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槍使いと、黒猫。  作者: 健康


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六百七十九話 束の間の勝利

 魔法の礫も飛来。

 ――岩の杭刃状の礫。

 フーとエヴァが得意とする土属性系の魔法。

 

 俺はスウェーで、その礫を避けた。

 魔法の礫が耳を掠めて痛いが左手の独鈷魔槍を消去。

 王牌十字槍ヴェクサードが刺さる位置に後退――。

 王牌十字槍ヴェクサードをバックに――。

 リサナ、ミレイヴァルを出すか。

 アクセルマギナ、いや、すべてを晒すこともない。

 この戦いを俯瞰で見ている存在も、いると仮定しようか。

 アキエ・エニグマとかな……。

 十二支族ヴァンパイアの関係者は……。

 いても傍観者に徹するかもなぁ。

 常闇の水精霊ヘルメも空で躍動しているから、俺よりもヘルメと神獣ロロディーヌに注目するか。


 そんな考えの元、掌握察ではない強めの魔力を放出――。


「ぬお――」

「この圧力染みた魔力は……」


 闇ギルドの面々は動きを止めて俺を注視。

 王牌十字槍ヴェクサードの効果か。

 称号の覇槍神魔ノ奇想の効果か。

 ビアのような挑発と似た効果を得た。


 これで、皆の戦いが少し楽になったはず。

 そうして、射手の部隊が俺に集中。

 飛来する矢を見ながら、何事も修業の心意気で――。

 横に持った魔槍杖バルドークを眼前で上下に動かす。

 ダンベルを持ち上げるような動作で――。

 壁にペンキでも塗る要領で、矢を連続的に弾いた――。

 魔槍杖と衝突した矢は破損しつつ斑な火花を作る。

 折れた矢は硬く真鍮製っぽい。

 ――小型の弩からの射出か。

 毒々しい色合いの魔力を発している矢もあった。


 折れた矢が暗緑色のハルホンク衣裳と衝突。


 まだ飛来が続く無数の矢を狙い――。

 応用した<超能力精神(サイキックマインド)>を発動。


 サイコキネシス的な能力で一度に複数の矢を宙空の位置で止めてから――。

 再度――<超能力精神(サイキックマインド)>を実行。


 <超能力精神(サイキックマインド)>の衝撃波が――。

 振動しつつ宙に留まる複数の矢を吹き飛ばし跳ね返す――。

 跳ね返った矢が一部の射手に突き刺さった。


 しかし、ズキッと頭痛が――。


 鼻と耳から血が流れるのを感じる。

 サイコキネシス(応用)の結果だ。

 <超能力精神(サイキックマインド)>もまだまだ修業が足りないということだろう。

 

 んだが、先ほどの足の痛みに比べたら――。

 この程度の痛みはかすり傷程度だ。


 すると、 


「ングゥゥィィ」


 竜頭金属甲(ハルホンク)がカチカチ音を鳴らして反応。


「――まさか、矢を喰いたいのか?」

「タベル、ゾォイ!」


 左足を下げ半歩後退。

 両手を無手にしてから、飛来する矢を掴む――。

 その掴んだ矢を、右肩の竜頭金属甲(ハルホンク)の口に当てた瞬間――。

 

 魔力ごと真鍮製の矢を吸収。

 魔竜王の蒼眼ごと竜の頭を模ったハルホンクが煌めいた。

 小さい首的な肩防具の位置にあるルシホンクの魔除け(アミュレット)も輝く。


「ウマイィ、ゾォイ」


 凶悪な毒だと思うが、魔力的に美味しいらしい。

 まぁ、魔界王子デルカウザーの魔除け(アミュレット)を喰ったハルホンクだからな。当然か。

 

 その影響か、竜頭金属甲(ハルホンク)は――。

 毒々しい魔力の筋を宙に発した。

 飛び道具が増えるわけではないらしい。

 ――毒の耐性を得た?


 とりあえず、このハルホンクより、皆だ。


「――皆、猛毒を仕込んだ矢もあるようだ。魔法使いもいる――」


 と、皆に警告。


「ん、大丈夫。ただ、矢と魔法が多い」

「エヴァ、建物の中に戻ったほうがいい」


 クレインがそう指摘した。


「ん、建物の中だと逃げ場が限定される。シュウヤから籠城戦のことは聞いて勉強した」

「あ、それもそうか。エヴァっ子、すまないねぇ」

「――先生、前」

「分かってる――」


 と、矢を弾くクレイン。

 俺は、爪先半回転で飛来する矢を避けた。

 その矢を掴んではサイドスローで投げ返す。

 投げ返した矢が額に刺さった射手は、瞬時に変色。

 

 眼球が飛び出ながら倒れた。

 

 ――凶悪な毒だ。

 翡翠の蛇弓(バジュラ)の光線の矢が刺さった効果が可愛く見える。


 続いて《氷矢(フリーズアロー)》を飛ばし、皆のフォロー。

 ドロシーを守るエヴァとクレインに飛来する攻撃が多い。

 <鎖>の大盾もあまり意味がない。

 

 そのエヴァたちから、キサラを見る。

 小柄な剣士と対決していたキサラとヴィーネ。

 小柄な剣士は巧みなステップワークを見せて、翻弄。


 キサラと<筆頭従者長(選ばれし眷属)>を相手に余裕の素早さとか。

 

 <血液加速(ブラッディアクセル)>を発動。

 その素早い小柄な剣士に<鎖>を飛ばす。

 小刀で<鎖>を弾く、小柄の人族か?

