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槍使いと、黒猫。  作者: 健康


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1503/1997

千五百二話 ファーミリア・ラヴァレ・ヴァルマスク・ルグナド

 空に白い蝙蝠と黒い蝙蝠と鴉の群れは吸血鬼(ヴァンパイア)

 黒猫(ロロ)が石幢の天辺から跳ぶと俺の近くに飛行しながら近付いてきた。


「ンン、カカカッ、にゃ、カカッ」

 

 クラッキング音を鳴らして少し興奮状態となった。

 斜めを見上げつつ体が自然と浮遊していく。

 女帝ファーミリアのヴァルマスク家か。

 白い蝙蝠を守るように球状の陣形になることが多い蝙蝠と鴉の群れの加速力が高く、かなりの速度で飛行している。と、数匹の大きい蝙蝠が左右の斜め下に向かう。

 【御九星集団】たちが乗った馬車の方角だが……。


 するとビュシエが、


「ルグナド様のファーミリアたち、わたしたちを調べにきたのか、あるいは宵闇の女王レブラ様の眷属のコレクターとの取り決めか何かでここの空に?」

「コレクターの事務所付近が吹き飛んだとか聞いたが、【御九星集団】と揉めたのなら、その仕返しか」

「はい、状況的にその可能性が高い」


 ビュシエの言葉に皆が頷く、ヴィーネたちも見上げ、ヴァルマスク家たちを見やる。


「ありえますね」

「あぁ」


 すると、ヴェロニカは血の大剣に乗って浮遊しつつ、


「<筆頭従者>のルンスたちもいるし、数が多いのはシュウヤたちがいるから?」

「そうかもだ。ホフマンもいるかもな。そして、その<筆頭従者>ルンスとは、【湾岸都市テリア】ではクナたちと戦ったと聞いている」

  

 ヴィーネとキサラたちは「「ホフマンも……」」と呟く。

 クナとルシェルは頷いた。


 キサラは眉間に皺が寄る。

 右手にダモアヌンの魔槍を瞬間的に召喚していた。

 なんだかんだいっても恨みは忘れていないか。

 だが、表情の険しさは直ぐに消えて、なんとも言えない表情で黒い蝙蝠の群れを見やる。

 

 気持ちは分かる、スキルを奪った憎き奴だが、俺との絡みに今の自分と闇と光の運び手(ダモアヌンブリンガー)装備を得た俺のことを考えればな……。


 クナは、

 

「はい、わたしの<血魔力>を有した<魔弾>とルシェルの<血魔力>を有した光球などで追い払いました。連戦を繰り返していたようで疲弊もあったと思いますが、楽でしたわ」

「そっか」

「うん、ここに白猫(マギット)を連れてくればよかったかな」

「あぁ、マギットはどうしている?」

「にゃ」


 黒猫(ロロ)も気になるか。


「アメリの近くよ、更に、ミスティとクナに強化してもらった変形が可能な紅月の重傀儡兵を五体と角ありと紅月の傀儡兵五十体をアメリ親衛隊に付けたら、魔族殲滅機関(ディスオルテ)の一桁や聖鎖騎士団の司祭と助祭も警戒して、アメリが住む家の近くに近付かなくなった」


 白猫(マギット)と進化した紅月の重傀儡兵か。そりゃ強そうだ。


魔族殲滅機関(ディスオルテ)は余計に突っ掛かってくると思ったが、そうでもないのか」

「そうなの、ずっと狂信的なら楽なんだけど、戦いとなると狂信的な部分も出てくるのが、厄介」


 へぇ。陽狂染みている?

