表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/88

7日目:Five

 今回は短め


 は。

「どういうことだ?」

 神道が言った。

「お前らがアイツを殺すなんていうから!こんな風に死んでいってしまうんだ!お前らが言わなかったら、先生殺してそれで終わったんだ!」

「で・・・・・・でも」

 木戸がそう言って止めようとする。

「そうだよ!」

 女子の1人が乗じる。

「私達がこれ以上危険になるのは嫌だ!私達は平和がいいんだよ!」

「そうだぜ!俺達は死にたくねーんだよ!」

「そうだそうだ!」

 声が響く。

 流れる。

 消える。

 うせる。

 見えるけど、見えない。

 幻覚。

 そう、幻想。

 見えても意味の無い。

 世界。

 そう、これが。

 これが僕らの立ち位置なんだ。

「やるなら勝手にやれよ!」

「いただき」

 僕は誰かのセリフにそう言った。

「よっしゃ。いいぜ。俺やるよ」

 羽賀がそう言った。

「私もそうします」

 橋田が言った。

「木戸、後は好きにしろ」

 神道が続けて、木戸の肩を叩く。

「私も好きにさせてもらいましょうか」

 無花果はそう言ってから立ち上がった。

 僕も立って、黒板を叩く。

「ってわけだ。いいか?」

【どーぞ、お好きに。先生方への武器の改良をやめればいいんだよね?】

「気が利くねー」

 と、会話を終了させた。


「ま、まさか・・・・・・」

 木戸が言う。

「まさか、待機部隊全員が戦争放棄か!?」

「待機部隊?僕らはもうそれじゃないよ。君らとは違うんだから」

 僕は振り向きながら、教室を出た。



「僕らははぐれ者だ」



 

 

 多分、次回も短め

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