 幾度と、放つ<鎖>を弾く小柄の侍。

 確実に強者だ。

 しかし、<鎖>の連続攻撃に面食らったのか、隙が生まれた。


 その隙を狙う――<超能力精神(サイキックマインド)>で小柄の侍の体を掴む。

 複数の矢を止めた時と同じではないが、イメージ通りだ。

 衝撃波ではなく、動きを封じることに成功。


 エヴァが見ていたのか、


「ん、<導想魔手>とは違う魔力の新技?」


 そして、ユイが、

 

「ナイス、シュウヤ! わたしが――」


 と、軽やかに低空飛行を実行しつつ神鬼・霊風を振るう――。

 目にも留まらぬ素早い一閃が小柄な剣士の首を捉え刎ねた。


 頭部なしの体に亀裂のような傷が瞬く間に生成されると、その亀裂から血飛沫が四方に迸る。

 ――神鬼・霊風の効果だ。

 続けてユイに群がる剣士とメイス使いの数を減らすため――。

 俺は《氷弾(フリーズブレット)》を繰り出した。


「うぜぇ魔法だ――」

「あいつが基幹だ、潰せ、娘を守る二人は他に任せろ」


 あの黒装束の二人の剣士は俺を狙うようだ。


 二人とも剣身が幅広いロングソードを持つ。

 二人の剣士は左右に分かれた。

 <鎖>の大盾を崩した俺は片方の剣士に向け――。


 連続的に《氷弾(フリーズブレット)》を放つ。


 剣士はステップしつつ俺の《氷弾(フリーズブレット)》を避けた。

 小柄な男といい、こいつも速い。

 葉脈的な甲の防具を扱う凄腕の剣士と三番隊隊長ソウザのような強者は他にもいる。


 しかし、黒装束の剣士は仲間を盾にした。

 【ネビュロスの雷】の仲間ではない?

 

「黒装束の連中は【テーバロンテの償い】の者さね――」

 

 俺の疑問顔でも見ていたのか、クレインがそう教えてくれた。


「ん、先生の敵でもある、皆の敵――」


 左後方からエヴァの声が響く。


「エヴァ、円盤の切れ味が、この間より、増したかい?」

「ん、わかんない」


 クレインとエヴァの会話を聞く限り大丈夫と分かる。

 【テーバロンテの償い】。

 クレインを追う連中でもあるし、クナの知る連中でもある。

 ドイガルガ上院評議員は、ピサード大商会を持つ。

 そのピサード大商会の傘下には、バーナンソー商会がある。

 だから、巡り巡ってハイグリアの敵でもある。

 その、【テーバロンテの償い】とは、ひょっとしたらアキレス師匠とも争ったことがあるぐらい古い組織の一端なのかもしれない。


 近付いた【テーバロンテの償い】の黒装束の片方に向け――。

 魔槍杖バルドークをクォータースローで<投擲>――。

 黒装束の剣士はロングソードを掲げる。

 直進する魔槍杖バルドークを、幅広の剣の峰で受け流していた。

 下に落ちた魔槍杖バルドークが唸り声を響かせるが、あっさりと受け流す黒装束の剣士は強い。

 俺は王牌十字槍ヴェクサードを引き抜いて前進――。

 王牌十字槍ヴェクサードは長柄だから走りにくい。

 柄のトゲトゲした枝が掌に刺さり防護服越しに太股にも枝が擦れて痛いが――構わない。


 注意を魔槍杖バルドークに向けていた黒装束の剣士と間合いを詰めた。

 

 その黒装束の剣士は、俺の動きに反応。

 頭巾の間から覗かせる双眸が臙脂色に輝いた。

 

 ロングソードの角度を変えて切っ先を俺に向けて、俺の頭部を突こうとする――。

 俺は俄に屈んで避けた――。

 その屈んだ姿勢からの<水月暗穿>を実行――。

 下から腹をぶち抜くイメージで三日月を宙に描くトレースキックを黒装束の剣士の下腹部にぶち込んだ。


「――ぐあぁ」

 

