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槍使いと、黒猫。  作者: 健康


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1467/2030

千四百六十六話 キュルハ様とハーヴェスト神話

 キュルハ様と<光魔王樹界ノ衛士>ルヴァロスを見ながら、


「キュルハ様、この〝列強魔軍地図〟に魔力を送ってくれますか」

「勿論です」


 知記憶の王樹キュルハ様は優しい。

 と〝列強魔軍地図〟を差し出した。

 キュルハ様は直ぐに〝列強魔軍地図〟に魔力を注いでくれた。


 new【四大死海の大領域への道】。

 new【北霊樹魔王ヨアンギの地】。

 new【南霊樹魔王ヤンガグの地】。

 new【東霊樹魔王サフンヌヌの地】。

 new【西霊樹魔王ポポンニクスの地】。

 new【大蛇パパスフィッシャーの地への道】。

 new【魔公アリゾンの支配領域への道】。

 new【魔界騎士ホルレインの支配領域への道】。

 new【世界樹キュルハ】。

 new【キュルハの円核古墳領】。

 new【レクラバ大街道】。

 new【カレミヤの森街】。

 new【ルグナド、キュルハ、レブラの合同直轄領への道】。

 new【霊魔千剣ノ丘】。

 new【鬼魔大刀群ヴェナの痕跡】。

 new【闇星極龕の間ミュマ】。

 new【大魔死鬼ゾッドアレイナの森】。

 new【吸血神ルグナドの大地への道】。

 new【ヴァルマスクの大街への道】。

 new【神狼ハーヴェストの死地】。

 new【アガド・ガバヒルドー大魔城】。

 new【エビアルの丘】。

 new【狩魔ノ大街道】。

 new【エビアルの古城】。

 new【魔王デビアブルーンの享楽地】。

 new【裏切りの戦神キヴェレイの地】。

 new【堕ちた戦乙女イツキの古城】。

 new【古戦場・武王龍神アガツナの墓地】。

 new【ディスオルテの忌刹地】。

 new【忌丘神狼ハーヴェストへの道】。

 new【古代狼将ゲルハー討伐地】。

 new【戦神アマミヤ討伐地】。

 new【戦神トウホウ討伐地】。

 new【双月ノ破壊碑マハハイムへの道】。

 new【戦神ヴァイスと大闘地への道】。

 new【戦巫女エミヤル討伐地】。

 new【魔界十二樹海南マハハイムへの道】。

 new【ウラニリの大霊神廟への道】。

 new【狩魔の王ボーフーンの支配領域への道】。

 new【魔界十二樹海・西キリアルゲン】。

 new【魔界十二樹海・南マハハイム】。

 new【魔界十二樹海・北エイハブラ】。

 new【魔界十二樹海・南ヴァーレーズ】。

 new【魔界十二樹海・西サザナミ】。

 new【魔界十二樹海・東レンヴィル】。

 new【魔界十二樹海・東ハイロスン】。

 new【魔界十二樹海・東ジブレランフォインド】。

 new【魔界十二樹海・南ラバヒッタイド】。

 new【魔界十二樹海・西ヒリアツィ】。

 new【魔界十二樹海・中央パルパディ】。

 new【魔王ルビアルの大樹街】。

 new【トタメアの大丘】。

 new【キュルハの街】。

 new【光陰ソリュナ】

 new【愛ノマドナゼル八八八】。

 new【輝化灰大蝶ノ地】。

 new【知記憶ノ森】。

 new【リヴォグラフ闇水晶大森】。

 new【魔皇ノ樹霊地】。

 new【モウガンの古城】。

 new【スラウテル風床】。

 new【堕ちた仙魔街道】。

 new【キュルハと武闘牙ノ跡地】。

 new【破壊の王ラシーンズ・レビオダ支配領域への道】

 

