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第零章

関東某県私立黒蜜学園。


この学校では完全なる生徒主権が掲げられている。


学校設備の改善、新たな部の創立など、生徒からの要望が多ければ、かならず実現する。


だが、全生徒に大きすぎる権力を与えることは学校の荒廃を招くことになりかねない。


そこで、校内に於ける全決定権を所有し、学校のルールブックとなる存在を選出した。


その人物は、黒蜜学園生徒会会長、法条蒲公英ほうじょうたんぽぽである。


と言っても、この物語の主人公は彼女ではない。


隠密治安維持部、通称“ハウンド”、ここに所属する者たちが主人公である。


彼らは学園を影から支え、決して陽の光を浴びることはない。


法条蒲公英が学園を明るく照らす太陽であるならば、隠密治安維持部は夜空に浮かぶ月。


立場は全く違うが、彼らには決して揺るがない共通点があった。


それは、“愛”と“正義”である。


各々の思う正義に違いはあれど、彼らは自らの信じる道をただ突き進んでいる。


そして、それぞれの思いを胸に秘め、部長の姫咲向日葵きざきひまわりを筆頭に

個性的な部員たちは今日も戦うのであった。


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