第七章 血の石と問題
ドアから出ると入ってきた時とは違う場所に来ていた
奥には怠惰のスケルトンさんのお店があった。
私はそれに近づいていった
「よう、また会ったな。店の場所を変えてみたよ。売るもの変えてみた。
色とりどりの石だ」
私は、怠惰のスケルトンさんが置いていった石達を眺め1つだけ目を惹くものがあった。
『3番目に置かれた赤い石』それはどことなく懐かしさを感じる石だった
まるで『過去にその石に助けられたような感覚だった』
「この赤い石っていくら?」
私は怠惰のスケルトンさんに聞いた
「ん?珍しいな『お前がそれを自分から選ぶなんて』
それは『ブラッドストーン』。三月の誕生石さ
これは、お前さんの持ってるその金の石と交換でいいぜ。」
私は、金の石とブラッドストーンを交換した
「毎度あり。
それじゃあ、行くのか?」
「はい、また」
私は怠惰のスケルトンさんと別れ、奥の部屋に移動した。
部屋には看板があった
私は、看板に『話しかけようとした』
その時、看板が喋った
「ようこそ、楽しいクイズ会場へ
回答者はキミだ」
「クイズ?」
「簡単なクイズです。
ただし、間違えたら死んじゃうからね。気をつけて
では問題
『トルコ石からアイオライトを引くと何になる?』」
トルコ石からアイオライトを引く?
石から石を引く
「んー、
あ!
もしかして、『ブラッドストーン』?」
「せいかーい。」
「誕生石の誕生月を計算する訳ね。」
「ではでは、次の部屋へご案内」