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隣の席の宿敵  作者: HotCoffee
0学期 プロローグ
7/18

7時間目 体育祭当日。

今回は体育祭当日です。

楽しみな人とそうでない人がいるでしょう。

では。

体育祭当日。

俺の保護者役は皆さんご存知ベルフェゴールである。

「三代目―!頑張ってくださーい!」

おい、呼び名をどうにかしろ。

そして、ガブリエル(以後ガブ)の保護者役は…

お父さん役。ミカエル。

お母さん役。ラファエル。

大3天使ファミリーである。

天野家は天使一家だったらしい。

ま、だいたい予想はついてたが。

「香ー。がんばれー。」

はたから見れば普通の家族にしか見えないが…

そんなことよりもうすぐ開会式恒例の校長のお話である。

全く、なんで俺たち生徒は毎回行事の度にあのなっがい話を聞かなくてはならんのか。

とは言うものの俺は転校生、しかも4月下旬とかいう中途半端~な時期に来たのだ。

校長の顔を見たことない。

どんな顔なんだろうな。テンプレのバーコード頭のハゲジジイではなかろうか。

お。でてきた…あれぇ?

あいつ…アザゼルじゃない?

説明しよう!!

アザゼルとは!

かつての暗黒派の堕天使筆頭である!

聖騎士側にいた天使を2387人堕落させ、敵の戦力を削いだ張本人である!

しかし、堕落させるのがメンドくなり、異世界に飛んだのである!

なんで暗黒派の強いヤツラはこぞって異世界に行きたがるのだろうか。

ちなみにアザゼルはルシファ―に娯楽のなんたるかを教えた堕天使である!

さて話をもどそう。

開会式が終わり、最初の俺たち1年生の競技である。

その際懸念されていたベルの手加減もなんとかなった。

がんばって2位との差を20mにまで絞っていた。

俺、ベル、ガブの3人がいるこの団はもう優勝決定だろう。

この後は綱引き、騎馬戦と続きついに最後のリレーが始まった。

さて、リレー選手なのだが、俺は目立たんために体力測定で適当に走ったのだが、

毎度のごとくアホのベルは手加減というものしらないようでぶっちぎりで学年1位だった。

やれやれ。

おかげで俺はリレーに出なくてよかったがベルは出る羽目になった。

「よーーいドン!」

俺たち赤団は快調に走りだし、このままだと勝てるだろうな。

--------------------

5人目がバトンをもらい次でアンカーだ。

とその時。

今まで曇りだった空が晴れた!

闇の中で過ごす悪魔にとって日光は命取り…

つまり!

今のベルは瀕死!

このままでは命に関わる!

何とかしなくては…

と思ったら、雲が陰になってきた。

どうやら、大天使のうちの一人天候を司るラファエルがしてくれたそうだ。

ここは癪だが礼を言わざるを得ない。

後で家にもやしでも送るか。

その結果、見事我がクラスは優勝。ベルはクラスメイトに称えられていた。

優勝した特典として我々赤団、別名Aクラスは1年間の食堂での食券半額カードが与えられた。

全員に。

「やりましたよ3代目!半額ですよ半額!ジュースにアイスにラーメン半額…へへへ…」

こいつには褒美としてたわし1年分でもやるか。

「3代目、スズ。今夜は私が焼肉に連れて行ってあげましょう。

 頑張ったご褒美です。」

「「やったあああああああああああ!!」」

焼肉だああああああああああ。

「肉なんかこの世界に来る前に食った人間のが最期だぞ!?

 ねぇ早く行きましょうよ2人とも♪」

まあ今回はコイツの頑張りに免じて許そう。

そんなことより焼肉だ!!

どうでした?

焼肉行きたいですね~。

ではまた次回~

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