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文豪たちの功績

俳人 種田山頭火

作者: 太陽
掲載日:2026/06/30

 もう7月を迎える。さて、今年の目標となんだろうと考えてみると今年の目標の一つに「家庭菜園をする」ということを掲げていたらしい。


見様見真似で畑を耕し、ホームセンターで買った防草シートを張ったのは今年の3月のことだった。

しかし、雑草対策に先手を打ったはずの庭は今、ほったらかしになりカナムグラや雑草化したキクイモが伸び放題で、包囲されたシートから埋没していた。



ここまで来るととてもやる気が薄れる。緑いろに染まった雑草達はうじゃうじゃと身をよじらせている。防草シート押し上げたシートには草たちが光を求めてずぶとく頭を突き出している。



「雑草(ざっそう」を辞書で開いてみると自然に生えるさまざまな草や、人間の都合で栽培している植物(農作物や庭木など)以外の草を指す言葉で特定の植物ではないのだと知る。


他の草には名称があるのになんともかわいそうになってきた。


そういえば、明治時代には厄介者とされてきた雑草をこよなく愛した漂泊の俳人がいた。

山口県出身の種田山頭火である。

山頭火はいくつもの句を詠んでいる。〈あるがまま雑草として芽をふく〉〈うれしいこともかなしいことも草しげる〉。雑草風景と題した句集


〈私は雑草をうたふ、雑草のなかにうごく私の生命、私のなかにうごく雑草の生命をうたふのである。雑草を雑草としてうたふ、それでよいのである、それだけで足りてゐるのである〉



雑草は昔から厄介者や農作物を労る植物としてみなから嫌われてきた。


しかし、逆にいえば 抜いても抜いても立ち上がる。豊かな森を追われ、リスクのある不人気な場所を選んで生きるその姿は我々が目指すところではないか。



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