大学最後の日
大学の門を潜って少し行ったところで、友達の蓮を待っていた。
たくさんの振袖、スーツの人たちが通り過ぎていく。
みんな楽しそうだけど、これから社会人、どこか物憂げな感じもするの、中学とか高校の卒業式とは少し違う。
スマホが鳴った。蓮からかな?
『飲み会のアンケート答えてない人いたら答えておいてねー!』
50人くらいが入ってる、学科のライングループの通知だった。
そっか、卒業式終わった後は飲み会とかカラオケ?とかあるじゃん
忘れてた、アンケートまるにしなきゃ。
えーっと、、25人くるのか?結構くるな。あ、蓮も入ってる。あ、後この前告白してフラれた咲菜も、、
まあ、いいや。どうせ合わないし!
まるのとこにチェックして、送信、で、オッケーかな?
「おーい、おまたせ、、え、、!? 和翔!?お前和翔!?」
スマホから顔を上げると、息を切らして膝に手をついた、短髪ツーブロックのスーツ姿蓮がいた。
「おー! お疲れ」
「お疲れじゃねーよ、お前何? イメチェンしたの? スキンケア? あ、わかった! ジムでめちゃくちゃダイエットしたのか!!」
「え、なんのこと......」
あ、そつだった。
俺、いまイケメンだったんだ。




