1時間目 異世界への門
新シリーズです!
ただこれがやりたかった。
楽しんでくださいね!
時は帝国歴352年。
世界は、秩序を重んじる「聖騎士派」と、
破壊と混沌を世界にもたらさんとする「暗黒派」に分かれていた。
100年以上も続く戦乱の世。
暗黒派の世代が交代し、3代目暗黒王の時代。
その者らは現れた。
大天使ラファエル、ミカエル、ガブリエルの3人。
この3人の登場により、戦況は逆転。
暗黒派は衰退していった。
しかし、2代目暗黒王はそれに対抗するため、
地獄より大悪魔サタンを召喚。
戦いはますます勢いを増していく。
そこから、さまざまな思想や兵器などが生まれ、皮肉なことに、
文明の発達はすさまじかった。
人々は戦いの終結を願い、魔の者達は人間の降伏を望んだ…
そんな世界があった。
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「3代目!早くお逃げください!」
「何を言うベルゼブブ!民を見捨てて逃げられるか!」
「もうすぐそこまでガブリエルが…」
ガシャ――――――――ン!!
「見つけたぞ…愚か者ども…暗黒派に生まれたことを悔やむがいい!
アルマゲドン!!」
壁は吹き飛び、地は割け、周囲の魔力は使い果たされた。
「これで貴様らは魔法を使えまい…。
さあ…食らうがいい!
天の裁きを!
ディストラクション!」
瞬間、ベルゼブブは体内に残されたわずかな魔力で異世界転移の門を開いた。
そこに暗黒王を連れ入り、すぐさま閉じた。
「おのれ…小賢しい真似を…」
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「どこだ?ここは?」
「気がつきましたか3代目。ここは先ほどガブリエルに襲われる直前に私が展開した門の先でございます。」
「そうか…」
周りは夜なのにとても明るい。
大きな箱のような建物。
騒がしい音。
本当に別世界らしい。
「まずはこの世界で奴らを葬るために力を…
ベルゼブブ。どうしたその容姿は。モドリキノコでも食ったか?」
「3代目こそ。どうなさいましたか?まるで童のようでは…」
「もしかして…」
「私達…」
「「小さくなってる―――――――――――!?」」
どうでした?
パクリとか言わないで!
傷ついちゃうから!
ではまた次回~