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槍使いと、黒猫。  作者: 健康


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2122/2159

二千百二十一話 穿山ウアンの大戦乱と幽影魔族の導き

□■□■


 先頭のキュベラスは再び<ハデスの闇衣>を使用した――。

 漆黒を帯びた透けた衣が生きているようにキュベラスとユイとヴィーネを覆い隠す。

 これはシュウヤの<無影歩>、死蝶人の<魔絶>などに近い使用者と使用者の思念を帯びた仲間、眷族たちの隠蔽を高める闇神ハデスの恩寵によるスキル。

 

 闇神リヴォグラフ戦力の大半は、この<ハデスの闇衣>を見破ることはできない。

 看破が可能なのは大眷属クラスの闇賢老バシトルターゼ、深紅の大魔公爵ヴェデルアモボロフなどだけであろう。

 そして、キュベラスたちは<ハデスの闇衣>を使用したまま駆けること数分――。

 

『右の岩陰に敵反応、私が処分します』

『はい』

『了解』


 キュベラスたちは血文字と手信号で行い、前衛と強襲前衛の位置を取る。

 そのゼロコンマ数秒後、岩陰から魔霊スゥドゥが現れた。

 無数の半透明の手には、闇神リヴォグラフ陣営の魔獣兵の死骸から引き摺り出した内臓が握られている。赤紫と黄緑の血を周囲に撒き散らしながら、ドラゴンのような顎門へ次々と運び込み、貪り喰らっていた。

 接敵――キュベラスは構わず前進――。

 魔杖に<血魔力>を通すと放射口からブゥゥンと重い音を響かせて赤い魔刃が伸びる。そのまま魔杖を持つ右腕を迅速に袈裟掛けに振るう<飛剣・柊返し>を繰り出した。

 空間に紅の剣閃が斜めに入り、魔霊スゥドゥの透けた体を通り抜けた。

 両断された半透明な体は蒼く燃焼しながら塵と化す。

 キュベラスたちは崩れ落ちる残骸に一瞥もくれず、影のように駆け抜けていく。

 

