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05,死にそうでも元気な灰騎士


「本気でついて来るのか?」

「は、はぃッ! ぼ、僕は、その、シェルバン卿の護衛、で、しゅので!」


 そう言って、シオは寒さにガチガチと震えながら敬礼。


 確かに、シオの役目は「ミッソ・シェルバンが北方駐屯基地に着くまでの護衛」。

 筋としては、この登山にも付き合うべきなんだろうが……。


「……耐えられるのか?」


 下身分相手とは言え、「やる」と言っている男に対していささか失礼な物言いかも知れないが……重要な質問だ。


「く、訓練課程は、ひ、一通り、こなしておりましので!」

「ふむ……」


 兵士の養成科目には実践的野外行動レンジャースカウトの類もふんだんに盛り込まれていると聞く。

 見習いでもなくきちんとした兵士として貴族の護衛に駆り出されている以上、本人も言っているように、シオは兵士としての訓練を問題なく修めてきたのだろう。

 ならば、頼りない見た目や口調に反し、身体能力バイタリティ生存能力サバイバビリティはそれなりのはず。


 ……それに、だ。

 あのクーミンと言う無礼者だって、人殺しがしたい訳ではないだろう。

 証拠に、先ほど「棄権はいつでも(・・・・)受け付ける」と言っていた。

 あのレベルの霊術師なら、この広い山の中でも俺たちの動向を逐一把握できるはず。

 俺が棄権する事は不可能、有り得ないが……いざとなれば、シオだけ回収してもらえばいい。


「わかった。無理はするなよ」

「は、はひッ!」


 では、行こう。


「ディズ。貴様は風除けだ。風上を歩いてもらうぞ」

「ヴォフ?」

「……俺たちのこちら側に来い、こっちだ。ほら」

「ヴォオ」


 ……やれやれ。

 霊獣と言うのは非常に賢く、中には人語を理解するに留まらず人語を発する者までいると聞くのに……。

 やはり闇の精霊由来では、性能も下の下……、


「ガヴォオ」

「ぬおぅ!?」

「シェルバン卿ォーーーッ!? ちょ、ォオカミさん!? シェルバン卿の首から上を丸齧りは愛情表現にしても少し過激……って、ほあああああ!? シェルバン卿すごい痙攣してますけどこれ大丈夫なんでしか!? オオカミさん? オオカミさん!?」



   ◆



 心の中だろうと霊獣を貶してはいけない。

 もし貶せば、それを敏感に察知しぷんすかした霊獣によって「胃が腐ってんのか」と叫びたくなるような臭いの口内に頭を丸ごと放り込まれる事になる。


 ……臭過ぎて意識が飛びそうになるとか初めてだ。

 流石は闇の精霊由来の霊獣。精霊の世界でどんな食生活してやがったんだこのオオカミ。


「ヴペッ」


 挙句の果てに唾を吐いたぞこのオオカミ。態度悪ッ。


 ……おそらく、俺の感情はディズに伝わるのだろう。

 霊獣は俺が受けた精霊の祝福を介して召喚されるものだからな。何がどう俺と繋がっていてもおかしくはない。

 こちらが悪感情を抱けばそれに反応し、攻撃的になる、と。

 なんと厄介なク……いや、やめておこう。これ以上ディズの機嫌を損ねて風除け役を拒否されでもしたら厳しい。


 気を取り直して、ディズを風上に誘導。雪山登頂を開始する。


「……霊獣を従えるのって、た、大変なんですね……」

「いや、…………ああ、そうだな。そう言う事にしておこう」


 ディズがハズレ霊獣なだけだ――と言おうとしたが……ディズが「お? お? 旦那、言いますやん? 言う気ですやん?」と言わんばかりにこちらの様子を伺いながら舌なめずりを始めたのでやめた。