 その<水月暗穿>を蹴りの途中でキャンセル。

 浮いた黒装束の剣士目掛けて――。

 少し跳躍しつつ王牌十字槍ヴェクサードの<血穿>を喰らわせた。


「凄い! シュウヤが龍に見えた!」


 レベッカの場違いな弾む声が心地良い。

 そのまま片手で天を穿つ勢いの王牌十字槍ヴェクサードを消去しつつ前転。

 飛来した矢と火球を避けた――。

 逆さまのまま魔槍杖バルドークを右手で拾いつつ左手で地面を突く――。

 突いた反動で宙空を回転――視界が目まぐるしく移り変わる。

 掌握察と殺気だけで黒装束の剣士の位置を把握――。

 その黒装束の剣士は、得物のロングソードで、宙を回転移動する俺を狙う。

 俺は<導想魔手>を、盾代わりに使って、黒装束の剣士が繰り出した下からの突きを防いだ。


 その宙空から左手に召喚した聖槍アロステで――<豪閃>を発動。

 下に向かう<豪閃>の回転斬りの十字矛が黒装束の剣士の肩口に決まる。

 聖槍アロステの<豪閃>は黒装束の剣士の胸半ばまでを切断――。


 その胸半ばから血飛沫が迸るが、直ぐに、その血飛沫を吸収。


 血濡れた聖槍アロステは光神ルロディスと関わる聖なる槍だが、その血を否定することなく、血を輝かせるように十字矛から光の神々しい魔力を放つ。


 俺は体を捻り着地――。


「今だ――」

「光の、異質な吸血鬼め! 喰らえ」


 他の黒装束の剣士とメイス持ちの新手だ。

 が、ヴィーネの光線の矢が、メイス持ちの黒装束の脇腹に突き刺さり、爆発。

 

 俺は黒装束の剣士が振るった剣を盾代わりの聖槍アロステの柄で受けつつ――。

 至近距離で<夕闇の杭ダスク・オブ・ランサー>を発動。

 黒装束の剣士の頬と顎を砕くように破壊――が、距離が近すぎた。

 顎を突き抜けた<夕闇の杭ダスク・オブ・ランサー>は違う方向に向かう。

 顎がない血塗れの黒装束の剣士は生きている。

 俺は、直ぐに<鎖型・滅印>を意識――。

 <鎖の因子>のマークから出た<鎖>が黒装束の剣士を蜂の巣にすると、地面に突き刺さった。

 そのレールのように伸びた<鎖>を手首に収斂――。

 黒装束の剣士の肉塊を吹き飛ばして退かしつつ前方に移動――。


 ――アーゼンのブーツでしっかりと地面を捉えて着地。


 左手の聖槍アロステを消去しつつ右手に王牌十字槍ヴェクサードを召喚。

 爪先半回転を実行しつつ周囲を把握。


 キサラがダモアヌンの魔槍を<投擲>しているところが見えた。

 大柄の黒装束の胴体に、そのダモアヌンの魔槍が突き刺さった。

 キサラが倒した大柄の黒装束は、手斧をレベッカとクレインとキサラに投げていた奴だった。


「ありがとう、キサラさん!」

「四天魔女、さすがだ」

「キサラ、ナイスだ」

「ふふ、シュウヤ様も!」

「おう」


 俺はそう返事しながら――。

 キサラの背後に向けて王牌十字槍ヴェクサードを<投擲>――。

 

「きゃ――」


 キサラに迫った小柄ドワーフ。

 影のような魔力マントを羽織るドワーフを王牌十字槍ヴェクサードが潰す。

 助けられたと分かったキサラは微笑むと、


「ふふ――」

 

 と、微笑みながら俺の傍に来た。

 そのキサラに背中を預けながら――。

 血濡れた王牌十字槍ヴェクサードを<超能力精神(サイキックマインド)>で左手に引き寄せた。


 左手で掴み直した王牌十字槍ヴェクサードでキサラに向かった短剣と魔法の火球を弾く。


「シュウヤ様――」


 キサラも俺に飛来した矢をダモアヌンの魔槍で弾いてくれた。

 キサラの細い背中から愛が伝わる。

 そのまま二人でぐるりぐるりと回って、飛来する火球の魔法を弾く。


「あの光を帯びた厳つい樹の十字架を扱う吸血鬼はなんだ!」

「吸血鬼じゃねぇだろ、どこぞの戦場帰りだろうよ」

「【天凜の月】の槍使いってのは聞いたことがある」

「あの美人は、噂の【天凜の月】の四天魔女か」

「……ともかく、だ。他の隊長たちに続く! 俺の戦いは、俺の闇道はここで終わらねぇ――」

「おうよ、死中に活だ!」

 

 敵が叫ぶ。

 知らんがな――の思いで――。

 その言葉を発した闇ギルドの人員に向けて<夕闇の杭ダスク・オブ・ランサー>を飛ばす。


「あひゃ――」


 威勢のいい男は眉間に刺さった闇杭を寄り目で見た。

 そのまま『あへ顔』を披露して倒れた。

 続けて、<夕闇の杭ダスク・オブ・ランサー>で、危険に挑戦した闇ギルドの男を蜂の巣にしつつ――王牌十字槍ヴェクサードにぶら下がる肉片を払った。

 

 その王牌十字槍ヴェクサードを地面に突き刺し直す。

 すると、樹の十字架的な王牌十字槍ヴェクサードから出現した淡い怪人の幻影が見えた。

 ヴェクサードさんが何かを?


