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千八百三十四話 マバオンと再会


 【デアンホザーの地】を巨大な黒猫ロロディーヌが駆ける。

 近くには、ロターゼも飛翔中。

 肩の竜頭装甲(ハルホンク)を意識し、<魔戦酒胴衣>を展開させる。

 薄着となったが、まぁ、簡単な修業を兼ねた移動だ――。


「ルヴァロスの<王樹ノ根転移>に<樹界烈把>を用いた〝樹海道〟の転移と移動もできるが、今回は、フロルセイルの傷場を試す」

「はい。分かっています。西マハハイム地方のフロルセイル地方には十二樹海はありません」


 頷いた。

 比較的にフロルセイル地方と近いのは【魔界十二樹海・南マハハイム】と【魔界十二樹海・北エイハブラ】が近いか。


 〝列強魔軍地図〟では……。


 【狩魔の王ボーフーンの支配領域への道】。

 【魔界十二樹海・西キリアルゲン】。

 【魔界十二樹海・南マハハイム】。

 【魔界十二樹海・北エイハブラ】。

 【魔界十二樹海・南ヴァーレーズ】。

 【魔界十二樹海・西サザナミ】。

 【魔界十二樹海・東レンヴィル】。

 【魔界十二樹海・東ハイロスン】。

 【魔界十二樹海・東ジブレランフォインド】。

 【魔界十二樹海・南ラバヒッタイド】。

 【魔界十二樹海・西ヒリアツィ】。

 【魔界十二樹海・中央パルパディ】。


 などの地名と場所は出現していたが、どこも遠い土地だ。


 相棒の頭部と背には、魔皇メイジナ様、<光魔王樹界ノ衛士>ルヴァロス、ヴィーネ、エヴァ、レベッカ、ユイ、ミスティ、アルルカンの把神書、ベネット、キサラ、キュベラス、シャナ、エラリエース、ヴェロニカ、ハミヤ、ママニ、〝巧手四櫂〟のゾウバチ、ズィル、インミミ、イズチ、バーソロン、フー、サシィ、レン、魔命の勾玉メンノア、第一王女ギュルアルデベロンテとフロルセイルへの帰還組と見学組の眷属たちがいた。


 銀灰猫(メト)白黒猫(ヒュレミ)黄黒猫(アーレイ)銀白狼(シルバ)子鹿(ハウレッツ)と法魔ルピナス、アドゥムブラリ、クレイン、ピュリンたちは【テーバロンテの王婆旧宮】に残っている。


 クレインは魔酒好きが炸裂中。

 原初ガラヴェロンテとキュビュルロンテと第三王女トキュルンロンテとミグラドと魔秘書官長ゲラとペミュラスとエスパニュラスなどの会議的な会話で<魔霊氣翻訳>の翻訳スキルの蘊蓄から、ホーブスルタンに新しい魔酒となる素材の提供が【瘴気の樹森】にはある。といった会話に入ってから、えらく興奮気味に、原初ガラヴェロンテたちに詰め寄っていた。忙しくなりそうだった。


 クナとメルとルシェルは、その旧宮の中の大広間の机に置いてある〝七雄七竜を封じた時仕掛けノ砂城タータイム〟の中、〝星霜の運行盤アストロラーベ・クロノス〟を主にチェック中だ。


 すると<従者長>ラムラントから血文字が浮かぶ、


『シュウヤ様、<筆頭従者>チチルがここに着たので、貿易と警邏と、その経路と採取品目リストに貿易ルートの導線についての様々な書類を持ち、光魔騎士グラドたちがいる峰閣砦に向かいます。また、その後、【デアンホザーの地】に移動し、わたしも【デアンホザーの百足宮殿】と【テーバロンテの王婆旧宮】の見学をしたいと思います』

『了解した。古バーヴァイ族の四腕戦士キルトレイヤと四腕騎士バミアルとも情報共有を密にしておいてくれ』

『はい』


 三腕のラムラントは、皆にも血文字を送っている。

 エヴァたちの前には、そのラムラント以外の、クレインなど複数の血文字が浮き上がっていた。


 風を切り裂くような速さで目的地のフロルセイルの傷場へと一直線に向かう。


 神格を落としたが、感覚は研ぎ澄まされたまま。

 <月冴>と<黒呪強瞑>と<闘気玄装>を発動。

 続いて<紫月>と<月読>と<破壊神ゲルセルクの心得>なども発動した。

 俺の前に『月冴』の渋い魔力文字が浮かぶのをも見ながら<血道第一・開門>の血を放出しては、体から<血魔力>を放出――。

 キサラとヴェロニカに血を吸われ、喜ばれたが直ぐに吸収しつつ――。


 指先にだけ<血鎖の饗宴>を発動し、血鎖の出具合と発生速度、その違いを測る。

 ゼロコンマ数秒、出遅れ感があるが、大差ないか。


 <経脈自在>と<滔天神働術>と<魔闘血蛍>も発動――。

 <血脈冥想>を使い呼吸を整える。


 続けて<水神の呼び声>と<無方南華>と<煌魔葉舞>と<武龍紫月>と<ルシヴァル紋章樹ノ纏>と<滔天魔経>と<光魔血仙経>と<魔銀剛力>と<武龍紫月>と<沸ノ根源グルガンヌ>を発動――。

