二千五十九話 砂城の祝杯と、夜を溶かす青い体
新年あけましておめでとうございます。
上空に浮遊する砂城から白銀の道が降りてくる。
皆で、その白銀の道に乗ると白銀の城門の前に移動した。
そこで肩の竜頭装甲を意識して、軽装にチェンジ。
そのまま中心部に鎮座するモニュメントに意識を集中させた瞬間――。
視界が白銀の粒子に包まれた刹那、網膜に焼き付いていた戦場の熱風が消え、砂城タータイムの心臓部――『司令室』へと意識が引き戻される。
砂城タータイムの内部の『大広間』でもある『司令室』。
魔皇碑石と〝星霜の運行盤〟に、七雄の部屋の出入り口や、ドラゴンの巨大な像と一体化した内壁や部屋の出入り口がある。
強固な魔法障壁に守られた城内は、ある種の異世界、高高度特有の激しい風など一切届かない。〝星霜の運行盤〟から、〝星霜の運行盤〟が刻む、悠久の時を思わせる重厚な低振動が、床を通して心地よく背筋を震わせる。
そんな大広間には、魔酒の樽が積まれ、立ち椅子と細長いお洒落な机が並ぶ。
机には、大小様々な料理が既に盛られてあった。
そして、フクナガとディーとリリィとザガとボンが、お洒落な正装で、
「皆様、戦勝! おめでとうございます。料理と魔酒は豊富に用意済みです」
「是非とも、ご堪能あれ」
「はい!」
「おう、わしらも少し手伝った!」
「エンチャント~」
先に戻っていたミスティとルシェルとアドリアンヌも、
「うん、もう準備完了よ」
石造りの広大な空間には、ミスティが金属で用意した円卓も並ぶ。
「シュウヤ様たち、すでに準備は整っています」
「ふふ、はい」
肩に乗った黒猫はすぐに離れ、ルシェルとボンの足に頭部を寄せる。
中央に向かいながら、
「おう、準備していたのか、フクナガたち、ありがとう」
「いえいえ、私たちの当然の仕事の一つです。蓄えられている食材などは豊富にあるので、今回はそれらをふんだんに活かした魔料理です」
「了解した」
そこで皆を見て、
「……では、皆、今夜は勝利の祝杯といこう。氣軽に、飲んで食ってくれ!!」
「「了解~」」
「「ハッ!」」
「「「はい!」」」
熱狂的な歓声が上がった。
魔界の珍味が次々と運び込まれていく。
大広間に並べられた細長い机の上で、フクナガの忍び庖丁が目にも留まらぬ速さで舞う。
中央の極魔鋼の鉄板からは、かつてないほど濃密な魔力の薫りが立ち上っていた。
フクナガは、「皆様、仕上げがございます――」大切そうに一本の小さな銀の小瓶を掲げた。それは、かつてホーブスルタンが至高の技術をもって抽出した、フリビスナルの天魔酒の完成された雫だった。
「この雫は、ただ飲むにはあまりに強大。ですが、私の『魔熱調理法』によって、ヴォソギア様から賜った黒雷竜の残滓肉の繊維に染み込ませることで、その『時の理』を味として固定することに成功いたしました」
フクナガが鉄板の上で肉を翻すと、魔戦酒バラスキアが振りかけられる。
爆ぜるような轟音と共に、紫電の火柱が天井を焦がさんばかりに突き上がる。
その圧倒的な熱源を御しながら、フクナガはゼガサッチ産の魔酒をソースのベースに注ぎ込んだ。
「おおぉぉ……! 甘美な残り香……。間違いない、フリビスナル! 調理に使うとは驚きだ」
バフハールが叫ぶように感想を漏らす。
「然もありなん……」
クレインのいつもの言葉だが、黄金のトンファーを握りしめ、驚愕と期待に頬を紅潮させていた。バフハールは、四つの眼をカッと見開き、喉を鳴らし、