 幻影は、ルシヴァルの陣営の旗染みた動きで揺らめく。

 が、ノイズ的な亀裂が入った幻影は霧が吸入器から吸引を受けたように王牌十字槍ヴェクサードが中に引き込む。


 続いて――。

 《氷弾(フリーズブレット)》をユイとキサラのフォローに回した。

 

 俺の魔法攻撃を避ける者や打ち払う者もいる。

 魔法を喰らいつつ矢を反撃に寄越す者もいた。


 その矢を避け、魔法を避け、<鎖>でクレインのフォロー。

 リズさんたちのフォローは遠いから無理だ。

 ま、カリィとレンショウに相棒とヘルメがいるから大丈夫だろう。


 すると、盾を並べた歩兵集団が近付いてくる。


「魔法に……これほどの圧のある魔力の質……そして、あの地面の異質な樹の魔槍はなんだ」

「なんらかの加護を得ている槍なんだろう。魔力の放出もそうだが、闘技場で同じような武器を使う存在を見た覚えがある……」

「……【魔塔アッセルバインド】は神王位クラスを雇ったのか?」

「たぶんな」

「新入り共も強い……」

「イズリー隊長、ペレランドラ側に凄腕集団の伝があるとは聞いてない」

「いいから、あの議員の娘を守る二人を先に潰せ、ペレランドラの娘を攫うことに集中しろ」

「あぁ……だが」

「上乗せの報酬は減るが、殺しの許可もある」

「〝生死問わず〟ですかい」

「そうだ! つべこべ言わず、人数で押せ!」

「「はい!」」


 『生死(Dead)(or)わず(Alive)』か。

 

 何番隊か不明なイズリー隊長は盾使いの間を割って前進。


 独特な歩法だ。

 皆のフォローに回る俺に対して、にじり寄ってくる。


 ――古竜の短剣を<投擲>。

 《氷矢(フリーズアロー)》も飛ばす。


 黒甲冑のイズリー隊長は反応。

 俺の古竜の短剣と《氷矢(フリーズアロー)》をバスタードソードを振るって払う。


 蛇行斬りから返す刃も速い。

 ヴィーネの光線の矢とレベッカの蒼炎弾も両断――。


 が、キサラの百鬼道から発動した鴉の群れを喰らった。

 その瞬間――ユイが斬り込む。


 視界を失った黒甲冑のイズリーだが、隊長と呼ばれるだけはある。

 足下から魔力を噴き上げると、ユイの初太刀を感覚で避けた。

 

 アゼロスの魔刀を逆手に持った逆袈裟斬りもバスタードソードで防ぐ――。

 が、三回目の攻撃は防げず。

 突きを、脇と胸に受けた。

 二つの風穴がイズリーの胸に生まれた直後。

 イズリーは肩口に反対の腕が持つ魔刀の袈裟斬りを喰らう。


 黒甲冑の隊長イズリーは、三刀流のユイに斬られ死す。

 彼も強者だったが、ユイも滅茶苦茶強いからな。


 俺は見学しながらヴィーネとキサラをフォロー。

 短剣持ちに<夕闇の杭ダスク・オブ・ランサー>を喰らわせる。

 

 そんな俺に対して、


「――糞が、俺がお前を殺る!」


 と、息巻いたメイス持ちが突進。


「ングゥゥィィ」 


 竜頭金属甲(ハルホンク)が反応。

 蒼眼から氷の刃を飛ばす。

 

 メイス使いの双眸に氷の刃が突き刺さった。


「ぐああぁ」


 メイス持ちは武器を落として両手で顔を覆う。

 その喉にヴィーネの光線の矢が突き刺さった。

 メイス持ちは無言で股間から何かの液体を垂れ流すと前のめりに倒れる。

 

 その際に――。

 ドロシーを守るエヴァに対して執拗に攻撃を繰り返す男を把握。


 俺は背後のヴィーネに向けて、


「ヴィーネ、前に出ていいから、ここを頼む」

「はい」


 俺は、魔槍杖バルドークを右手に出して低空飛行中のヴィーネに任せてから――。


「クレイン、俺がやる」

「分かった」


 エヴァに短剣を<投擲>している男に向かった。


 緑皇鋼(エメラルファイバー)の膜の間から、何度も短剣を絶妙の間で<投擲>している。

 しかも、クレインの攻撃を避け続けながらだ。


 短剣使いは俺の動きを見て、咄嗟に体を退いた。

 魔槍杖バルドークの握りを短くしつつ――。

 中距離から――<超能力精神(サイキックマインド)>を発動。

 短剣使いは<超能力精神(サイキックマインド)>の衝撃波を喰らう。

 