 

 丹田を中心に無数の<魔闘術>系統の魔力が行き交う。

 魔力操作を使わずとも<経脈自在>の効果で、魔力の流れはスムーズ。

 体中の経路を確認せずとも、魔点穴を守るように自然と無数の<魔闘術>の魔力が行き交うのは、俺自身のことだが、凄まじいレベルだと分かる。


 そして、<脳脊魔速>は使わず、切り札に近い<魔闘術>系統の奥義とも呼べる<魔仙神功>を発動させた。


 そうしてから<闘気玄装>だけをのこしてすべての<魔闘術>系統を終わらせた。

 まだまだ色々と試す――。

 <闇透纏視>と<隻眼修羅>を使っていないが、それと同じような感覚となった。

 力や魔力と精神力も減退したが……。

 その代わりに得た解放感と、以前よりも研ぎ澄まされた周囲の認識能力が上昇しているような氣がする。光魔ルシヴァルの宗主、野性味といったらそれまでだが……。


 武人、個としての新たな武術の可能性を感じた。

 なるほどな、神格を得て肥大した魔力や能力の高まりと、神格を外すことによる本来の己の能力を認識することでの、新たな認識力の高まり、これを知るのと知らないとでは、雲泥の差がある……。

 近くにいるヴィーネは、


「ご主人様の魔力は明らかに減りましたが、迫力が増したような氣がします」

「あぁ、神格を落とす、削ることで、新たな感覚を得られたようだ」

「まぁ!」


 キサラも皆も驚く。


「「おぉ」」

「そのようなことが……」

「しかし、その<魔闘術>系統の〝重ね〟は、一種の芸術ですね」


 ハミヤの言葉に皆が頷いていた。

 キュベラスは、


「はい、たしかに。そして、神格を得て外すことで、シュウヤ様はまた強く成られたと?」

 

 と、聞いてきた。


「魔力に力のダウンは確実だが、強くなったとも言えるかな」

「「おぉ」」

「不思議です」

「感覚的だからな、例えるなら、<握吸>と<握式・吸脱着>を得ていない頃の自分と得た後の自分、これは分かりやすいか……技術的な、なんだろう第六感、ん~ま、感覚だ」


 皆、俺の言葉に息を呑む。

 魔皇メイジナ様は、ずっと俺の<魔戦酒胴衣>と胸板と腹当たりの筋肉を見ていた。

 

 キュベラスが、


「……では、スキル化ですか?」

「いや、それはまだ。これは俺の器として度量に関する物だろう。スキル化までは、至らず。だがいずれは……神格を外すことで始めて得られる武の境地のような物のスキルは得られるとは思う……」

「凄い!!」

「凄い話です、武の極みのようなモノでしょう」

「うん、シュウヤだからこその境地よね」

「はい、ご主人様は、槍使いとして成長を続けています」

「神格を落として、始めて得ることができる段階があるとは……武も奥深い……」


 キサラも刺激を受けたようにダモアヌンの魔槍を右手に召喚。

 エヴァも宝魔異槌ソム・ゴラを右手に召喚して、「ん、シュッ、シュッ――」とトンファーの宝魔異槌ソム・ゴラで<刺突>を繰り出している。

 可愛い。

 ベウガとウルウを生み出しているルビアは、


「はい、称号に神々を倒したことのあるシュウヤ様だからこその境地だと思います」

「そうですね、<魔仙神功>と<光魔血仙経>を得ているからおかげもあるかもですよ」

 

 エトアもそう発言。皆が、頷いていた。

 魔皇メイジナ様は、


「とにかく、凄まじい話。神格を落としてセラへと移動する者の話は聞いたことがあったが、そのような副次的な効果は知らなんだ。また、実際には見るのも初めてだったから無理もないが」

「たしかに」


 キュベラスも同意する。

 そのキュベラスは、


「では、神格を再度取り戻し、また外せば、また、その知見、熟練度のようなモノを、得られるかも? ということでしょうか」


 キュベラスの言葉に皆が頷き、俺を見る。

 頷いて、


「そうかもだ」


 その後、神座:神眷の寵児の神格と、魔大戦雷轟剛鳳石と魔皇碑石の石類についての話題で盛り上がっていく。

 