 頭ぱくりんちょはもう御免こうむる。

 これから、補助具もなしに雪を踏みしだいて山を登ると言う死の行軍(デスマーチ)に臨むのだ。

 これ以上、くだらない事で体力を消費できない。


「シオ。とにかく、焦らず、騒がず、ペースを一定に進むぞ」


 焦りなどの精神的ストレスは肉体的疲労を加速させる。

 じわじわと寒さが身を蝕むこの環境、じっくりこっくり悠長に登る事はまず不可能だが、焦りは禁物だ。


 ――俺たちは着実に、確実に、過不足ないペースで前進している。

 事実がそうであるかどうかを精査する必要はない。そう、自分を信じ、ストレスを極力感じないように進めるペースを維持する。


 精神論・根性論はバカにできない。

 なにせ、人間は思い込みひとつで外傷なく死ぬ事すらできるバカな生き物だからな。


 上手く自分を騙し、上手く自分に騙される。自己制御セルフコントロールの基礎だ。


 故に、進むペースは当然、心を乱す事もあってはならな――


「……! ヴォッフファオオオオーン!」

「あぁあ!? し、シェルバン卿の霊獣が何か鼻をスンスンさせながら猛烈な勢いで走り去っていく!?」

「こんのバカオオカミがァァァーーーーーーー!!」



   ◆



 ――……ああ、つい、怒りの余り、全力でディズを追いかけてしまった。

 貴族とは言え、俺もまだ若いな。感情の制御が甘い。反省せねば。


 ……だが、それはひとまずさておき、


「……一体、これはどう言う事だ?」


 ようやく追いついた黒い巨体には……。


「ぅううう……あったかいッス、あったかいッスよぅ……!」


 なんか、変なのが引っ付いていた。


 ……うん、まぁ、人、だな。

 人が、ディズの腹にしがみついている。

 若い女性……いや、少女。上に見積もってもせいぜい俺と同年代、一八歳かそれくらいだろう。

 赤みがかった髪を後方で二房に束ねているのが特徴的。俗に言うツインテールだな。

 妙に庶民くさい防寒具に身を包んでいるが、その腕には――騎士の腕章。

 色は……灰色? ああ、下級の炎の精霊の祝福を受けた灰騎士か。黒騎士とは別のベクトルで落ちこぼれと言われる騎士だ。


 ……で、何やら「九死に一生を得ましたやったァァァ」と叫ばんばかりの勢いで号泣しながらディズの腹に抱きついて黒毛皮をモフっているが……まさか、


「し、シェルバン卿、もしかして、この女性は……」

「おそらく、俺たちと同じ境遇だろうな」


 こんな雪山のど真ん中、騎士の腕章をつけて、ディズと言う生きた暖の存在を歓待する者――俺たちと同じく、無礼女クーミンから理不尽な試験を叩き付けられた御同類以外に想像できない。


「ぁぶぅぅうう……死ぬかと、死ぬかと思ってたッスゥゥゥ……救いの神ぃ……大いなる救いの神と書いてオオカミ! ほんとありがとうッスゥゥゥ……って、おりょ? 何やらすごく冷ややかな視線を感じるッス……」


 ディズである程度の暖が取れて、周囲の気配に気を回す余裕がでたのだろう。

 灰騎士の赤毛少女はディズの腹にしがみついたまま、くるりとこちらの方を見た。


「……どちらサマ?」

「その霊獣の騎士と、その護衛だが」

「騎士! まさか自分と同じく……って、みゃあ!? わ、腕章が黒い!? ま、まさか黒騎士ッスか!?」


 ……死ぬかと思っただのとのたまっていた割には、元気なものだな。

 灰騎士は俺の腕章を指さして青ざめたかと思ったら、弾かれるようにディズから離れて後退した。


 多少は過剰反応かも知れないが、まぁ、黒騎士を見た庶民の反応として、理解の範囲内――、


「うわぁぁぁあ! もうダメッス! 黒騎士と目が合っちまったッス! 魔物の子を懐妊オメデタさせられるゥ!?」

「…………はぁぁぁ!? 貴様、どんな愉快なホラ話を聞いたんだ!?」


 黒騎士は縁起が悪いと忌み嫌われる……それは予想通りだが、嫌われ方が予想外過ぎる。

 一体なんなんだ、その妄言は……俺が魔物の種をばらまくとでも……?

 ふざけるな! 落ちぶれても俺の種は貴族のそれだ!


 おのれ……この灰騎士の小娘、さてはどこぞの田舎者だな……?