 次に繰り出した<導想魔手>の拳を腹に喰らった。

 タフな短剣使いは口から血を吐いて耐える。


 その足を刈るように、スライディングキックを敢行――。


 そのまま足を滑らせる機動で間合いを詰めた。


「ぐぁ」


 蹴りを喰らった短剣使いに向け、魔槍杖バルドークを下から振るう。

 半円を宙に描く嵐雲の穂先が、短剣使いの股間を捉えた。

 そのまま魔槍杖バルドークに力を込めつつ満月を宙に描くように魔槍杖バルドークを振るい上げた。


 短剣使いの下腹部から胸元は、へしゃげ折れる。

 臓物が散ったが、無視して、退いた。


「ん、ありがと、シュウヤ!」

「いつものことだ――」


 そう言いながら左手に召喚した鋼の柄巻に魔力を通す。

 ブゥゥンと音が響くムラサメブレード・改をユイとキサラのフォローに回す。


 ムラサメブレード・改を<投擲>――。

 ブゥゥン、ヒュンヒュン、と音を響かせつつ敵を両断していく青緑色のブレード――。

 

 が、黒装束の魔法使いが発したエネルギー刃で止められた。

 あれも魔法なのか、プラズマブレード的な色合いと音だ――。

 すぐに宙で振動しながら止まったムラサメブレード・改を<超能力精神(サイキックマインド)>で呼び戻す。


 そこに矢が俺に飛来――。

 すると、クレインが俺に背中を預けながら、その矢をトンファーで弾いてくれた。


「ふふ、シュウヤ、かっこいい!」

「――背中がお留守だが、仲間を優先するところはいい男だな?」


 と、クレインの背中で、俺は背中を小突かれた。

 そのクレインに、


「ありがとな――」


 そう礼を言いながら離れた直後。

 クレインに近付く剣士との間合いを<血液加速(ブラッディアクセル)>で瞬く間に零とした。

 

 刹那――。

 魔槍杖バルドークの<闇穿>を剣士の腹にぶち込む。

 

「ひゅう~、凄いねぇ。今の一撃は『音を立てず魔力を広げず影の跡を残さず』って言葉を想起するよ。シュウヤ!」


 背後からのクレインの声に照れる。

 が、<鎖>――。

 《氷弾(フリーズブレット)》。

 《氷矢(フリーズアロー)》。


 を連続的に飛ばして、皆をフォロー。 

 その皆も躍動。

 レベッカ、ユイ、キサラ、ヴィーネ。

 それぞれが相対する剣士とメイス使い、弓使い、槍使いを倒す。


「四番隊隊長がぁ」

「五番隊全滅」

「六番隊全滅」

「一番隊と二番隊が右側から戻ってこない」

「アウラ隊長が蒼く燃えていく……」


 敵が次々に倒されていく。

 <筆頭従者長(選ばれし眷属)>とキサラは強い。


 守りを優先していたクレインとエヴァも連携。

 エヴァはドロシーを抱きつつ――。

 紫魔力が覆う緑皇鋼(エメラルファイバー)の薄い金属の膜を扇状に展開していた。


 そのクレインが、


「エヴァっ子、もう終局だ。わたしが前に出る」

「ん」


 エヴァの緑皇鋼(エメラルファイバー)の防御層の隙間から前進。


「――出た、金死銀死だ!」

「【魔塔アッセルバインド】がペレランドラ側についたって情報は確かなようだ」


 そう発言した奴らは、弩から矢を放つ。

 クレインは、飛来する矢を銀色のトンファーで弾きつつ体勢を低くしながら前進――。


 瞬く間に、弩を持つ射手と間合いを詰めたクレイン。


 クレインは体を上げつつ横回転。

 同時に金色のトンファーを振るう――。

 その射手の首に金色のトンファーが吸い込まれる。

 首をへし折ったが、その回転中のクレインに矢が集中。


「ん、先生!」

「大丈夫さ――」


 クレインは一歩二歩と半身の姿勢を維持しつつ退く。

 金色と銀色のトンファーをクロスしながら、矢を防いでいた。

 そして、背後のエヴァの緑皇鋼(エメラルファイバー)の膜の中に後退。


「ん、先生さすが!」

 

