異世界に未知なるものでいっぱい
第14話
なぜこうなったの?僕の頭にはその言葉しか思いつかなかった。だって目の前には軽く8メートルは軽く越える大きさの大人コハクがいるんだもん。
「おい、そろそろ現実に戻ってこい」
ずっと頭の中で考えているとアルに意識を戻された
「アルー何でこうなっちゃったの?」
竜族ってみんなこうなるの?ヤバくない?
このままだったら野宿だよね?だって町にこのまま
コハク連れていったら完璧に兵隊さん出動だよ?
「とりあえず、さっき食べさせたフルーツの性じゃないか?後これは竜族でも普通じゃない」
やっぱり普通じゃないんだなぁ。
どうしようか、まずこれ元に戻るのかなぁ?
「アルはなにか知らないの?」
アルも一様竜の血を引いてるから元に戻す方法
知ってそうだけど。
「確かに俺は竜の血を引いてるが元に戻す方法は
知らないぞ。もしかしたら故郷の竜の里にいる長老ならなにかしら知っているかもしれないが」
遠いしなぁ~って小さな声で呟いているアルさん。
やっぱりさ、このフルーツの依頼をした人に聞くの
が早いんじゃない?
「キップゥ」
ボン
「キュー」
「「え?」」
ポス
「キューゥ」
僕達が真剣に考えてたら急にゲップみたいな声を出して小さな爆発が起きて、ミディアムコハクが僕の
腕にインしてきた。
「え?戻った?」
「戻ったな」
「キューウ」
上から僕、アル、コハク。
え?まさかの戻ったよ!ミニチュアサイズのコハクさんが戻ってきたよ!
「もしかしたら制限時間があるんじゃないか?」
アルはそう呟いた。
確かにファンジー小説では覚醒とか~モードとかは
制限時間があった気がする。え?そうゆうこと?
「まぁよかったじゃないか。元に戻って」
「確かにそうだけど」
でもあのフルーツどういった物何だろう?
「それに新しい魔法も覚えたみたいだしな」
「え?」
「キューウ!」
ニョキニョキ
え?コハクが木が生えさせた?
「キューイ!」
ポトポト
しかも木に林檎みたいな物までつけ始めたんだけど
え?何これ?
「キューィイ!!」
シャクシャク
え?コハクさん?何でそんなこと出来んの?
しかもコハク林檎とるときに地味にドヤ顔だったんだけど。気のせい?ねぇ気のせい?
「おぉリンゴの他にナシールやブッシュ、ピチル
の木が生えて実ができはじめているぞ」
アルはそう言いながらフルーツ達を食している。
アルさん?あなたいつの間にそんな爛々とした目で
フルーツ達を食してるんだい?何故コハクと一緒に
食べ出しているんだい?
「お前も食べてみろ。旨いぞ」
アルはそういい僕にピチルと呼ばれていたフルーツを渡してきた。僕は一応渡されたピチルの実を食べてみた。
シャクシャク
ゴクン
ムシャムシャムシャ
「何これ!?凄く美味しい!」
ムシャムシャ
「だろう?」
バクバクバク
「キューウ」
パクパクパクパク
こうしてセイル達はフルーツに囲まれ幸せな一日を過ごすのでした。そして次の日にアルがコハクに、
もう一度フルーツの木を生えさせてくれと頼みこんでいたのをギルドの何人かが目撃した。
そしてセイル達がフルーツを満喫している時のギルドでは森の一角に一日だけ沢山のフルーツの木がはえそれにともない興奮した魔物たちが町に騒ぎを起こしているとギルドに要請が入りギルドや騎士団が出動する騒ぎになって帰ってきたセイル達が冷や汗をかくのはまた別の話
ナシール=梨
ブッシュ=ブドウ
ピチル=桃
アルが実は大のフルーツ好きということが
発覚しました(笑)




