接近してくるし、わりと戦いにくい。しかも、殺したら燃やして埋葬しないとまた復活するから、大分厄介だよ。火を持っていない時とかは天敵だね」

「なるほど。けど、俺たちの場合カルムが炎を使えるから、問題ない……と言う訳か?」

「そういう事。いざとなったら火を起こせばいいだけだし、燃やしてしまえば万事解決さ」


 物騒だが、納得である。先ほどティアがナイフを投げていたのも、燃やすための布石だったと言う訳だ。まさにチームプレイ、といった所だろうか。

 感心した様子の陽に、三人は少し自慢げな表情をする。その中でも、カルムはニヤリと笑った。


「これから毎日家を─────」

「なぜそのネタを知っている。焼くのは魔物だけで十分だ」

「ついでに家を────」

「だからそれはいい」

「私も家を────」

「僕も家を────」

「おいちょっと待て。ユースティアは面白がっているだけだからいいけど、カルムあからさまに俺に『苦労人』を擦り付けようとしてるよな?」


 ここぞとばかりに役職変更を行おうとしているカルムを制裁。スッと無表情になると、何事も無かった様に三人は動き出し、腑に落ちないが陽も動き出す。


「さて、洞窟探索再開だ」

「腑に落ちねぇ……」

「……私も家を……」

「それはもう終わった」


 締まらない。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 一度探索を始めてしまえば、その後はとんとん拍子に進んだ。戦闘も陽が担当するわけでもないし、そもそも出会う魔物は、三人に敵わない様なものばかりだ。偶に手ごわい魔物もいたのだが、それでも三人のチームプレイの前には無力だ。


 探索が終わればそこからは陽のターンである。無論、食事だ。カルムによればティアが料理を作れるらしいが、陽が来てからは全て陽の仕事である。作る料理は多種多様だ。クッ〇パット様様である。アルマジロの煮つけ、アルマジロの焼肉、アルマジロのシチュー──────


 アルマジロの肉が大分残っていたので、レパートリーを変えて何度も出した。肉だけなので、流石に飽きるだろう、と思って居たが、三人が飽きなかったことが幸いである。ちなみに、数日たって肉がまだ使えるのは、アルマジロの特性ゆえだ。


 というより、魔物自体の特性、と言うべきか。自然で、しかも魔法や剣術といった死が多いこの世界において、魔物は独自の進化を遂げてきた。その影響か、肉自体も菌や毒への体勢を持っているのだ。それにより、数日は普通に保存していても腐らないし、劣化もしない、と言う訳である。


 陽としては、アルマジロの肉が旨かったことに驚きである。いや、正確に言えばアルマジロではないのだが、外見がどう見てもアルマジロなのだ。鱗や体を丸める所とかアルマジロそのものだし、もう本物にしか見えてこない。というよりアルマジロ=食用という認識が出来上がっている。


 食事が終われば、その後は剣術か魔法を教わる時間である。この順番は適当だ。その日、どちらが教える気があるのかで決まってくる。カルムは割と疲労することが多く、三日連続ティア、なんてこともあった。

 しかし、そのせいもあってか、魔法より剣術の方が上達した。


 初日、木刀を振るうだけで疲労していたが、今では少しはマシに成り。木刀をしっかり震えるだけの技はついてきた。数日でそこまで上達したとは思えないが、そこはティアによりスパルタ特訓の成果だ。筋肉づくりなどをすっ飛ばし、比較的負担がかからない動きなどを教えることにより、『それらしい』型になってきた。所謂、剣聖流初級になったらしい。


 一方、魔術は陽自身に才能がないので、成長は遅い。一応『基本四代元素魔法』と呼ばれる魔法は一通り習得した。しかし、才能が無くても魔法は魔法。初めて指から炎を出したときは、思わず興奮してはしゃぎ、危うく荷物を炎上させるところだった。というより少し燃えた。現在陽が使える魔法は、火初級、土初級である。水初級と風初級はまだまだ時間がかかりそう、ということだった。