 やがて、巨大な百足高魔族ハイデアンホザーと百足魔族デアンホザーの彫像が見えてきた。その遠方に空間の歪みが見えた。あれがフロルセイルの傷場か。

 

 近づくにつれて、百足魔族デアンホザーの彫像が増えまくる。

 廃墟の街もある。第一王女ギュルアルデベロンテを少し表情を暗くした。


 傷場の渦が見えた。

 魔界セブドラの空氣と魔力が、その傷場の歪みの中へと勢いよく吸収されていくように消えていた。


「あれが傷場か!」

「おぉ、ロターゼぐらいはあるな!」


 闇鯨ロターゼとアルルカンの把神書が叫ぶ。


 台風の目を思わせるが、ところどころの傷場揺らぐ。

 赤色、紫色、黒色に灰色が加わった魔力の霧と、その霧の中を駆け巡る稲妻のようなモノが放出されていた。

 更に、歪んだ空間が連鎖しているところから七色の魔線が迸る。

 前にも思ったが、この時空の傷を保っている無数の未知の魔力は、一種の時空の紐のようなモノだろうか。

 空間そのものが裂かれている傷から、二つの世界の境界が剥き出しになっている。あらゆる色の魔力が液状となって傷から滲み出し、時には固形化したかと思えば、次の瞬間には蒸発して霧となる。


 魔界とセラの法則が互いに侵食し合い、絶えず抗争を繰り広げているかのような禍々しい美しさがそこにはあった。


 カラビ=ヤウ多様体っぽいモノが粘着性を帯びている?

 目の器官で、光や魔力を通して、波動関数のようなモノを脳が観測しているからか?


 大氣を浸食するような魔線か、前に見た鬼魔人の傷場とは少し異なるが、奇妙な圧迫感と、過去の戦いの残滓が肌にまとわりつくような感覚が強まる。


「ここがフロルセイルの傷場か。傷場の雰囲気は【幻瞑暗黒回廊】を思い出す」


 すると隣にいたシャナがわずかに顔を曇らせる。


「はい、そして、どこか、古く悲しい歌が聞こえてくるような気がします……」


 悲しい歌か。

 風の音と風が見えるが、歌手らしい表現だな、

 

 ロロディーヌが傷場の入り口で速度を緩めた。

 傷場の前に急降下。

 闇鯨ロターゼも豪快に着地した。

 

 魔皇メイジナ様たちが、巨大な黒猫(ロロ)の頭部から降りた。

 俺たちも降りた。


「では、すぐに魔王の楽器と楽譜を使う」

「ん、地下オークションで入手した楽譜は、この時のため!」

「あぁ、まさか魔界側から使うことになるとは露にも思わなかったが」

「ん」

「そうね」

「たしかに」

「はい、そして、傷場を前にして思うのは……少し変かもですが、地下オークションの時が懐かしく想えてきました」

「ふふ、ううん、おかしくない。わたしも思い出していた」

「「……」」


 ユイたちなど地下オークションに参加したメンバーは頷き合う。


「……なんか不思議よね、セラから傷場で魔界! と、当時は夢物語だったけど、実際、今は魔界だしね……ふふ」

「ん、わたしたちらしい」


 エヴァとレベッカたちが笑顔で語り合う。

 そこで、アイテムボックスから魔王の楽譜第三章とハイセルコーンの角笛を取り出した。

 ヴィーネが、


「……昔の魔毒の女神ミセア様からの情報では、ハイセルコーンの角笛と魔王の楽譜の使用による、傷場の開け閉めは、タイミングを見極める必要があるということですが……ご主人様タイミングなどの運用は、分かっているのですか?」


 と聞いてきた。

 それは氣にはなっていた。素直に、


「分からんよ」

「え」


 ヴィーネさんの膝から転けるは見えないが、そんな雰囲気となって、黒猫(ロロ)がゴロニャンコ。


 すると、第一王女ギュルアルデベロンテが、


「それは傷場を支配する神々や諸侯が関係します。魔神の一柱の中には安易に利用させないため、魔王楽譜と楽器が複数必要となる場合、眷属が一人、複数、居合わせる必要の他、魔神が近くにいないと開かないようにもできる。また、魔皇メイジナ様が傷場に触り、支配力を強めると、そのようなコントロールをできるかもです。そして、現在の傷場は、私たちが移動しやすいように楽器と楽譜を用いれば、すんなりと移動ができるように傷場が開くようになっているはず……また、他の傷場も大概はそのはず」


 と、語ってくれた。

 ハイセルコーンの角笛を掲げた。

 