 そう言うエヴァも飛来する短剣を左手のトンファーで弾く。

 ドロシーを紫魔力と緑皇鋼(エメラルファイバー)で覆って守っているが――。

 巧みな相手はまだいるから、【魔塔アッセルバインド】の建物の中に避難しろと言うべきか迷った。

 が、確実に敵は数を減らしていく。

 続けて<鎖>で一人、二人、三人、四人と連続的に倒す。

 俺は、まだ残っている黒装束の集団に割って入った。

 魔槍杖バルドークの嵐雲の穂先で腹を穿ち、右の敵を左手の神槍ガンジスの<刺突>で倒す。

 瞬時に両手の槍をトフィンガの鳴き斧にチェンジ。

 二振りのトフィンガの鳴き斧で左右同時に黒装束の剣士の攻撃を防ぐ。

 と、俺は跳躍。

 目の前の黒装束の顔面を片足で踏みつけ、ハンカイから習った『鬼颪』で、目の前の黒装束の肩をぶった切る。

 更に『山颪』を繰り出して右の黒装束を倒す。

 背後に回りながら<双豪閃>――。

 一気に三人の黒装束の剣士を屠る。


 引き続きトフィンガの鳴き斧の乱舞を、斧の無双を繰り出し――。

 黒装束の集団を倒しきった。

 スキルは得られなかったが、ハンカイ先生から習った斧技は着実に身についている。

 サイデイルにいるハンカイに向け、ラ・ケラーダを心の中で送った。


 すると、ユイとキサラが、射手部隊を一掃。

 この辺りの敵は一掃した。

 ヴィーネとアイコンタクト。

 エヴァとレベッカともアイコンタクト。


「ん、大丈夫」

「ここは平気」


 そう語るレベッカは蒼炎に包まれて美しい。

 左手にグーフォンの魔杖、右手にジャハール。

 更に、頭上に黒猫海賊団の絵のマークが蒼炎で描かれていた。

 さすがは<蒼炎血闘師>。


 まだ早いが、勝利宣言みたいな感じか。

 

 俺は微笑んでから「右の戦いを見てくる」と、告げて、王牌十字槍ヴェクサードを回収するや否や右のほうに跳躍。

 リズさんとレンショウとカリィを把握。

 空で戦っていた相棒とヘルメは着地。


 着地するや否や、相棒は触手骨剣でレンショウの接近戦をフォロー。

 その周囲には無数の焼け残った杖だったようなモノと、軍服系の制服の切れ端が散乱。

 

 そして、黒豹(ロロ)は俺の姿を把握するなり――。

 黒猫に戻ると、ヘルメと一緒に走り寄ってきた。


「ンン――」

「閣下!」

「よ、相棒とヘルメ。荒鷹ヒューイを傷つけた敵は空だったのか?」

「ンン」


 相棒は口に何かを咥えたまま頷く。


「そうです、強かった。魔法士隊もメンバー全員が巧みな魔法使い。ロロ様の炎が封じられてしまった時は焦りました。空戦魔導師という存在は、今後も厄介になりそうです。今も、そこで奮闘中の魔法使いもそうかと思います」

 

 ヘルメの視線と言葉に頷く。


「分かった。ヘルメ、魔力を消費しただろう、戻っておいで」

「はい♪」

 

 ヘルメは左目に戻る。

 そのヘルメに魔力を注いであげた。


『あぅん!』


 と、愛しい喘ぎ声が響く。

 俺はよくがんばったと心の中でヘルメを褒めながら、リズさんの姿を見た。

 蒼い魔剣で、杖を持つ魔法使いが発した礫と火球の魔法を弾く。


 そのリズさんが、


「――チッ、厄介な魔法の杖だ」


 と発言すると、空戦魔導師をチラッと見た。

 確かに、弾丸染みた速度で飛来する礫を繰り出す魔法の杖だ、厄介だろう。

 時折、俺に向けて、魔法攻撃を繰り出していた魔法使いの、空戦魔導師。


 よく見たら、浮いている。 

 空極って渾名が付くぐらいの存在なら、ルマルディのような強さを持つということだ。

 ま、空極ではないと思うが、空戦魔導師は空魔法士隊でも傑出した存在だろうし、現に、相棒とヘルメがいながら倒しきるのに時間が掛かっている。


 リズさんは、礫の他にも飛来する矢を爪先回転のような回避術で避ける。

 魔法使いを守る人数が多いことを瞬時に把握。


 俺が、あの空戦魔導師を倒すか?


『器よ、血と魔力を消費しただろう、休んで妾に任せるのだ』

『そうも言ってられない』

『ふむ、浮遊岩を巡る戦いもあるようだからのぅ、ここは争いばかりぞ……』

『珍しく、あまり主張してこないな』

『ここは結界があるであろう……あれが、気に食わぬ……妾たちを……』


 と、思念が途切れた。

 ヘルメは平気なようだが……沙、羅、貂には、何かあるのか。

 ま、戦おうとしているようだから、些細なモノだろう。


 が、今は、リズさんたちに合わせようか。

 ヘルメはレンショウとカリィの様子を見る。

 相棒は姿を黒豹に戻すが動かない。


 リズさんたちを信頼しているようだ。

 俺も見るか。

 狙いを変えたリズさん。

 カリィとレンショウの囲いの中で強そうな二剣流を背後から急襲――。

 袈裟懸けに、その二剣流の背中を斬り伏せたリズさんだ。


「カリィ、この間の借りはこれでチャラだ――」


 と、発言。


「借りなんて、あったのかイ?」


 カリィは流暢に語ると、側転しながら、短剣を<投擲>。

 その魔力が膨大に内包された短剣は、リズさんの反対側にいた剣士の首を貫いていた。

 