 続いて、ナメクジの頭部を持つソーサラーと遭遇。

 飛び掛かって不意打ちしたキュベラス、ユイ、ヴィーネは、数秒で魔法を生み出さずに、その諸侯の一人魔公爵パブラモーラーの眷族兵を屠った。


 順調に強襲偵察を続けた三人は数十分、ファントム・アルフの集落から南東に離れ、穿山ウアンの戦場を沿いを進んでいく。

 と、その三人は速度を落とす――。

 血文字と流れるような手信号の交歓――。

 長年連れ添ったひとつの生き物のように呼吸を合わせる三人の動きには熟練の猟兵のような凄みがあった。


『左と後方ですね』

『うん、戦場の高台だからそこを利用していた部隊かも』

『氣付いていないですし、今なら見渡せます』


 血文字を行いつつ息を潜めながら切り立った岩山の稜線を進む。

岩場の僅かな死角を縫うように進む足運びは、音すらも置き去りにしている。


 三人は魔界の澱んだ空氣と同化し、完璧な強襲偵察を体現していた。


 やがて、視界を遮っていた巨大な奇岩群を抜けた先――。

 高台の崖縁に辿り着いた三人は眼下に広がる光景に息を呑み、足を止めた。


「……これが、【穿山ウアンの戦場】……」


 ヴィーネが翡翠の蛇弓(バジュラ)を下ろし、銀色の瞳を驚愕に見開く。

 地平線の彼方まで続く荒涼とした大盆地が文字通り戦火の海と化していた。

 鼓膜を劈くような轟音、大氣を揺るがす数百万規模の魔力の衝突。


 視界の右翼から押し寄せるのは煮えたぎる獄炎を纏った異形の軍団――。

 十層地獄の王トトグディウスの正規軍。

 先程遭遇した『十層地獄の刃』と呼ばれる先遣隊など児戯に思えるほど、巨大な獄炎竜や、全身に棘を生やした重装の悪鬼たちが津波のようにうねりを上げている。


 対する左翼、それを迎え撃つのは闇神リヴォグラフ側の本隊。

 黒紫の瘴気を立ち昇らせる巨大な移動要塞の魔街異獣ゲルマドーを旗艦としている【闇神異形軍】第五十四番軍団、通称、コバトトアの闇軍団。

 後方には、各地で略奪した莫大な物資を運ぶ輜重部隊の列が延々と続いているのが確認できた。


「……闇神リヴォグラフの戦力は、あれでも一部なんでしょう?」

「はい、わたしたちが勝利した惑星セラの二つの傷場に【旧水晶都市デムラ】での戦いは、極一部にすぎないのですね」

「そうです。【暗夜十三の執行者】や【異形のヴォッファン】も、巨大な【闇神異形軍】の枠組みの中の一つの軍に過ぎない」


 キュベラスは更に、


「そして、中央の魔街異獣と防衛陣は強力です。穿山ウアンの戦場で結果を出している軍団の中心なだけはある」

「うん、周りも精強」


 ユイが<ベイカラの瞳>を極限まで凝らして戦場を俯瞰する。

 次々に強者たち、大眷属、眷族、魔傭兵の強者たちをマーキングしていく。


 闇神リヴォグラフ軍の要所には、多眼の巨大魔獣や四腕の将校クラスが数百体も配置され、トトグディウスの獄炎を強固な闇の結界で弾き返していた。


 だが、事態は二大勢力の衝突だけでは収まっていなかった。


「……あれだけではありません。北の山間部と、南の荒野の果ても見てください」


 キュベラスが魔杖の先で静かに指し示す。

 北の岩山を削り取るように進軍してくるのは、狂氣の雄叫びを上げて敵味方構わず蹂躙する血塗られた狂戦士と漆黒騎士の群れ。暴虐の王ボシアドの軍勢だ。

 更に、紫煙が立ち込める南の荒野からは、巨大な一つ目を持つ不定形の怪物たちが戦場へなだれ込もうとしていた。悪神デサロビアの眷族である証明――禍々しい邪眼の光線を四方八方に撒き散らし、魔夜世界を斬り裂くような黄色の閃光を迸らせている。

 西には魔界王子ライランの軍旗、そして狩魔の王ボーフーンや王魔デンレガ、魔公爵ゼンに淫魔の王女ディペリルといった諸侯たちの小規模ながらも精鋭揃いの軍団が、ハイエナのように戦場の隙を窺っているのが見て取れた。


「……これじゃあ、まるで魔界の覇権を賭けた総力戦じゃない。どうしてこの場所で、これほど多くの勢力が同時に……?」


 ユイの疑問に、かつて【闇の枢軸会議】の端に身を置き、魔界の深淵を知っているキュベラスが静かに首を振った。


「ユイ、ヴィーネ。この穿山ウアンは、単なる国境の緩衝地帯ではありません。大平原コバトトアルと地続きでもあり、山脈の周辺と、山脈と平原の地底深くからは『ウアンの星脈石』、『魔皇碑石』の一磐~五十磐、『闇ノ闘神の血鉱』などがあります。更に、その資源採取だけでなく、その資源がある場所を陣取った軍勢は、魔力回復力、体力、精神力、武具の強度、それらを永続的に底上げする特異な現象が起きるのです」


 キュベラスは戦場の中央に点在する、異様に発光する巨大なクレーターを指した。


「そして、十層地獄の王トトグディウスの領域にも存在しているクレーター。あの拠点を抑えることで、軍勢全体に強力な魔導陣地のバフ効果が付与されます。一度陣地を得れば無類の強さを誇れる反面、取っては取り返される……だからこそ、神々も諸侯も、ここを『終わらない永久の戦場』として奪い合い続けているのです」

「……なるほど。旨味がデカすぎるから、誰も引けないってわけね」


 キュベラスの深い知識に裏打ちされた解説に、ヴィーネとユイは納得の表情を浮かべる。だが、戦場を観察していたヴィーネの尖った耳が、不意にピクリと動いた。


「では、フェドゥとマガリディが兵として活用される以外に、ファントム・アルフの集落にも、闇神リヴォグラフ側の戦力が、価値を見出している、または、利用していた権益があったのでしょうか」

「あるかもですね」

「……はい。そして、ご主人様が多眼魔将ゴルム・ザードを討ったことも、この大戦乱の火に油を注ぐ結果になるはず。あのファントム・アルフの集落は、この大軍勢の進軍ルートに完全に呑み込まれます」

「私たちがここで小手先の工作を行っても、この数百万の濁流を止めることは不可能です。……それに、どうやら私たちも『見物』を許される状況ではなくなったようですね」


 キュベラスが魔杖を横に払うと同時、三人の頭上の空間が歪み、闇神リヴォグラフ側の別働隊――飛行能力を持つ黒灰色の流体装甲兵たちが十数体、音もなく強襲を掛けてきた。


「またあの装甲兵、あ、斥候タイプかな――」


 ユイがイギル・ヴァイスナーの双剣を抜き放ち、迎撃の態勢を取る。

 だが、ユイが地を蹴るより早く、彼女たちの背後の空間から、夜の帳を凝縮したような『宵闇の魔刃』が放射状に放たれた。


 ズバァァァァッ!