「では、この角笛を吹く、ハイセルコーンがやってくるかもだが、対応は魔皇メイジナ様たちに任せよう」

「ふむ? 承知した」

「「はい」」

「ん!」

「どうなることやら、楽しみ!」

「「シュウヤ様、がんばって」」

「ハイセルコーンの魔族たちが大挙して転移してくるかもですね!」

「昔、シュウヤ様が助けたという……」


 あぁ、そうかもな。

 すると、「にゃおぉ~」と、ヴィーネの言葉に黒猫(ロロ)も期待しているようだ。


 鳴き声を発し、俺たちの足に頭部をぶつけ甘えてから、ロターゼにも下顎にも頭部をぶつけていく。


 そうしてから<魔音響楽・梁塵>と<魔音響楽・王華>を意識し発動。

 魔王の楽譜第三章に魔力を込めると自然と頁が開く。

 それを見ながら、角笛を吹いた。

 

 途端に、ブォォォォォォォォ――。

 ブォォォォォォォン――。

 ブォォォォォォォォン――。

 ブォォォォォォン――。

 自然と息が続く、音程は、楽譜と連動し、音程が変化して、古の歴史があるような曲調に変化していった。


 ブォォォォォォォン――。

 ブォォォォォォォォン――。

 ブォォォォォォン――。

 ブォォォォォォォォン――。

 

 ブォォォォォォォォン――。

 ブォォォォォォォォン――。

 ブォォォォォォォォン――。

 

 ――心地いい、振動と共に、角笛から重低音が響き渡る。

 音波が魔界セブドラの大氣に干渉、傷を与える勢いで振動波がいたるところに伝搬し、地響きが連続して起きた。

 角笛の音色は不思議と心地良いが、魔界の本質そのもの――。

 次元の壁を解き放つ古の言葉に思えた。

 肺から絞り出す息は魔力と融合し、音となって空間に命令を下す。

 地面から立ち上る微細な塵が音の波紋に乗って舞い、傷場の輪郭を浮かび上がらせている? 

 俺の体からも、柔らかな光の粒子が放出され、角笛の音色に乗って傷場へと吸い込まれていくのが見えた。

 途端に傷場が煌めくと、一気に上下左右に開く。

 空間が揺らめき、景色がねじれたが、その奥、惑星セラのフロルセイル側が見えた。


「「「「おぉぉ」」」」

「これが傷場!!!」

「凄い!!」

「ん!」


 魔王の楽譜第三章が自然と閉じた。

 ハイセルコーンの角笛を吹くのを止める。


 傷場は上下左右に拡大したまま――。

 フロルセイル側、惑星セラを表示させ、傷場は開いたまま、静止している。

 第一王女ギュルアルデベロンテは、そうでもないようだが、黒猫(ロロ)も含めて、ほとんどが、唖然として傷場を見上げている。


 傷場の横に移動し、幅の拡がりも確認。

 あらゆる方向にひろがって、さわると、ぐにょっとした感触――。

 否、すぐに液体のようなぬめりに、そして、温かさと冷たさ……風と魔力も得た。


 第一王女ギュルアルデベロンテに、


「一度開いた傷場はどの程度持つ?」


 と聞くと、


「魔王の楽譜の種類と楽器の質に、吹いた方の魔力量や精神力、上下しますが、だいたいは、数十分程度、開いたままとなります。継続して開かせたままにする方法もありますが、魔王の楽譜と楽器の複数人が必要になります」


 と、教えてくれた。


「なるほど、ありがとう」

「はい!」

 

 すると、傷場の上部、もっと上の空が煌めく。

 フロルセイルからの来訪者? ではない。


 ヒヒーン的な魔声が響き渡った。その鳴き声は通常の馬のいななきとは違い、複数の声帯から発せられるようなハーモニーを奏でていた。


 と、傷場の遙か上空、魔界セブドラ側から、、光る馬魔、ペガサス系魔獣が現れた。


「ペガサス!?」

「あ、マバオンだ」

「え!」

「え、えぇ!?」

「な、本当にハイセルコーン族が現れたのですか!」


 キサラたちもえらく驚いている。

 マバオンで間違いない、あの翼といい、馬っぽい姿、角はユニコーンっぽい。

 だが、口から泡を吹かせている。

 そして、体からは薄い蒼光が放たれ、翼からは銀色の魔力の粒子が放たれていた。その姿は前に見た時よりも豪華に見えた。

 魔界の気配を纏い、より野生的で危険な美しさを放っていた。


 そのマバオンは急降下し、俺の前で翼を畳ませて、口下に垂れていた大量の泡を引き込んでモグモグしてから、


「――シュウヤ・カガリ! ひさしぶり~」


 と、懐かしい声を響かせてきた。


続き、HJノベルス様から書籍「槍使いと、黒猫。1巻~20巻」発売中。

コミック版発売中。

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