何だかんだで家の子は最強
第11話
あ~どうしようかなぁ?どうやって出ようかな?
今、僕が悩んでいるのはどうやって地上に戻るか。
もういっそこのまま暮らしてみる?いや無理だな
「キュー??」
まるでどうしたの?と言う風に可愛いく首を傾げてきたのは氷竜のコハク。この子が成体だったら背中に乗せて貰えるのになぁ
「はぁー」
「キュゥゥ」
なぜかコハクが落ち込んだ。え、もしかして考えてること分かった?分かっちゃった?
「キュゥウ」
首を上下にふった。どんだけ賢いんだこの子
何かコハクが背を向けてきた。まるで僕に乗れて言っているみたいに。イヤイヤ無理でしょ。
「ゴメンねコハク、今は無理みたい。だけど大きくなったら背中に乗せてね?」
「キュゥウ!!キュゥ!!」
そう言ったら凄いコハクがやる気を出した
「ふふ楽しみにしてるね?」
僕はコハクを撫でながら和んでいると急にコハクが唸り始めた。
「キュゥウゥゥ」
「どうしたの?コハク?」
そう僕がコハクにビックリしていると
ドスーン!!!
「え、何?!」
凄い地響きがあり地面が揺れた。
「何だろう今の?」
「キュゥゥ」
コハクは音がする方を警戒している。
これは怖いけど行くしかないかな?僕はコハクを胸に抱いて音のする方に向かった。どうやら音の原因は洞窟の入り口付近みたいだ
グオォオォォォ!!!
「え!?何?」
入り口の前の近くに付き音の正体を見るとそこには
濃い赤色の竜がいた。
「え?竜!?」
もしかしてコハクのご両親ですか??
でも、色ぜんぜん違うよねぇ??そう思っていると
ギロ
急に僕の方を見てきた!?僕喰われる?
コハクは何とか胸元から出て相手に立ち向かおうとしているが流石に僕はコハクをアイツと戦おうとしているコハクを止めた。さすがにコイツはヤバイ!
ドスドスドス!!
コハクを何とか押さえているといつの間にか竜は僕の目の前に来ていた。
グルゥウゥ
ああ僕はコイツに喰われるんだ。コハク育て上げられなくてゴメンね。僕は責めてコハクを食べられないように逃がすスキを伺っていると
セイル
ヤバイ、アルの幻聴まで聞こえだした
おいセイル
はぁ最後にセイルに会いたかったな
おい!!セイル!!
あれ?何かハッキリアルの声が聞こえる。
「いい加減にしろセイル。」
「え?」
気が付くとアルが目の前にいた
「何でぇぇぇぇぇ!?」
「何でじゃない!人に心配かけて!!探しにきたのに」
「え?探しに来てくれたの?あ、でもさっきの竜は何処に行ったの?アルは大丈夫怪我してない?」
「はぁ探しにくるのは当たり前だろ。後さっきの竜は俺だ」
「えぇ!?でもアルは人の姿だし!それにどうやってここに降りてきたの!?」
僕と同じ風に降りてきた!?
「俺は竜人だ竜の姿になることができる。」
あぁそういえばアルは竜人だった。って言うことは
竜化して降りてきたということだ
「その通りだ。ところでセイル?その胸に抱いているのは何だ?」
そう言って指さしてきたのはコハク。
「この子はコハク!何か奥に卵があってそれが孵ったんだ!!僕が孵らせたんだよ!」
そう言ってコハクをアルに見せた。
だがアルは顔をしかめてコハクを見つめた
「どうしたのアル??」
アルは凄いしかめっ面をしている。
「セイル、コイツがどんなにヤバイやつか分かっているのか?」
え?何?そんなにコハクヤバイの?まぁスターテスが尋常じゃなかったけど。
「分かっていなさそうだから言うが、コイツは氷竜。モンスターランク測定不能の超ド級の化け物だ
竜族の中では最上位であり、七皇竜の一角に君臨しているほどだぞ?ある書物によれば氷竜のブレスをひと吹きするとその大陸ごと凍ると云われている」
え?何かヤバイくない?ひと吹きで大陸が凍るの?
「キュー??」
こんな可愛いのに!?
「どうする?ここに捨てていくか?または封印しておくか?」
捨てていくとか可哀想だし、封印なら尚更だ。
確かに危険かもしれないが
「んーでも飼いたい!だってせっかく孵ったのに
捨てるなんて可哀想だし拾ったなら最後まで飼わないと。封印なんてダメ!!」
「キュゥ!!」
そう言うとコハクが嬉しそうに僕に抱きついてきた
「だが国に、いや世界に氷竜が生きていると分かったら大変なことになるぞ?」
確かにアルの言う通りだ。だか、
「氷竜は大分昔に滅んだんでしょ?他の人達はまさか大昔に滅んだ氷竜が生きているなんて思わないんじゃないかなぁ?それに存在自体知らない人の方が多いんじゃない?」
僕がそうアルに伝えるとアルは考えて
「まぁそれはそうか。知っているのはよっぽどの生物学者かまたは歴史学者だか大抵優秀な学者たちは王宮に使えているからな」
「じゃあ!」
「あぁ飼っていいぞ。それに戦闘力になりそうだしな。だが内のギルドマスターには一応言っとけよ
アイツ後で愚痴ぐちいってくるからな」
「うん!じゃあコハク!アルに挨拶して!」
そう言うとコハクは素直に頭を下げた
「キュゥ」
「あぁ宜しくな」
「アル、コハクの言っていること分かるの?」
「あぁ竜人は竜の血が入っているから分かる。後俺は純血だからな」
へぇそうなんだ
「じゃあそろそろ此処から出るか」
そう言うとアルは竜体になった
やっぱ迫力あるな
『早く乗れ』
そう言われ僕はアルの背に乗った
持ちろん可愛いコハクを抱きしめて
『じゃあ行くか』
「うん!!」
「キュー!」
アルは僕達?を乗せ氷の洞窟を抜け出した。
「キュゥ?キュゥキュゥ!!」
コハク始めての外に興奮している
「そういえば依頼はどうしたの?」
確か僕が居なくなって半日たったはずだ
『あぁ依頼は大丈夫だ。もともとあの依頼は期限が後4日あったからな』
「へぇそうなんだ。よかった」
『早く帰って飯をくおう』
「うん!」
こうして僕達は町を目指しアルは翼をはためかせた
この後宿屋に帰り女将さんがコハクの可愛いさの虜になるのはまた別の話
モンスターランクはF・E・D ・C・B ・A・AA・AA A・S・SS・SSS・測定不能
竜ランクは下位竜・中位竜・上位竜・最上位竜・
七皇王竜・神竜
ドラゴンは一応入るが下位竜より格下