 音もなく放たれた漆黒の刃は、流体装甲兵たちの胴体をいとも容易く両断し、魔界の空に汚れた血の雨を降らせた。


「なっ……!?」

「あら。警戒は怠らないことね、光魔の娘たち」

 

 空間の裂け目から優雅な足取りで姿を現したのは、宵闇の星を散りばめたような豪奢なドレスアーマーを纏う妖艶な女性魔族だった。

 両手には、月明かりを吸い込むような双曲剣が握られている。

 その背後には、同じく宵闇の魔力を纏う強襲偵察部隊が音もなく控えていた。

 キュベラスが、


「……貴女は、宵闇の女王レブラ様の大眷属?」


 キュベラスが魔杖を下げ、相手の素性を看破して恭しく頭を下げる。

 女性魔族はふわりと微笑み、曲剣の血を払って鞘に収めた。


「私は宵闇の女王レブラ様が第一軍を預かる大眷属、魔影刃のディルマ……シキから聞いていた通りの顔ぶれね。ヴィーネにユイ、そしてキュベラス」

「わたしのことも?」


 ユイの問いに、ディルマは口元に手を当てて艶やかに笑った。


「えぇ。レブラ様の所用で、セラのペルネーテに移動したこともありますから」

「そうでしたか」

「ふふ、貴女たちもよく知っているように、シキの部下には、吸血神ルグナド様との共同眷族のハビラも居ますからね、当然、あなたたちの宗主――シュウヤ・カガリの噂は、嫌というほど耳にする。更に……私たちの主、レブラ様も、彼には……大層ご執心のようですから……」


 ディルマの視線が、遥か眼下の戦場へと向けられる。

 宵闇の魔力が、東の空から静かに、だが確実に戦場へと流れ込み始めていた。


「この戦場はもうすぐ完全に弾ける。闇神が綻びを見せた今、誰もがこの『ウアンの星脈石』を独占しようと躍起になっているわ。私たち宵闇の軍も、本隊がもうすぐここに到着する」


 ディルマはヴィーネに向き直り、真剣な眼差しで告げた。


「あなたたちの宗主に伝えなさい。ここはもう『見の場』じゃない。巻き込まれたくなければ、早急にこの宙域から離脱することね」

「……忠告、感謝します。ディルマ殿の部隊もご武運を」


 ヴィーネが胸に手を当てて礼をすると、ディルマは「ふふ、彼によろしくね」とウィンクを残し、部下たちと共に宵闇の空間跳躍で一瞬にして姿を消した。


「……大連盟の繋がりが、こんな辺境の戦場で役に立つとはね」

「はい。ですがディルマ殿の言う通りです。急いでご主人様の元へ戻りましょう! 一刻も早く、あの集落の者たちを安全な場所へ避難させなければ!」

「えぇ、全速力で戻るわよ!」


 三人は最後にもう一度だけ、魔界の歴史が塗り替わる凄惨な大戦場を目に焼き付けると、踵を返し、来た道を弾丸のような速度で引き返していった。



 □■□■



 ファントム・アルフの集落跡。

 焦げた匂いが漂う広場では、生き残った幽影魔族たちが肩を寄せ合い、震えていた。


「フェドゥ、彼らの被害状況は?」

「はい、シュウヤ様。家屋の大部分は焼かれましたが、皆様の迅速な救援のおかげで、命を落とした者は想定より遥かに少なく済みました。ですが……」


 フェドゥが広場の中心に立つ老魔族――集落の長老へ視線を向ける。

 長老は杖をつき、俺の前に進み出ると深く頭を下げた。


「光魔の王よ。我ら幽影魔族を救っていただいた御恩、この命に代えても報いきれませぬ。ですが……我らにはもう、この森で生きていく力は残されておりません。ゴルム・ザードは討ってくださいましたが、いずれまた別の軍勢が……」


 その言葉の途中で、森の奥から凄まじい風切り音が響いた。

 ヴィーネ、ユイ、キュベラスの三人が、息を切らせながら広場へと飛び込んでくる。


「ご主人様!」

「戻ったか。敵対勢力の動きの報告を頼む」


 キュベラスが切羽詰まった表情で、


「南東の【穿山ウアンの戦場】で、トトグディウス、ボシアド、デサロビアの巨大軍勢が、リヴォグラフの本隊と大激突を開始しています。更に、魔公爵ゼンや狩魔の王ボーフーンなど、他の諸侯も入り乱れ、完全に統制を失った総力戦の様相を呈しています!」

「まさに穿山ウアンの戦場か、魔界大戦が何度も起きている大平原コバトトアルの一部なだけはある」

「はい。魔界の均衡が完全に崩れました。各勢力がリヴォグラフの領地を狙って一斉に動き出しています。この集落も、数日……早ければ数時間後には、彼らの進軍ルートに呑み込まれて焦土と化します!」