「カカッ! かつて戦場でわしの魂を焼いたあの雫が、これほど芳醇な『香り』を放つとはな! さすがは、魔調理の天才のフクナガだ」
「皆、体のためにもなる。冷めないうちに味わってくれ」
「おう!!」
「「「はい!」」」
皆、夢中になって肉を食べていく。
エヴァが、一口食べ、紫の瞳を輝かせ、驚きに身を震わせる。
ミスティが用意した円卓の周囲でも、賑やかな声が上がっていた。
「この肉、噛むたびに雷の魔力が爆ぜるみたい! 最高~」
レベッカが、豪快に魔酒の杯を空けながら笑う。
その瞳は、黒雷竜の残滓肉がもたらす熱氣と、自らの内に滾る蒼炎の『氣』が共鳴しているかのように輝いて見えた。
隣で銀のフォークを器用に操っていたミスティも、満足げに頷く。
「ふふ、フクナガの包丁捌きには、ある種の魔術的な精緻さを感じる。この円卓に流れる『氣』の密度も、かつてないほど高いわね」
ミスティの冷静な分析も、今はどこか浮き足立っているように聞こえた。
彼女が作り出した金属の円卓が、並べられた料理の熱を反射し、更に宴の雰囲気を引き立てている。
たしかに皆の感想通りの味だ。
肉を再び、噛み締める。
くぅぅ~、口腔内で弾けるのは肉汁ではない。
純度の高い雷の『氣』だろう! これが溶けるように喉を通り、胃に落ちる!
くぅ! 全身の毛細血管が活性化――。
戦場での疲れが急速に霧散していく感覚に襲われた。凄い料理人だよ、フクナガは。
彼を奪い合う理由も分かる。
「――シュウヤ様、お口に合いますか?」
ルシェルが、少し恥ずかしそうに果実の盛られた小皿を差し出してきた。
「ああ。どれも絶品だ。準備、大変だっただろう」
と、応えると、アドリアンヌも顔を綻ばせ、
「良かった! 皆様の戦勝を祝うためですから、準備の手伝いも楽しかったですよ」
彼女たちの献身的な働きが、この勝利の味をさらに深めているのは間違いない。
すると、少し離れた席でザガとボンが、魔酒の樽を囲んで盛り上がっていた。
「ボンも美味いか!」
「エンチャントゥ~」
二人はいつもの調子だが、ありがたい存在だ。
「ボンのエンチャントが料理の隠し味になったかもだぞ!」
「エンチャ~」
二人の会話に、マルアとルビアも嬉しそうに参加していく。
「ん、これ……頭の中……静かになる。……魔力の、通りが……凄く、滑らか」
エヴァの言葉に頷いた。エヴァも色々な魔酒をクレインと共に飲んでいくから、少し酔っているうように思えた。時折、俺に杯を向け、「ん、シュウヤもいっぱい」と勧めてくれたから、頷いて、飲み干すと、
「ん! シュウヤ、好き――」
と、そのまま抱きついてきた。嬉しくなってエヴァを抱っこしたまま、皆から少し離れてイチャイチャをしていると、案の定、レベッカやユイ、サラ、ベリーズたちから一斉に突っ込まれる。賑やかで、心地よい。
そして、すぐにクレインから「フリビスナルの天魔酒を処方したホーブスルタンは凄腕さね」と魔酒を勧められる。
「あぁ、たしかに」
フリビスナルの時の層が、砂城の〝星霜の運行盤〟と共鳴し、砂城の〝星霜の運行盤〟が放つ微細な魔力波が、口腔から染み出した料理の魔氣と呼応し、俺の意識を多層的な時の流れへと同調させていく。
その間にも、リリィとディーが完成した料理を次々と配っていく。
しかし、この肉は七色の燐光を放ち、まるで星屑を散りばめたような美しさだ。