 そんなカリィより、リズさんに迫る剣士たちだ。

 

 その迫る剣士の一角を崩すように<鎖>を射出――。

 一瞬で、数人の胸元を<鎖>が貫く。


 しかし、リズさんに向かう人数も多い。


 リズさんは横から迫った刀を見ない。

 再び<鎖>でフォローと考えたが、杞憂だった。


 リズさんは体を傾けて、耳元に迫った刃をギリギリの距離で避けつつ剣士の懐に入る。

 

 渾名の【流剣】を表す回避術か。

 そのまま、剣士の腋を、蒼い魔剣の柄頭で叩き、体勢を崩した剣士の首に左足のトレースキックを喰らわせた。

 右から飛来する矢は、俺の<鎖>で潰す。

 続いて、ヴィーネの光線の矢、レベッカの蒼炎弾の遠距離攻撃で、矢を防いだ。


 リズさんは「シュウヤ殿たち、ありがとう――」と叫びながら前傾姿勢で空戦魔導師の一隊に向かう。


 正面から斬り込む。


 魔法使い(空戦魔導師)を守る短剣使いの胴体を蒼い魔剣で薙ぐ。

 続けざまに前進したリズさんは、空戦魔導師との間合いを零とした。

 左手が握る黄色の魔剣が空戦魔導師が発した魔法を斬る。


 更に、リズさんの体がブレた。

 加速した鋭い<刺突>風の一撃が、空戦魔導師の首に吸い込まれていた。

 空戦魔導師は、まだ生きている。

 杖を落として喉を押さえようとして、リズさんの黄色い魔剣に指が触れると、その指も切断。

 空戦魔導師は、絶句したまま仰向けに倒れた。


 切れ味のいい黄色の魔剣。

 蒼い魔剣もあるし、二剣流、二刀流を活かす加速術。

 魔剣師と聞くが、【流剣】のリズさんは、やはり強い。


 その魔剣を左手に持つリズさんは、勝利の余韻に浸ることなく、飛来する矢を側転で避けつつ――レンショウとカリィを囲む敵の外側に回り込んで、その敵の足を斬り露出したアソコの毛ごと逆撫でするように斬る。

 

 無残な剣士は倒れた。

 しかし、長身の槍使いが膂力のある突進でリズさんに向かう。


 素早い<刺突>がリズさんに迫った。


 その槍使いの<刺突>はカリィの導魔術が操る短剣が防ぐ。

 更に、前に出たレンショウが、鉄扇を振るった。

 その鉄扇から出た魔刃が、槍使いの首を捉え、その首を半分切断――。

 首の切断面から血飛沫が周囲に迸った。


 レンショウが持つ武器の名は、鉄扇ではなく魔の扇で、名前は忘れたが強力だ。

 レンショウ、カリィ、リズさんは連携しつつ、最後に残った剣士の二人組を倒す。


 倒しきったか。


「にゃ」


 相棒が鳴く。

 口に咥えていたアイテムを転がした。


「これを回収しろか」

「ンン、にゃ」


 神獣ロロディーヌが転がしたアイテムを凝視。

 よく見たらアイテムは魚の形をした魔力を備えたブラシだった。

 

 一瞬、凄惨な戦場とは打って変わった現象を見て、膝からこけそうになった。

 しかし、これでマッサージしろ?

 ま、戦闘型デバイスに仕舞う。

 瞬く間に魚の形をした猫グッズ的なアイテムは、アイコン化。


 さて、尋問できる存在は生き残っているかな。

 レンショウとカリィにリズさんが戻ってくる。


「盟主、勝利です」

「おう、束の間だがな。レンショウもよく戦ってくれた、ありがとう」


 レンショウは俺の言葉を受けて、体を揺らす。


「あ、いえ、とんでもない」


 褒められることに慣れていないのか?

 その動揺するレンショウに、

 

「敵は【魔塔アッセルバインド】の建物を囲う形だったようだな」


 目立つリサナを出すべきか迷った時もあった。


「はい」


 次々と集結してきたからな。

 すると、カリィが、


「空戦魔導師は強かったヨ、神獣様が倒してくれたけど♪」


 カリィは悪態笑顔(カーススマイル)を繰り出す。

 すると、相棒が、


「にゃごあ」


 と、近付くな、と警戒するように猫パンチを振るう。

 カリィは嗤い声を発して、少し距離を取った。

 黒豹(ロロ)は不満そうに長い尻尾をぶんぶんと振るうが、可愛い。

 そのまま、前足を上げて肉球の溝を噛む。

 