 ユイの切実な報告に、長老をはじめとするファントム・アルフたちが絶望の悲鳴を上げた。エヴァが車椅子を滑らせ、俺の袖を引く。


「ん、シュウヤと皆、準備を急ごう」

「にゃごッ!」


 相棒も危機を察知し、警戒の声を上げた。

 俺は長老とフェドゥを真っ直ぐに見据える。


「聞いた通りだ。ここに残れば確実に巻き込まれる。長老、フェドゥたち、共に来てくれないか? 安全な場所へ移住する氣はあるならだが」


 フェドゥは長老と視線を交わす。

 長老は涙ぐむと、奥さんのお婆ちゃん、隻眼の婆と目を合わせていた。

 長老と違い婆さんは、胆が座っているようだ。


 魔杖を握り締めながら、俺をじっと見ている。

 ふと、殺氣ではないが、武人の香りが漂った。

 独鈷コユリと似たタイプかな。フェドゥは先程から、その婆に何度も頭を下げているからかなりの強者だろう。もしかしたら、フェドゥとマガリディの師匠とか?

 長老は、その婆を見ていたが、婆は、


「――ほら、バマラ! さっさと光魔の旦那に返事をせんか、だらしない!」


 と喝を飛ばす。


「わ、分かったから、そう怒鳴るな……」

「ふん、幽影使いの名が泣くぞ!」

「……」


 長老バマラのお爺ちゃんに、思わず、心で『がんばれ』とエールを送った。

 そのバマラお爺ちゃんは、俺を見て、


「はい、もとより我らの命は貴方様のもの。よろしくお願いいたします……どうか……我ら一族をお導きください……」


 長老は涙を流しながら、再び深く地に額を擦りつける。

 

「了解。移動場所の選定だが、惑星セラのサイデイル、魔界ならバーヴァイ城辺り、【レン・サキナガの峰閣砦】も可能だ。フェドゥ、俺たちのことは軽く説明したと思うが、もう選んだのかな」


 フェドゥを見ると、


「はい、どちらも良いですが、【レン・サキナガの峰閣砦】にしようかと思います」

「よし、決まりだ」


 キュベラスに視線を向ける。


「キュベラス、全員を一度に移動させる。<異界の門>を頼む」

「了解しました。では、皆さん、石門を生み出すので、驚かずに――」


 キュベラスが両手を高く掲げ、極大の<血魔力>を放出する。

 空間が大きく歪み、広場の中心に数千人を飲み込めるほどの巨大な『異界の門』が顕現した。


「「おぉ」」

「おぉ、あれが、噂に聞く、獣貴族、異界の軍事貴族の召喚器タイプ!」


 ファントム・アルフの幽影魔族たちが、ざわついた

 <血魔力>を全身から発動させ、


「――さあ、急げ! 荷物は最低限でいい、命を最優先に門を潜れ!」


 大声で叫ぶと、一氣に静まり返る。

 フェドゥが、「はい、皆、行きますよ、長老も――」とバマラの手を取り、広場に顕現した巨大な石門へと共に歩みを進めていく。

 続けて、キサラ、エヴァ、レベッカ、ヴィーネが誘導に走り、ファントム・アルフの民たちを、次々と誘導し石門の中に入って見えなくなった。

 

 最後にキュベラスとヴィーネが残る。

 ヴィーネは、〝陽迅弓ヘイズ〟を持ちながらも、レンやバーソロンたちからファントム・アルフたちが無事到着したとの血文字による報告を受けていた。


「――ご主人様とロロ様、行きましょう。全員が無事に【レン・サキナガの峰閣砦】に到着しました」

「あぁ」

「にゃぉ」


 相棒は黒猫に変化し、肩に乗ってくる。

 俺の後頭部に己の頭部をすり寄せてからすぐに回り込み、肩の竜頭装甲(ハルホンク)が用意したパーカーの頭巾の窪みに入って寝るのかと思ったが、寝ずに、後ろを見やる。


 その黒猫(ロロ)の視線は――。


 穿山ウアンの戦場の方角か。

 遠くの空は禍々しく赤く染まり始めている。


 戦火の照り返しだろう。巨大な花火に、奇怪なキノコ雲とか、小型核でもぶちかましたのかよ……。更に、漆黒のグリフォンか不明な、ここからでは豆粒のような大きさにしか見えないが、無数に出現し、陽に当てられたように燃焼し、爆発、散っていく光景が続く。


「カカカッ」


 黒猫(ロロ)はクラッキング。

 捕獲したくてうずうずしているのか。

 頼もしいが、あの中に入ろうとは思わない。

 

 穿山ウアンの戦場の利権を巡る戦いなんて、御免被(ごめんこうむ)る。俺たちも必要ならば参戦するかもだが、今はその時じゃない。


 そう考えながら、ヴィーネとキュベラスと共に石門を潜った。

続きは明日、HJノベルス様から書籍「槍使いと、黒猫。1巻~20巻」発売中。

コミック版1巻-3巻発売中。

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