 メルは、


「しかし、ヴァルマスク家のあのような<従者>の数はかなり珍しいです」


 メルの言葉にベネットたちが頷いた。メルは、黒い翼を踵の上から伸ばし少し浮遊している。


 隣にいたベネットも、


「ヴァルマスク家の行動は少人数が殆どだからねぇ」


 と発言しながら浮遊状態で魔弓を右手に出す。瞬間的に腰に魔法の矢筒が出現し、その中には密度の高い魔力が詰まった聖十字金属の魔矢が数十個入っていた。


 イモリザは瞬時にツアンに変身。


 ツアンは俺を見て嬉しそうな表情を浮かべながら直ぐに両手から光るククリを出現させている。ベネットは、


「ヴェロッ子とツアン、吸血鬼(ヴァンパイア)たちには、まだ特攻はかけないよ?」

「うん」

「はい、合わせますぜ」

「ツアン、戦いとなるか不明、あの数だからね」

「はい」


 ヴェロニカは血の大剣に乗ったまま宙空でホバーリング。


『ヴェロニカは<御剣導技>に近い血剣術をマスターしている、器も学べば……』


 ()の念話に頷いた。


『<御剣導技>と<御槍導技>もだな』

『うむ』


 そのヴェロニカは宙空で一回転。

 落ちないのが凄い。


「……その内、魔族殲滅機関(ディスオルテ)の一桁や聖鎖騎士団の司祭と助祭と吸血鬼ハンターたちがヴァルマスク家たちを追うと思う」


 アドゥムブラリも、


「聖鎖騎士団は、アメリを誘っているだけでなく、他とも戦っているんだったな」

「うん」


 キスマリは、


「あれが吸血神ルグナド様のセラ側の<筆頭従者長(選ばれし眷属)>か……ヴェロニカの敵の<筆頭従者>ルンスのことは、我も気にしている。戦いとなったら真っ先に協力しよう」

「ありがとう、キスマリちゃん」

「うむ、我もヴェロッ子と呼んでいいか?」

「勿論よ、<従者長>になる場面は素敵だったわ」

「おぉ、ヴェロッ子もな!」

「うふふふ」

「ふはは」


 キスマリとヴェロッ子が合うとは面白い。

 そのヴェロッ子こと、ヴェロニカが、白い蝙蝠と黒い蝙蝠たちを見やる。

「……ヴァルマスク家も、闇ギルドとして、会合と地下オークションに参加したかった?」


 メルが、


「地下オークションに興味があるとは思いますが……」

「はい、アシュラー教団は運命神アシュラー様を信奉する組織です」


 キサラの言葉に皆が頷く。

 メルも、


「ですね、ヴァルマスク家は<筆頭従者長(選ばれし眷属)>を筆頭に吸血神ルグナド様の眷属たちです。アシュラー教団に関わることは少ないはず」


 メルの言葉にミライも、


「はい、夕闇の時間帯は活発化する時間ですが、そうですね」


 と肯定。

 カザネは、


「ヴァルマスク家も、闇ギルドとしては、【大墳墓の血法院】の名が古代よりありますが、【アシュラー教団】に掛かってくるはなかったですわよ」


 その言葉に皆が頷いた。

 アドリアンヌは、


「そうですわね、旗色を見て様子見が殆ど、動くにしても普通は陰で動くのが高祖十二氏族(ヴァンパイアロード)。今回は……ふふふ、闇ギルドの争いの気配と戦争が濃くなった気配を感じ取ったのかしら……まさに、カザネの言葉の」


 アドリアンヌは不思議に語り、カザネを見た。

 カザネとミライは胸元に手を当て頷いて、


「「はい、〝盲目なる血祭りから始まる混沌なる槍使い〟」」

「「――」」


 アシュラー教団は【星の集い】と関係が深い。

 アドリアンヌはどう考えても魔界セブドラ側だと思うが、運命神アシュラー様とも繋がりが深いのか?


 謎だ。

 俺たちと同じ光魔ルシヴァル系統ってことかな。神魔の騎士に神魔山シャドクシャリーという名からしても、神界も魔界も共通して扱えるような神魔系はありえる。


 と、アドリアンヌの黄金の仮面が少し揺らいで見えた。

 表面の金属が溶ける?

 そのアドリアンヌはホワインたちを見て、


「では、吸血鬼(ヴァンパイア)たちが気になりますが、宿に戻りますわよ」

「「「はい」」」

「はい、アドリアンヌ様、こちらに――」

「フッ、では、シュウヤ様、また明日」

「……」


 ホワインも頭をさげてからアドリアンヌたちの馬車に乗った。

 すると、偵察と見張りを兼ねていた魔弓ソリアードから報告を受けていたレザライサたちが血長耳のメンバーたちに目配せをし、装甲車のような馬車の前に移動したが、レザライサは直ぐに振り返る。

 俺を見ながら耳元に指を当て、


「『――槍使い、ヴァルマスク家の用はお前か? それともわたしたちと【髑髏鬼】と【御九星集団】に【血星海月、雷連盟】の偵察か?』」


 魔通貝で会話をしてきた。

 実際の声でも聞こえているが、合わせて、


「『分からん。予想は幾つか、運命神アシュラーと関係したスキルを多様していた【アシュラー教団】がいるからヴァルマスク家の吸血鬼(ヴァンパイア)が調べにきた説。が、ヴァルマスク家の狙いは【御九星集団】たちかな。コレクターと【御九星集団】は揉めたような情報を先ほど聞いていた』」


 その言葉にレザライサは周囲を見ながら頷く。

 クリドススにレドンドなども頷いていた。

 あの専用の戦車のような自動車にも見える馬車はレドンドが用意したのかな。

 レザライサは、


「『……蝙蝠の吸血鬼(ヴァンパイア)の何人かが【御九星集団】のキーラたちの馬車を追い掛けたのは、そういう理由か、コレクターとヴァルマスク家が繋がっているのは予想外だな』」