ヴィーネが大きい焼き茄子を、レベッカとエヴァとフーと分け合ってから、こちらに歩みより、美味しそうにその料理を食べてから、
「――ふふ、ご主人様――前にも頂きましたが、これは『食事』ではありませんね……私たちの血脈そのものを活性化させる、至高の供物です」
頷いた。そのヴィーネは百足の覚醒を隠し味に加えた特製ステーキを口にすると、恍惚に瞳を潤ませ、青白い細い喉を満足げに上下させていた。
そのヴィーネを見つつ、
「あぁ。体の奥底から力が湧いてくる……この味なら、闇神リヴォグラフを相手にしても、後れを取ることはないな」
「はい……」
魔酒を喉に流し込み、隣で「にゃぉ」と満足げに鳴く黒猫の背を撫でた。
相棒も、特別にフリビスナルの雫を潜らせた希少部位を夢中で頬張っている。
ヴィーネは、「ご主人様、このゼガサッチ産の魔酒も美味しいです」とワイングラスに注いでくれた。
「ありがとう」
とそれも飲む。
体が熱くなる。ヴィーネもグラスを口に含みゼガサッチ産の魔酒を飲んでいく。
細い喉が少し赤くなる。
浮き上がった鎖骨からデコルテにかけて、雪原を陽光が焼くような淡い紅が差している。その肌の昂ぶりと脈動と鼓動の連鎖が、煩悩を刺激し、視線が自然と、その下の乳房の上部と乳房を隠す衣服に吸い寄せられていく。
また、俺の視線を理解しているヴィーネは満更でもないように微笑み、少し口を拡げてから舌を見せてキスをする素振りを示す。そして、俺の横に体を寄せて、「ご主人様……戦場で私を見る時と、今のわたしはどちらが好きですか?」と少し酔っているのか、聞いてきた。
「あぁ、どちらも好きだが……」
と、言いながらヴィーネの腰に手を回し、少し抱きしめながら<血魔力>伝わせた。
刹那、<血魔力>がヴィーネの体に浸透、血管を駆け巡ると、短く吐息を漏らす。
「ご主人様……もう少し……ください」と熱い吐息を漏らしながら呟く。所望に応えて<血魔力>を練り、彼女の細い前腕を指の腹でなぞる。「アンッ」と声を発し、感じていた。ヴィーネの蠱惑的な瞳に、渇愛と悦楽が混濁した火が灯る。
そのヴィーネは皆がいるから直ぐに離れたが、瞳は潤んだままだった。
時仕掛けの要塞、砂城タータイム。
勝利の美酒と、古の魔酒と皆の笑顔が織りなす奇跡の宴は、最高だ。
宴の喧騒が、遠い潮騒のように意識の端へと追いやられていく。
◇◇◇◇
ボンたちも踊り、時間を忘れるほどの酒宴、宴会となった。
ボンたちが踊り明かし、並べられた料理の皿が空になる頃、広間を照らす魔石の光も穏やかな眠りを誘うような光量へと落ちていた。そして、レカーとヴティガも、己の部下たちと共に酒宴から離れて砂城タータイムを一時離脱した。吸血神ルグナド様はもうじきここに来るようだ。
レベッカやミスティ、クナたちとひとしきり語らい、戦勝の喜びを肌の温もりと共に分かち合ってからふっと独り、喧騒の輪を離れた。
広間を照らす魔石の光がわずかに光量を落とす中、〝星霜の運行盤〟に近づいた。
蒼白い燐光が、暗がりの大広間の一角に神秘的な模様を描き出している。
そこに、音もなく柔らかな氣配が重なった。
「……ご主人様」
ヴィーネの声だ。
振り返れば、銀髪を運行盤の光に輝かせたヴィーネが側に立っていた。
バニラの芳香が魔酒の熱によって更に甘く、濃密な重みを持って鼻腔をくすぐる。