 などが知名と地形が立体的に〝列強魔軍地図〟に出現。

 知記憶の王樹キュルハ様から、


「これでよろしいか」

「はい、ありがとうございます」


 と〝列強魔軍地図〟を返してくれた。

 【ルグナド、キュルハ、レブラの合同直轄領】がより詳細な立体的な地図となった。

 【闇星極龕の間ミュマ】は魔皇メイジナ様に聞いていた通りの位置だ。そして、【ルグナド、キュルハ、レブラの合同直轄領】の内部にハーヴェスト神話の【忌丘神狼ハーヴェスト】と【双月ノ破壊碑マハハイム】と【吸血神ルグナドの大地】があった。


 そして、


 new【霊魔千剣ノ丘】。

 new【鬼魔大刀群ヴェナの痕跡】。

 new【大魔死鬼ゾッドアレイナの森】。

 new【吸血神ルグナドの大地への道】。

 new【ヴァルマスクの大街への道】。

 new【神狼ハーヴェストの死地】。

 new【アガド・ガバヒルドー大魔城】。

 new【エビアルの丘】。

 new【狩魔ノ大街道】。

 new【エビアルの古城】。

 new【魔王デビアブルーンの享楽地】。

 new【忌丘神狼ハーヴェストへの道】。

 new【古代狼将ゲルハー討伐地】

 new【双月ノ破壊碑マハハイムへの道】。

 new【魔界十二樹海・南マハハイム】

 new【魔界十二樹海南マハハイムへの道】。

 new【戦神ヴァイスと大闘地への道】。

 new【ウラニリの大霊神廟への道】。

 new【狩魔の王ボーフーンの支配領域への道】。

 new【破壊の王ラシーンズ・レビオダ支配領域への道】


 などの新しい土地は【ルグナド、キュルハ、レブラの合同直轄領】の内部にある土地名で立体的に造形されている。ここに【魔界十二樹海南マハハイム】があることも興味深い。


 惑星セラの樹海の南には、オセべリア王国の王都があり、その近い位置に【大墳墓の血法院】がある。【大墳墓の血法院】には吸血神ルグナド様のセラ側の<筆頭従者長(選ばれし眷属)>の一人ファーミリア・ラヴァレ・ヴァルマスク・ルグナドの女帝が中心のヴァルマスク家が君臨している。


 そして、new【吸血神ルグナドの大地への道】とnew【ヴァルマスクの大街への道】に前からある【ヴァルマスクの大街】は隣。ファーミリアの血筋が魔界の【ヴァルマスク大街】に関係しているのは明白。


 更に【忌丘神狼ハーヴェストへの道】と【古代狼将ゲルハー討伐地】に【神狼ハーヴェストの死地】と【双月ノ破壊碑マハハイムへの道】と【ウラニリの大霊神廟への道】と【戦神アマミヤ討伐地】と【戦神トウホウ討伐地】と【戦巫女エミヤル討伐地】と【裏切りの戦神キヴェレイの地】と【堕ちた戦乙女イツキの古城】と【古戦場・武王龍神アガツナの墓地】と【ディスオルテの忌刹地】などに【戦神ヴァイスと大闘地への道】のなどは、明らかにハーヴェスト神話に絡む事象の知名だ。


 前々から〝列強魔軍地図〟に刻まれている【戦神ヴァイスと大闘地】と【ウラニリの大霊神廟】と【忌丘神狼ハーヴェスト】と【双月ノ破壊碑マハハイム】は隣同士で、セラのサイデイルの樹海と関係が深い知名でもある。

 南マハハイムの樹海の歴史と魔界セブドラの歴史が絡み合って、ヴァルマスク家の吸血鬼(ヴァンパイア)たちが古代狼族と戦神教が争っていた理由が〝列強魔軍地図〟に現れていると言うことだろう。そして、南マハハイムの樹海に存在する古代遺跡はサイデイルを基地にドミドーン博士たちが探索し研究をし続けている。

 歴史についての仮説だが、吸血神ルグナド様は、過去にセラ側の<筆頭従者長(選ばれし眷属)>一人ファーミリアを助けるため【ルグナド、キュルハ、レブラの合同直轄領】の内部の【魔界十二樹海・南マハハイム】の〝樹海道〟を利用したことがある? また利用するためにキュルハ様と争ったか、同盟で【魔界十二樹海・南マハハイム】の〝樹海道〟の利用が可能なんだろうか? そうして、魔界からセラのオセべリア王国の南の【大墳墓の血法院】に連絡員を送り合っていたとか?