 黒騎士はその特性上、表だって物を主張する機会が与えられず、言われたい放題で噂話には尾ひれ羽ひれを付けられ放題だ。

 実際に黒騎士を目の当たりにする機会も少ない田舎では、噂の独り歩きが深刻だろうと不思議ではない。

 黒騎士について何も知らない風だったベリコの町が特殊なだけだ。


「ひぃッ、いきなり怒鳴ったァァァ!? 黒騎士こわいッスよぉぉぉぉぉぉ! オーメーデーターすーるー!?」

「まったく、不名誉な……! …………いや、仕方ない、か」


 これも黒騎士の宿命だな……はぁぁ……。


 ……しかし、あの灰騎士の騒ぎ方は放置もできない、か。

 号泣しながらディズにしがみつく程度には寒さで弱っているようだしな。

 それだのにギャーギャーと品もなく……この調子で放っていたら、すぐに力尽きて凍死しかねない。


「おい貴様、無知故の無礼は大目に見てやる。だから少し落ちつ……」

「あぁぁぁあああ!? 鼓膜からオメデタさせられるゥ!?」


 ……俗な噂を信じ、その思い込みに没頭して無様を晒してくれる……これだからほんともう庶民はもう。


 この様子では、俺がどれだけあれこれと言っても永遠に聞く耳を持つまい。

 ここは貴族らしく、衛兵シオを使わせてもらおう。


「シオ。君の口から酷い誤解だと説いてくれないか?」

「は、はひ! と、当然、承知しました!」


 本当、君がいてくれて良かった。



   ◆



「いやぁー……すみませんッス!!」


 シオがせっせこせっせこと身振り手振り必死に、本人にそのつもりはないだろうが愛嬌を振りまきながら真摯に説明する様を少し離れて見守る事、数分。

 あっけらかんとした調子で笑いながら、灰騎士は頭を下げにきた。


「冷静に考えて、視線だけでオメデタさせられるとか物理的に有り得ないッスもんねー! それによくよく見れば、角も羽も尻尾も生えていないッスし、頭もひとつ。噂なんてまったくアテにならないッスね!!」


 ……本当に、一体どんな噂を聞いていたんだ、この灰騎士は……。

 まぁ、妙に誇張され現実から乖離した噂のおかげで「そりゃあデマッスよね~!」とすんなり納得してくれたようだが。


「……とりあえず、だ。落ち着いてくれたのなら、建設的な話に移りたい。まず……俺たちがどう言った状況かは、言葉で確認するまでもないな?」


 この雪山に放り込まれた騎士同士。

 北方連中の理不尽な入隊試験を受けさせられているのは明らかだろう。


 今は各地で軍部や騎士団の人事編成が盛んな時期。春の始まり、新入シーズンだ。

 ……絶賛降雪中の雪山で春がどうだ言うのも混乱ものだが。


 とにかく、俺以外にも北方に配置される新人がいるのは、おかしいどころかむしろ自然な話。


 この灰騎士――……待て、流石に話を急ぎ過ぎたな。重要なステップをすっ飛ばしていた。


「すまない。本題に入る前に、君の名を聞いておきたい」

「あ、うッス! シェルバン卿、それとシオさん、でしたか!? 申し遅れましたッス、自分はシュガーミリー・アリスターン! 腕章通り、灰騎士ッス!」

「……アリスターン?」


 ……確か、英雄ソイソウスの伝承に登場する「魔神の寵愛を受けた退廃的悪女」の名が【魔女王アリスターン】だった気がするのだが……。

 一応、彼女アリスターンについては「魔神に利用された純粋無垢の悲劇的ヒロイン」とする異説もあると聞くが……どちらにせよ、基本的にあまり良いニュアンスを持たない名詞である。


 普通、家名と言うのは縁起が良い存在か家業に関係するものなどに由来するものだろうに。

 この灰騎士、シュガーミリーの先祖は何を思ってそんな……まぁ、俺に庶民の考えはわからんか。


 庶民が貴族の常識から外れるのは仕方のない事だ。同じ人間だとしても、そもそもの暮らしがまるで違うのだからな。

 いちいち掘り下げるのは時間的にも精神的にもゆとりがある時にしよう。

 つまり今はその時ではない。


「早速だが、アリスターン卿」

「やぁー! 王都出身の貴族様にそんな呼ばれ方! 小っ恥ずかしいッスよう! もー!」

「………………」


 ……我慢だ。状況を弁えろ俺。

 今は「身のほどを弁えろ庶民がッ! 貴様程度がこの俺の話を遮るならば、もっと緊急性と必要性のある話にしろ! 次はないぞ!? そのよく働く無能な口に雪玉を突っ込まれたくなければ、注意しろ! いいな!?」などと怒鳴り散らす時間も惜しい。