言葉を待たず、ヴィーネは俺の腕に細い指を絡ませてきた。
共に黙って〝星霜の運行盤〟を凝視。
〝星霜の運行盤〟から漏れる蒼白い燐光が綺麗だ。
横に寄り添うヴィーネの銀髪を神秘的な光彩で縁取っていた。
「……ご主人様、少し、歩きませんか」
熱を帯びた耳元での囁きに、くすぐったさを覚えた。
「あぁ」
と、返事をしてヴィーネを見る。
銀色の蠱惑的な瞳。そこには、勝利の後の昂ぶりと、静寂がもたらす独占欲が小さな火を灯しているように思えた。
そのヴィーネは「ふふ――」微笑みながら俺の腕を奪う。と、乳房を押しつけるように、身を寄せ、頬を肩に当ててくれた。ヴィーネの息遣いが可愛い。
そのヴィーネは少し離れ、上目使いで微笑む。
自然と頷き恋人握りとなる。
黒猫がルシェルの傍らで丸くなったのを見届けてから、ヴィーネを連れて大広間の奥にあるバルコニーへと向かった。
一歩ごとに宴の残響が遠のき、代わりに夜の冷氣が肌を撫で始める。
そこは、高高度の冷氣と砂城の熱氣が交差する境界。
眼下には魔界の闇が海のように広がっているが、この一角だけは、二人の体温が混ざり合う特別な領域となっていた。
すると、背後の大氣がわずかに揺らぎ、常闇の水精霊が姿を現す。
ヘルメは分離した半身を揺らし、月光を反射する水面のような滑らかな肢体を晒しながら、左側に滑り込んできた。
「閣下……ヴィーネだけでなくわたしも可愛がってください、先ほどの神槍の余韻で、わたしの、秘奥の芯までもが、閣下の昂ぶりに呼応して、形を保てぬほど激しく波打っております……」
ヘルメは潤んだ瞳で見上げてくると、冷たいはずの指先で胸をなぞる。
だが、その指先からは、俺の魔力に当てられた熱が伝わってきた。
右には、生命の熱を脈打たせるヴィーネ。左には、月光を透過させるほど清らかなれど、俺の熱に当てられたヘルメ。
ヴィーネはヘルメを牽制するように、俺の右手に己の指を絡め、恋人握りで強く握りしめた。
「精霊様……わたしの番です」
ヴィーネの青白い項が、夜風に震える。
細い腰を引き寄せてから、その長耳の耳朶に唇を寄せ、
「ヴィーネ、そんなに焦らなくても……夜は長い。砂城の時は、俺たちのためにある」
ヴィーネは体を小さく震わせ、女の匂いを漂わせては、「はい……っ」と声を漏らし、体を預けてくる。薄いドレス越しに伝わる柔らかな重みが……自然と、俺の血の渇きを別の形へと変えていく。ヴィーネは、「ふふ、ご主人様……ここも辛そうに視えます……」と呟きながら、盛り上がった股間に細い指先を当ててきた。
ビクッと動くと「あぁ……」とヴィーネの双眸が振るえ唇が、それを求めるように自然と上下に開く。「……熱そうで、ぁ……」と感じている。
青白い肌のあちこちが、薄い桃色に変化していく。
ヘルメもまた、俺の首筋に水の腕を回し、耳元で甘い吐息を漏らし、
「ふふ、そうですよ。この時仕掛けの城の中で、閣下の『氣』が私たちを貫き、一つに溶け合うまで……。うふふ、本当に、蕩けてしまいます」
眷族と精霊が放つ、異なる、だが等しく深い忠愛と熱量。
彼女たちの腰を同時に抱き寄せ――混じり合う吐息ごと、二人の唇を交互に奪う。
俺の<血魔力>を媒介に二人の熱を一つへと編み上げていく。
青い乳房が揺れる、それを覆うように掌から溢れんばかりにもみしだく。
――甘いバニラと、清冽な水の感触。
それが混ざり合い、<血脈>を激しく、そして優しく揺さぶる。
