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お花畑の家出魔王  作者: 果勿充希
進出!人の街!
6/21

1-6 湖の家建築計画、始動!

「ねぇ、ラナベルー」


僕はラナベルと一緒に木の下で寝転びながら横のラナベルに声をかける。


「ルルウ、ラナベルじゃなくてラナって呼んでって言ったでしょ?私はルルウって呼ぶから」


えー、確かにそういわれたけどもう愛称で呼ぶの?まだ、あってすぐなのに……


まあ、それだけもう信用されているということなんだろうけど、流石にラナの器大きすぎないか?それとも常にそうなのかな?そうだとしたら若干心配なんだが……

それは流石にないだろうけど。

とにかく本人はそう呼ばれたがっているからそう呼ぼうか。これからも長い付き合いになりそうだからいいとは思うし。


「わかったよ。ラナ」


「うんうん、で、なにー?」


「そのー、ラナって今どこに住んでるの?ここの近くに家でもあるの?」


一緒に住むとは決めたものの、遠くに僕は家は決めてなかったのでラナが家を持ってるならそこに住もうと思ったから聞いてみたんだけど、どうだろう。


「人族や魔族の住むような家は私持ってないよ?もともと製レはそういう家を持った生活をしないから。寝るのはここの木の枝の上で十分だったしね」


家、持ってないかぁ……

というか、言えないのに一緒に住むつもりだったのか。


確かに精霊って僕たちの住む家のようなところで暮らすイメージないな。というか、あったとしてもサイズ感的に小さすぎて入れないや。


「そっか、魔族のルルウには家必要だもんね。じゃあ、新しく作る?」


「そうだね、作ろう。ってここの近くに作っていいの?」


ラナはここの景色がすごい好きだと言ってたからこの近くに作るのはあまり好ましくないと思っているのかと思っていたけど、違うのか。


「ん?別に構わないよ」


「そうなんだ。じゃあぜひ作らせてもらうね」


僕的には予想がいなことだが、かなりすぐに了承を得られたので早速作る準備を始めよう。


僕は立ち上がってこの丘からここら周り一帯を見渡してみる、

うー、何処がいいかな。あ、あそこの湖の近くとかいい感じだなぁ。

あそこならこの丘の周りみたいに花もあまり生えていないから、工事のために花畑を切り開かないで済む。

それにかなり水辺も近い。

洗濯とかお風呂とかに使うので水は生活には欠かせない。なので、水辺が家の近くにあるとかなり暮らしが楽になる。毎回毎回、水をもって長距離を歩かなくて済むからね。

あそこに決めようか。


「どう、よさそうな場所あった?」


ラナが僕が決まったのを見透かしたかのようにちょうどよく声をかけてきた。


「うーん、そうだね。あそこの湖畔がいいと思うんだけど、ラナはどう思う?」


「んー、いいと思う!」


「じゃあ、あそこにしようか」


これで家の建設する場所は決まった。

次はその家の素材集めだ。

僕は木造の家にする予定なので、主な材料の木と屋根に使うための煉瓦を集めようと思う。

じゃあ、まずは一番重要な気を取りに行こう。





僕はラナを連れて近くの森に来ていた。


「で、どんな木がいいのー?」


「えーっと、できればしっかりしていてある程度幹が太いものがいいな。


「おっけー、わかった!」


今回建材にする気を選定する役割をラナに頼んだ。

なんでも、木の状態が見るだけで手の取るようにわかる特殊能力が精霊であるラナにはあるらしい。精霊ってすごいね。


ということなので、できるだけいい建材を得るためにラナに選んでもらうことにした。

これから長く住むことになる家だろうから、あまりよくない素材で作ってしまったら、途中で状態が悪くなってしまうかもしれない。

ただでさえ素人の僕とラナが作るのだ。できるだけよく作るつもりだけど、普通ならあまり問題にならないことでも大きな問題になるかもしれない。

なので、素材の状態だけは一番いいものがいい。

でも、ここだとあまり人の手が入ってないせいかかなり大きな木が多い。なので、かなりいい木材が手に入りそうなので建築にふさわしいものがあまりないという問題はなさそうだ。

なんて考えていると……


「あっ、これとかどう?」


と、早速ラナから声がかかった。


「うーん、いいじゃないかな?かなり大きさあるし……」


ラナが指していた木はかなり幹が太く、素人目から見たらかなり良さそうだったのでそれにする

ことにした。


「じゃあ、早速切るか……」


僕はその木向かってエアカッターを放って切る。

うーん、切り口もかなり綺麗に切れた。正確さが重要な建材としては言い切り方なんじゃないかな?

僕はその木を持ち上げて森からでて森の入り口に置く。

森の一か所をまとめてバッサリ切るわけにもいかないし、そんなに森の中じゃ家一個分の丸太を置く場所がないから外に一か所にまとめておこう。


ラナが森の中で良さげな木を選び、僕が切って外に運び出す。

その繰り返しを数十回かした。


「たぶんこのくらいあれば足りるかな?二人で住む予定だし、そこまで大きい家にするつもりもないからたぶん大丈夫。じゃあ、この丸太持って建築予定地に向かおう」


僕は目の前の丸太の山を見てそういう。

僕はもう一度森に入ってまだ気を選んでいたラナにもう大丈夫だと伝え、再び丸太の山の前に帰ってくる。


「わぁー、すごいね!」


「だよね」


目の前に山のように積んである丸太を見てラナが驚いた。まぁ、かなりあるからね。

それはともかく早く運び出さないと。かなりの量あるし何回か往復することになりそうだし。

僕は両脇に一本ずつ丸太を抱え、さらに数本の丸太を魔法で自分の周りに浮かべる。


「じゃあ、行こうか」


「うん、おっけー」


後ろでかなりの数の丸太を宙に浮かせたラナが返事をした。


「……………」


一応振り向いて確認したら、かなりの量浮かべていたので若干面食らった。

体の大きさに比べてかなりの量浮かべられるんだ。

やっぱり精霊だから僕たち魔族や人間よりも魔法が得意なんだな……


まぁ、改めて出発するか……

僕たちは建築予定地に向かっていった。



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