 貴族として、庶民に礼儀を叩き込む手間は惜しむべきでない……と言う非難はごもっともかも知れないが、状況を弁えろと言った。

 ……極力、マイナス思考で精神的負荷を感じたくはないが……一秒の浪費ロスでデッドエンドが有り得る状況なんだ、今は。


「……シュガーミリー。俺たちの目的はひとつ。このふざけた試験をさっさとクリアする事だ」


 この試験を許可したと言う王立騎士団総団長と司令参謀は、シェルバン家と並ぶソイソウスの子孫、即ち最高貴族。

 シェルバン家の出身とは言え実質廃嫡状態の俺が抗議した所で、出る所には出れないだろう。


 であれば――ノブリス・オブリージュ。

 やるべき事をやって、得るべきものを得る。


 俺たちがやるべき事は、連中が課したこの無茶苦茶な課題を見事に踏破する事。

 俺たちが得るべきものは、北方駐屯部隊員としての確かな地位。


 現状を理不尽だと腐っている場合ではない。

 この理不尽を呪う言葉を万回吐いた所で、状況は一歩分も好転しない。

 今は、理不尽を乗り越え「貴様らの望んだ条件はクリアしてやったんだ。文句はあるまい」とふんぞり返るために尽力すべきだ。


「そこで、ここは協力体制を敷くのが当然だと考える。構わないな?」

「協力ッスか! 良い響きッスね! 愛情・友情に次いで自分が大好きな言葉ランキング第三位ッス! ……でも、大丈夫なんスかね?」

「禁則として『他の受験者と協力する事』は挙げられていなかったし、シオの存在が看過されている以上、問題は無いだろう」

「ぼ、僕でしか……?」

「君は俺の護衛、つまり俺の協力者だ。もし個人の力だけで攻略せよと言うのなら、君の同行が許されるとは思えない」


 だのに、クーミンは君ごと俺を試験スタート地点へと吹き飛ばした。

 俺とシオが協力する事を危惧するなら、有り得ない措置だったと言える。


 論理的に考えて、俺たちとアリ…シュガーミリーが協力する事に問題ない。


「な、なるほど……」

「と言う訳だ。シュガーミリー、異論はないな?」

「う、うス? むつかしい事はよくわかんないッスけど、大丈夫なら! うッス!」


 ……まぁ、庶民だし。多少、頭の回転があれでも、うん、咎めるまい。


「で、だ。早速だが、君の霊獣を出してもらうぞ、シュガーミリー」

「……へ?」

「当然だろう? 仮にも騎士になったのなら、霊獣の基礎知識は万全のはずだ」


 霊獣の召喚・維持には、霊力と呼ばれる生体エネルギーを消費する。

 霊力の消費は集中具合に大きく左右されると言う。

 霊獣の維持に意識を割けば割くほど、霊力の燃費は良くなる。

 逆に、霊獣の維持から意識が逸れれば逸れるほど、霊力を必要以上に消費してしまう訳だ。


 この極限環境で登山をしながら、霊獣の維持に繊細な気を割けると思うか?


 ……現に、見ろ。ディズを。


「ヴォ?」


 僅かだが……召喚した直後より、ディズがほんの少し小さくなっている。

 もう既に、全盛状態のディズを維持するのが難しいほどに霊力を消費していると言う事だ。


「軽装での雪山登山。風除けの有無が命運を大きく分ける。俺と君で交代しながら霊獣を風除けにして登る。それが最善だ」


 都合の良い事に、シュガーミリーは灰騎士――微弱なのだろうが、炎の精霊の祝福持ちだ。

 その霊獣は当然、暖を取るのに適しているはず……、


「……………………」


 ……おい、シュガーミリー?

 何故、目を逸らす?


「ごめんなさいッス……自分、もう……霊力、すっからかんで……」

「…………………………」


 …………ああ、そうだ。

 ああ、ああ、うん。俺もこの極寒環境で、やや思考力が落ちていたようだ。

 冷静に状況を整理してみれば、それもそうだ。


 自分の霊獣を出せる状態なら、あんな嬉しそうにディズに抱きつくものか。

 霊獣を風除け&暖として登る発想はあり、それを実行していたが……この落ち着きのない小娘の事だ。集中力も散漫、早々に霊力を使い切ったに違いない。

 そうして寒さに倒れた所に、弱り切った人間の匂いを嗅ぎ付けたディズがやってきた……そんな経緯を容易に察する事ができる。


「ぁ、ぁの……シェルバン卿……」

「……心配するな、シオ。こんな哀れな庶民を見捨てられるほど、貴族も楽ではない」


 ……やれやれ。

 協力者を得たと思いきや、これは……足手まといが付いただけか……。


 多少負担は増えるが、もう仕方ない。

 やる事は変わらない。ああ、変わらないとも。


「シオ。シュガーミリー。この山を登り切るまで、約束をしよう。焦るな、慌てるな、歩くペースを一定にして絶対に乱すな。ディズの陰に入って風をしのぎながら、着実に進め。いいな?」

「は、はひっ」

「うーッス!」

「おい貴様、そこの無能庶民。騒ぐ元気は足に回せ。次、大声を出したら雪玉を口に詰めるぞ」

「にゃ!? な、何か、急に当たりが強くなってないッスか……!?」


 当たり前だ、貴様。

 俺が貴族でなかったのなら、貴様のような足手まといは一度蹴っ飛ばしてから下山させる所だぞ。

 俺の貴族的温情に感謝しつつ、おとなしく、そして焦らず慌てず適度に速やかに。この山を登り切る事に集中しろ。


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