俺たちは、星霜の運行盤が重厚な振動を奏でていく中――。
砂城が刻む時の歯車が俺たちの吐息に絡め取られて速度を失い、永遠という名の静寂へと溶けていく
――バルコニーの冷氣すら、俺たちの周囲では意味をなさない。
腕の中で、ヴィーネは身をよじり、白磁の肢体を夜の闇に浮かび上がらせる。
「……ぁぁ、ご主人様の指先が……わたしの魂に直接触れている……」
ヴィーネが漏らす切実な吐息が、首筋に熱を刻む。
彼女の内に流し込んだ<血魔力>は、ただのエネルギーではない――。
俺の情念そのものが、彼女の深部で爆ぜ、甘美な痺れとなって神経を焼き焦がしていると理解できた。そこにヘルメが清冽な水の衣を纏わせるように重なってきた。
「――閣下、ヴィーネの熱を……わたしがもっと深く、閣下の奥底まで運びます……」
ヘルメの体は、俺の意志一つで温かな春の海にも、氷のような鋭い刺激にも変わる。 彼女の指先が、ヴィーネの項をなぞり、俺の胸元を愛撫する。
温かな肉の鼓動と、形を変幻自在に変える水の抱擁。
二つの異なる快楽の波が、俺の<血脈>を極限まで励起させていった。
二人の腰をさらに強く引き寄せ、砂城の最深部――『時の寝所』へと誘う。
そこでは、巨大な魔石が心臓の鼓動を刻み、星屑のような粒子がカーテンのように揺らめいていた。
寝台に二人を沈めれば、銀髪と蒼い水髪が、シーツの上で複雑な模様を描いて混ざり合う。ヴィーネの昂ぶる乳房に唇を寄せ、同時にヘルメの水の肢体に己を沈めていく。
ヴィーネが「あんっ!」と、歓喜に満ちた絶叫を上げ背を反らせる。
刹那、ヘルメの肉体もヴィーネの感応に呼応し激しく渦を巻く――俺を逃がさぬよう強く締め付けた。
俺の血を介して、二人の快楽は多層的に増幅されていくが、愛には精霊も眷族も関係ない。
――ひたすら官能の深淵へと……永遠へと沈み込んでいった。
――ヴィーネの潤んだ翡翠の瞳が俺を捉えて離さない。
「……もっと、奪ってください……。わたしが、ご主人様の『一部』だと、刻みつけて……」
その願いに応えよう――。
獣のような本能を解放する<血液加速>を強めた。
砂城の運行盤が奏でる重厚な振動はもはや二人の鼓動と完全に同調していた。
時が止まったかのような錯覚の中、俺たちは、ただ互いの体の熱と匂いを、そして魂の震えを貪り合うように幾度となく体を重ね、混じり合う。やがて、極限まで高まった魔力の奔流が一氣に弾け、
「「――ぁっ、が、閣下ぁぁ!!」」
ヴィーネとヘルメが同時に名を叫び、絶頂の淵で強く俺に縋り付いた。
そんな二人を押し潰さんばかりの勢いで抱き締め、溢れ出す熱い『氣』を、彼女たちの深奥へと解き放った――。
静寂が、ゆっくりと部屋を満たしていく。
残響のように響く、荒い吐息。
窓の外では四竜が勝利を祝うように悠然と旋回しているが、この部屋の時間は、まだ濃密な余韻の中に留まっていた。
力なく横たわるヴィーネの額に口づけ、ヘルメの透き通った髪を愛おしく撫でる。
勝利の後の、この静かな結びつき。
これこそが、魔界という過酷な地で俺が手に入れた最強の盾であり、最高の報酬だな。
と、確信しながら彼女たちと共に、深い安らぎの中へと沈んでいった。
夜空を舞う四竜の咆哮が、遠く、子守唄のように響き渡っていく。
次話は明日を予定、HJノベルス様から書籍「槍使いと、黒猫。1巻-20巻」発売中。
コミック版1巻~3巻発売中。




