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第5話
またもや短くなってしまいました………(^^;;
「ぬあっっっ!!」
ガバッ。
息が荒い。
やはり、あれは夢だった。
にしては、クオリティが高すぎる気もしたがー………。
でも確かに、俺は生きている。大丈夫だ。荒い息を整える。
外は暗い。時計を見ると、時刻はまだ午前3時を差していた。
「嫌な夢だったな……………。」
よし。まあとりあえず、寝るか。もう一回。
そうして俺は、目をつぶった。
その瞬間。
激しい頭痛が俺を襲った。
「ぐっ……ああああああっ!!」
自然と唸り声をあげてしまう。一瞬、頭が割れるかと思ったほどだ。
こんなの、初めてだ。
俺は昔から健康体だった。だから、頭痛なんてあまり起こったことがなかった。
なのに、なんでこんなにも急にー………………?
と、考えていた時だ。
俺のベッドの隣で、ストンという音がした。その音と同時に、俺の頭痛が一気に引いていった。
何事かと思い、隣を見る。そこにいたのは、夢に出てきた少女だった。