 ふがふがと、足の臭いを嗅ぐ。

 肉球の溝のゴミでも取るのか、痒いのか、噛み噛み。

 そして、その前足で頭部を掻く。

 また前足を舐めてから、耳も掻くように前足を上下させつつ頭部を擦る。

 

 すると、その黒豹(ロロ)が動きを止めて、俺を見る。

 つぶらな黒い瞳ちゃんは何を訴えているのか。

 『さっきの猫グッズでブラッシングを頼むにゃ』とかかな。


「ンン」

「ロロさんや、そのまま掃除してなさい」

「ンン」


 喉声で返事をすると、また前足の裏側の肉球を噛み始めた。

 

 毛繕いモードかな。

 その黒豹(ロロ)の行為を見て微笑むリズさんが、


「……空の戦いを把握する暇はなかったぐらいに、【ネビュロスの雷】と【岩刃谷】に【テーバロンテの償い】の連中の囲いは完璧だったからねぇ」

「あぁ、だが、俺たちは生き残った」


 リズさんとレンショウの言葉に頷く。

 傷があるレンショウに回復薬ポーションをあげた。



「ボクも傷を……」


 カリィにもポーションをあげようとしたが、エヴァたちがくる。

 薄い紫色の魔力が包むドロシーはエヴァにしがみついていた。

 

「エヴァ、ドロシーは大丈夫そうだな」

「ん」

「わたしは周囲を警戒するから。生き残りもいるかも」

「そうね……あと、シュウヤ――」


 レベッカが、細い腕を出す。


「ん? 腕にキスしろ?」

「それもいい、いや、何を! アホなこと言ってないで、お金を出しなさい」

「え?」

「ん、今、レベッカの懐はスッカラカン」

「う、それはそれ。わたしが求めているのは【魔塔アッセルバインド】の前の通りにある建物の修理代よ? 建物の一階が壊れちゃったし、その手前の通りも穴だらけ。今、お金を取りに宿り月に戻っている暇はなさそうだから」

「ん、分かってる。ミッチー&ホムルル。二階建てで衣服に装備とパンも売ってた。素材も優秀」


 エヴァも向かいの店を利用したことがあったようだ。

 ならば少し多めに、


「そうだな。渡しとく」


 と、レベッカに白金貨と金貨に銀貨を入れた袋を手渡した。

 クレインとリズさんが口笛を吹く。


「ボク、盟主様に一生ついていくかな♪」

「カリィ、闇ギルド創設の準備資金は要らないんだろう?」

「ソウだヨ、でも、お金があれば装備のメンテとか、色々と、ネ♪」


 相変わらずのポージング。

 少し、怖いが……。

 俺はクレインとキサラに、


「んじゃ、上界かな? ペレランドラの屋敷は」

「はい、こちらです」


 宙に浮かぶダモアヌンの魔槍を跨ぐキサラ。

 白い魅力的な、太ももが見えた。

 

 半袖のおニューな黒い修道女っぽい衣装が、妙に似合う。


「キサラ、衣装を少し弄ったんだな、似合うよ」

「あ! あ、ありがとうございます!」


 キサラは指摘を受けたことが、よほど、嬉しかったようだ。

 ダモアヌンの魔槍を下げて、少し爪先立ちしていた、可愛い。

 

 踵をつけると、その反動で、見事なおっぱいが揺れる。


「ん、おっきい」 


 エヴァに激しく同意。

 俺のおっぱいさんを凝視する視線を見たキサラ。

 恥ずかしいのか、頬を斑に赤く染める。


「はいはいー! お惚気おっぱいルシヴァル禁止案が、たった今、成立しました~」


 レベッカの華麗なツッコみを笑って往なしつつ――。

 相棒にアイコンタクト。

 瞬く間に黒馬のロロディーヌに変身する。

 その相棒の背中に跨がった。

 神獣ロロディーヌの触手手綱を掴む。

続きは来週を予定。

HJノベルス様から「槍使いと、黒猫。11」最新刊が発売中。

ヴィーネとヘルメ好きな方は楽しめるはず!


コミックファイア様から「槍使いと、黒猫。2」最新刊が発売中。

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― 新着の感想 ―
[良い点] >血濡れた聖槍アロステは光神ルロディスと関わる聖なる槍だが、その血を否定することなく、血を輝かせるように十字矛から光の神々しい魔力を放つ。 以前は存在感が薄かった聖槍も、今では多武具戦闘…
[良い点] 蒼炎の使い方が巧みすぎる(笑) [一言] 到着して半日もたってないよね? なんと言う魔窟(笑) 市民もすぐに避難していたことからも日常的なのか…… そしてサイキックマインドが便利すぎて…
[良い点] 隊長クラスがかなり死んだ組織は大丈夫何だろうか。確殺の大規模な編成を仕掛けて壊滅的な被害を受けたんだから、青白い顔してそうw 傭兵的に過ごしてたから、レンショウは労ったりはされなれてない…
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