 ちなみに、初級魔法を完全習得した後は、カルムによる『初級魔法活用術』と『全魔法知識』の学習である。勉強などこりごりな陽だが、魔法となっては真剣に聞き、一度で覚えていた。教え法であるカルムも嬉しいらしく、気が付いたら自分の魔法の知識をほとんど教えていたらしい。


 フィリアにも何かを教わろうとしたことがある。ティアが剣術、カルムが魔法。となれば戦士のフィリアは、戦闘術────


「……ヨウ……魔物を素手で受け止められる様になるのと、突進で魔物を吹き飛ばせるようになるの、どっちがいい……?」

「や、なんか危なそうなんでやめときます」


 諦めた。


 話を聞く限り陽の介入できる次元ではない。明らかに不穏な単語が飛んでいる。恐ろしいのは、それを実際フィリアが再現できる、という点だ。この数日間、戦闘の中でフィリアは何回も魔物を受け止めたり、投げ飛ばしたりしていた。嘘を見抜く力にこの怪力。恐ろしさは留まるところを知らない。


 そして時たま、フィリアに嘘を見抜く力が備わっているのを忘れそうになる時がある。というのも、陽は三人に嘘をついていないのだ。いや、嘘をつく必要がない、という言うべきか。利点が存在しない以上、三人に陽が虚言する事は無いだろう。フィリアの力は、もっと、他人との交流の場で役立つはずだ。


 それらの力を身に付けて以降、多少だが、陽が戦闘に参加する機会もあった。といっても、弱い魔物だけである。例えば最初に相手した魔物は、蝉に近い形状をした体調七十㎝はある化け物。ギジギジと音を鳴らしながら這ってくる姿は恐怖だった。


 しかし、陽はあっさりと殺すことが出来た。やはり狼型の魔物の様に、動物の形をしているから駄目なのだろうか。いや、虫も動物だが、血が赤くないからだろうか。はっきりはしないが、少し慣れてきたことに変わりはない。しかし、この世界に来た以上、殺す事に対してどうこういうつもりはない。ないが、やはり完全にはまだ慣れない。


 そして、魔物を殺し、それを料理し(+アルマジロ)、知識を高め、交友を高め、互いを知り、過ごした日にちが分からなくなるころには、すっかり陽と三人は『仲間』になっていた。最初は蟠りや疑問などがあったが、それも数日接していく中で完全に払拭された。


それと同時に陽も成長していく。二人の教え方もいいのだろう。ティアが剣術を叩き込み、カルムが知恵を仕込み、フィリアは茶を啜り。陽はそれを吸収する。成長速度は平凡だが、鍛えればそれなりにはなるのではないか、という二人の結論であった。


 否、少し違った。剣聖流に適性があった陽だが、それは飽くまで剣聖流は、万人にとって習得しやすい、というだけのこと。今現在は初級だが、どうやら陽の才能は良くて中級どまりらしい。中級と言えば、飛閃をぎりぎり放てるか、と言うレベル。


 不満を言いたところだが、飛閃を扱えるのなら、少しはやりようがあるかもしれない。初級魔法だって全く使えない訳ではなさそうだし、陽の努力と知識と発想次第、と言ったところでだろうか。もっとも、自信は無いが。


 ただ一つ、陽にとって気掛かりな問題と言えば、フィリアとの会話が少ない所だろうか。彼女は無口+無表情なので、どうしても接する機会が訪れない。ティアとカルムとはそれなりに親睦を深められたと言っていいだろうが、それだけは払拭されていない問題だ。


「……」


 仲良く、成るべきなのだろうか。いや、そういう場合は時の流れに任せるべきだろう。仲間である以上、交流の機会が嫌でも訪れる。


「……よし」


 でも、もし。次にそういう機会が訪れたら、うまく会話できるようにしておこう─────そう思い、陽はこの数日間の振り返りを終了し、意識を闇に沈めていった。


今回から八時に投稿します。

少し時間を早めてみようという心見です。

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