世界を繋ぐ剣とある勇者の軌跡
西暦2000年頃地球に現れた偽生命体は瞬く間に地上を覆い尽くしそして人類との間に軋轢が生じるとその摩擦は過熱され大きな戦火として世界に降りかかった。大地を砕き天空を汚し大海を毒で染め剰え地球に穴を開けるほどの大戦争の果てに偽生命体は滅び人類は勝利した。しかし地球は死の星と化しておりクマムシ一匹も住めなくなってしまった。人類は地上に残る技術を使い太陽と月に引っ越し其々の生活を始めた。
するとその人間たちの体に異変が生じ始めた。ある者は火を吹けるようになったりある者は凄い速さで移動できるようになったりある者は空を飛べるようになったりと調査の末に「火」「土」「雷」「木」「水」「風」「幻」の7系統の能力に分かれた。地球に深い愛と深い後悔を抱いていた人類はこの能力を使って地球を治せないかと画策しそしてある天才錬金術師の手によって地球再建用古代型力増幅魂干渉マシン通称「リンクビースト」を作りその乗り手を賢者と呼び地球再建に向かわせた。すると魔界から魔王が現れたが不完全な姿での出現ということもあり圧倒的な力を持つ賢者たちに封印された。こうして地球の再建はなされ世界は平穏を取り戻した。
この物語はその時から約100年後の世界のある少年少女たちとある剣が起こす災厄と祝福の物語である。
小説の投稿は初となりますが何卒よろしくお願いします。