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ナイトメア・シェルフ  作者: 茜ひいろ
副業・退治屋
14/22

第2話

えー………夜になりました。


はしょったな作者。まあ昼間に語ることなんて一つもないけどな。


一応言っとくといつも通り。

授業受けて弁当食べて、駄弁ってまた授業受けて、部活には行かないで、家に帰りましたとさ。

な?特に変わんないだろ。まあただ一つ、変わったことがあるとすれば。

「眠れねぇ……………。」

ってことだろうか。

あいつが、アリアが迎えに来ると思うとなんか眠れない。呑気に寝てたら

「何寝てるんだこのポンコツが。仕事はどうしたアァン?やる気ねーのか。」

的なことを英語で言われそうだ。いや、こんなに口調悪くはないと思うけども。

「うう~…………。」

とりあえずベッドの中でごろごろしてみる。

やっぱ気持ちいいな、布団って。なんもしてなくてもごろごろしてればフツーに寝れるもんな。ほら見ろ。俺もそろそろ

「ふぁぁ……」

眠く……なって…………き……………………。

Wake up(起きろ)!!!」

静かな夜

いろいろわけあって精神年齢20歳の少女に

布団を剥がされた高校2年生。


○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

またまたテレポート的なのを使って、ターゲットの部屋にご到着。

今回襲われるらしいのは、とある所に在住の中学生。見た目から判断すると、おそらく中2ぐらいだろう。

ターゲットは宮本さんがナントカっていうマシーンを使って探し出してくれたらしい。


カリカリカリ……


アリアが鉛筆を走らせる。今日は鉛筆とメモ帳持参だ。


『今から人るわよ』


“入”るって言いたかったんだな、きっと。


カリカリカリカリ………


『私の手をつかんでいて。ぜったいにはなしちゃだめ。』


は……はぁ。


カリカリカリカリカリカリ………


『ゆめの中には生きたまま人ることになるわ。そこでころされたら本当にしぬ。』


マジか。


カリカリカリカリ………


『もしあんたがしんだとしても私は助けないから。』


ひでーなオイ。


「………………。」

アリアが俺を見てきた。おそらく「行くよ」の合図だ。

「Open!」

その少年の真上に不思議な模様が浮かぶ。そんなのも知らずに、少年はスヤスヤと寝息をたてて寝ている。

俺の時もこんな感じだったのかー……。

「のぁっ!?」

いきなり腕を引っ張られた。思わず声が出てしまった。でも大丈夫だった。少年は起きていない。

「ふぃー……………。」

キッと睨んできたアリアが、ちょっと怖かった。

かなりの身長差がある中、アリアに腕を掴まれて、俺達は少年の真上に浮かんだ模様へと飛び込んでいった。

次はようやっと戦闘シーンです→

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