「『おう、まだ予測の範疇だが、他にもヴァルマスク家が【御九星集団】に接触を狙っている説もあるが、キーラと組む理由が分からないから普通にコレクターと揉めたお返しだと思う』」

「『キーラと吸血鬼(ヴァンパイア)たちが手を結ぶならば我らの敵になるから遠慮したいところだ』」


 宵闇の女王レブラ様と吸血神ルグナド様は繋がりがあるからな。

 絆が強いから、何かしらの取り決めがあるのかも知れないな。

 コレクターの部下に吸血鬼(ヴァンパイア)が一人いた。

 あの吸血鬼(ヴァンパイア)は吸血神ルグナド様と宵闇の女王レブラ様の合同眷属からも知れない。

 

 闇遊の姫魔鬼メファーラ様と知記憶の王樹キュルハ様の二柱には大眷属ポイラーシュが居たし、<光魔王樹界ノ衛士>ルヴァロスも居るからな。

 そのことは言わず、


「『どちらにせよ、白い蝙蝠の女帝ファーミリアと<筆頭従者>らしき蝙蝠と鴉は西の空にいる』」

「『ふむ……しかし、吸血鬼(ヴァンパイア)たちか。この迷宮都市ペルネーテには魔族殲滅機関(ディスオルテ)がいるのだが、随分と大胆だ。そのヴァルマスク家の来訪は槍使いが魔界セブドラから帰還した影響もあるのか?』」


 とレザライサは耳の魔通貝に手を当てながら笑っていた。

 そのレザライサは、クリドススとソリアードたちに馬車に乗るように急かされている。レザライサは片手で仲間たちに分かっていると言いながら馬車の前板に足を乗せていた。


 そのレザライサに、


『はは、買いかぶるなっての』


 と笑顔で魔通貝越しに語る。

 便利な魔通貝の通信は、携帯のように使えるな。

 すると、ミスティが、


「――ちょっと、皆、見て、迷宮戦車の技術が使われているような馬車!」


 ミスティを筆頭に皆が【白鯨の血長耳】の専用馬車に近付いた。

 キサラとヴィーネとクナとレベッカとエヴァとエトアも続く。

 ミスティは装甲車風の血長耳の専用馬車の足場付近の原動機の魔機械類の一部を指さして、


「小型魔導船の設計図に記した部品と似たところがあるんだけど!」

「はい、古代ドワーフの文明の高度な部品が多く使われています」

「しかも魔改造が施せるのは、【白鯨の血長耳】に優秀な魔機械技師や魔機械整備整備士たちがいる証拠!」

「ですね」

「分かりません! が、機構が複雑そうです」


 エトアの言葉に同意だ。

 未知金属を活かしたラジエーターらしき部分と車軸は分かる。


「うん、地下に潜った古代ドワーフたち、暁の帝国の技術とエセル界の技術の蒸気を活かせる魔機械類に、ゼロポイントエネルギーを取り込めて循環させる機構もあるように見える」

「ふふ、はい。しかし、闇遊の姫魔鬼メファーラ様が仰っていた様々な言葉が重なりますわ、支配層エンティラマたちも、これほどの魔科学力があるのなら、神の魔法力、式識の息吹に挑戦したくなるのも分かります」

「うん、暁の帝国が滅びる理由もね、でも、砂漠都市ゴザートなどの市場に、暁の魔道技術や黄金都市ムーゴに古代ドワーフ文明の魔機械の品が大量に出回っていると聞いているから……楽しみになってきた」


 とミスティが発言。

 キサラも、満面の笑みで、


「ふふ、闇と光の運び手(ダモアヌンブリンガー)はここに居ますから、そう急がないでも大丈夫です」

「そ、そうだけど」


 とミスティは鼻血が出そうな勢いだったがメモを書く動作は手慣れて落ち着いている。

 ミスティらしい。ヴィーネは、


「ご主人様の六面六足のエレファント・ゴオダ商会の件だが……」


 とレドンドに語りかけていた。

 ルマルディとアルルカンの把神書とハンカイとクレインとイモリザとフーとサラとベリーズとママニとサザーも近くにきた。ラファエルとエマサッドとルシェルとメルは白い蝙蝠の挙動を見ている。レドンドは、