 吸血神ルグナド様の元<筆頭従者長(選ばれし眷属)>だったビュシエからはファーミリアのことは聞いていないし、セラ側の<筆頭従者長(選ばれし眷属)>のことはあまり知らないようだったからな。


 そして、吸血鬼(ヴァンパイア)ハンターのノーラから聞いた話と月狼環ノ槍を一時的に託してくれた神狼ハーレイアとの邂逅を思い出しながら――。


「キュルハ様、〝列強魔軍地図〟の――」


 人差し指で【魔界十二樹海南マハハイム】と【ヴァルマスクの大街】と【忌丘神狼ハーヴェスト】などの知名を順繰りに差しつつ、


「――これらの土地は惑星セラと魔界セブドラのハーヴェスト神話に関係した土地なのでしょうか」

「そうです、宇宙開闢の荒神大戦、アブラナム大戦とも関係があり、旧神ゴ・ラード、樹怪王、オーク帝国とも関わる。神界魔界荒神の乱戦です」

「セラの南マハハイムは、その影響が濃く出たのですね」

「はい、我はレブラとルグナドと同盟を組んで、神狼ハーレイアと大月の神ウラニリと小月の神ウリオウと真正面から激突したのです。……ルグナドは強い、セラと魔界の次元軸が移ろう中、ウラニリを討ち、神狼ハーレイアを撃退し、異母兄弟姉妹の神狼ハーヴェストの代表格をも魔界側で仕留めることに成功しました。セラの十二樹海の一つは戦神ヴァイスが大暴れ状態でしたが、その戦神ヴァイスにも傷を与えた。戦神ヴァイスは、魔界側から撤退を余儀なくされた。その影響は現在も続いている結果が【ルグナド、キュルハ、レブラの合同直轄領】でもあるのです」

「「おぉ」」

「……神話を魔界の神様から実際に聞ける……」

「ん……感動した」

「はい、何回か聞いたことありましたが、壮大な物語です」

「「はい……」」


 ヴィーネ、エヴァ、キサラ、キッカは感動している。

 ヘルメとグィヴァも感心していた。ビュシエはキュルハ様を見ながら数回頷いていた。<筆頭従者長(選ばれし眷属)>になった時期はこの大戦の後のはず。


「……なるほど」

「はい、我はその経験を活かしてゴルディクスのムーゴの発展に手を貸したのですが、残念な……否、もうシュウヤ殿がいるのですから残念ではなく、新たな希望に溢れてとても晴れ晴れしい気持ちなのですよ」

「あ、はい」


 知記憶の王樹キュルハ様は双眸と額の星極時空魔石がキラキラ輝いて、魅了されてしまう。

 いかんいかん、最上級の魔神様は、俺の性癖を超えてくるとかヤヴァいだろ。魔界セブドラ恐るべし。ヴィーネとキサラとエヴァを見て落ち着きを取り戻す。

続きは明日。

HJノベルス様から書籍「槍使いと、黒猫。1~20」発売中。

コミックス1巻~3巻発売中。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 魔界十二樹海は11個しかないのですか?
[一言] キュルハ様のお陰で、魔界ゼブドラの地名が〝列強魔軍地図〟に一気に登録されましたね。 女王サーダインが誕生した原因でもある破壊の王ラシーンズ・レビオダの領域もちゃんと近くにあるのか。 魔界…
[良い点] 流石は最上級神。中々地図に面白い地名が出て来ましたな。 [一言] >吸血神ルグナド様の元<筆頭従者長選ばれし眷属>だったビュシエからはファーミリアのことは聞いていないし、セラ側の<筆頭…
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