「はい、気にせず、三人から四人になっただけで、まだまだ集まらない。古エルフの大回廊の探索は難所が多いようですね。シュウヤさんも気長に待っていてください」

「了解した」


 レザライサは、耳元から手を離し、皆を見て、


「槍使いと黒猫、ヴァルマスク家だが、後を追うなら好きにしろ。わたしたちは先に事務所に帰る、皆もいいな!」

「「「「イエッサー」」」」 

「「「ハッ」」」


 レザライサに、


「了解した」

「にゃお~」

「うむ、神獣ロロ!」


 とレザライサは黒猫(ロロ)の触手の飛来を、頬を突き出すようにして受け止めていた。

 喜んでいるレザライサは面白い。数回頷いたレザライサは、頬に付いた触手を剥がし、裏側の肉球を親指でぷにゅっと押していた。


「ンン」


 と黒猫(ロロ)は喉声で応えて触手を引っ込める。

 レザライサは微笑んでから専用の馬車に乗り込んだ。


「では、シュウヤさん、また」

「明日!」

「また明日~」

「シュウヤ殿、では」


 とクリドススたちとも会釈。

 【白鯨の血長耳】の最高幹部たちは専用の馬車に乗り込むと、一気に坂道を下る。

 見えなくなった。

 

 さて、俺たちも帰るか。

 と、左のほうをまだ飛翔しているヴァルマスク家に向け、十字架の閃光が向かう。


  その十字架の閃光がスローモーションに見えるほどに白い蝙蝠と黒い複数の蝙蝠と鴉は、余裕の間で十字架の閃光を避けた。

 

 蝙蝠たちは球状の陣形で飛翔している。

 と、次々とビーム砲的な速度で十字架の閃光が放たれていく。

 が、蝙蝠たちには当たらない。

 各自、変身を解きながら飛翔し、同時に<血魔力>のカーテンの防御魔法と獣の群れを生成し宙空に展開しつつ光の十字架の閃光と衝突させながら後退していた。


 後退する中には、光と闇の相性の悪さを利用し、囮の役割の吸血鬼(ヴァンパイア)がいる。


 <血魔力>を有した血剣を己の目の前に無数に発動させながら光の十字架の攻撃をわざと己に呼び込むように徐々に後退しては上下に急加速を行い、光の十字架の攻撃を往なしていた。


 その吸血鬼(ヴァンパイア)は突如として、黒い大きい蝙蝠に変身してはオシッコのような液体を振り撒いて消えたように斜め上に転移。

 転移を繰り返し、白い蝙蝠が率いている蝙蝠と鴉の群れの中に戻る。


 白い蝙蝠が率いる蝙蝠と鴉は、<血魔力>の波動のような波状の<血魔力>を周囲に展開させる。

 十字架の閃光攻撃はそれらを貫いていくが、徐々に勢いが鈍ると、楽々と十字架の閃光のような攻撃を避けていた。


 蝙蝠たちはこうした攻撃には手慣れているか。

 俺を攻撃してきた<従者長>と<従者>軍団とは動きが雲泥の差。

 その蝙蝠たちは口や翼から<血魔力>の礫を斜め下に繰り出していた。


 相手は神聖教会側だから通じないと思うが、

 

魔族殲滅機関(ディスオルテ)の神聖教会の連中が追跡しているようね」


 レベッカの言葉の後、白い蝙蝠が急降下。他の黒い蝙蝠たちが飛行速度をわざと落とす。

 囮か。一部は白い蝙蝠に続くように飛翔してくる。その姿は白い単眼を擁した巨大な黒い鴉に見えた。

 

 エヴァとクレインとアドゥムブラリの皆が、一斉に武器を構えるが、先に俺が前に出た。

 召喚魔槍・鳳凰ラーガマウダーを左手に召喚したところで、白い蝙蝠は一瞬で長い金髪の超絶美女に変化を遂げて着地。

 美しい碧眼の瞳には<血魔力>が凄まじく内包している。

 時折、<血魔力>が外に零れるが、その<血魔力>の質が宝石のように変化しては大気に散るのが凄まじい。紅いダイヤモンドダスト……。

 彼女がファーミリア・ラヴァレ・ヴァルマスク・ルグナドか……。

 微笑む女性は、春の海を感じさせる穏やかな表情だ。


「ふふ、貴方が槍使い、そして、可愛い黒猫ちゃん……会いたかった」

「にゃ」


続きは、明日。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 遂に名前だけは前から出てた女帝ファーミリアとの邂逅! [一言] 【御九星集団】にコレクターと揉めた件でちょっかいか。御九星集団は流石に性急に勢力を広げたからか問題も多々起きてるんかなぁ。 …
[気になる点] ついに邂逅したルグナド様のセラ側の筆頭従者長 ん?ルグナド様の筆頭従者長と会うのも初めてだったっけ? ビュシエとファーミリアに面識はないんだっけ? [一言] 続きが楽しみだわ
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