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第五回 ばとる・いん・ざ・けいぶ

お久しぶりです。作者は死んでます。

宿泊学習も3日目。結構長いよ、な……昨日は何故か襲撃は無かった。


「……西京君、人間やめてない?」


「中二の時に無茶してから、怪我の治りがやけに早いんです、な」


保健室の先生に驚かれた。まあ青痣が1日で消えて痛みもないとかだったらそりゃ驚くよ、な。俺からすれば昔っから傷の治りは早いから気にしてなかったけど、な……


今日は許可を貰って宮野さんと拓海と共に、例の魔術師が根城にしていたという洞窟まで向かっていた。霧雨? 別クラスだから予定合わなくてこれなかったんだ、な……


宮野さんの話によると、彼女の母方の家系が陰陽師とかその手の家系で、霊が見えるのは遺伝らしい。宮野家自体は分家だが、家督を継ぐ本家じゃなくても多かれ少なかれ遺伝するから能力というよりも呪いに近いとか。本家となると更に除霊とかも素で出来るらしいが、彼女自体は出来ない。だが、霊が見えて話せるレベルは分家では珍しいとか、な……


「……こんなとこかしらね。そういうあんたはどんな感じよ?」


「俺か、な……鋭利なものぶっ刺した土やそれに類するものだいたい操れる、後天的に付いた、らしい、な」


「一行で終わらした!?」


「横から捕捉しますと、圭さんは噴火させたり地割れ起こしたりゴーレムにして操ったりもできます」


「なんだそのチート」


「これが俺としか言いようない、な」


だってやってみたら出来たんだよ、な。ゴーレムに関しては異世界の知り合いからの助言だけど、な。






「着いたわよ」「着いたか、な」「着きましたね」


宮野さんの道案内のもと、海岸沿いを進んでいくと……あからさま過ぎる洞窟の入り口がそこにあった。どういう事だよ、な。


「……ライト持ってくれば良かった、な」


「ご安心ください、持ってます」


「マジか」


剣を出し、拓海のライトを頼りに中に入ってみる。剣が突然出てきた事に関して宮野さんに驚かれたが……ま、俺らにとっちゃ普通だ、な。というか驚いてたらこの先やってられん。











だって、今まさに真っ黒コウモリ大量にこっち来てるから、な。


「な、な、な、何よあれ!?」


「良いから後ろ下がれ、な!」


「行きますよ!!」


拓海が火炎放射器を召喚し、焼き払う。ってか入って10メーター程で飛んできたんだがこの先どんだけいるんだよ、な!?


どっから出てきたと宮野さんが言うが答え辛い。拓海がロボットだって、な……んなこと考えながら、拓海が焼き洩らしたコウモリを斬っていく。






そして粗方焼き払い、火炎放射器の火が消えた時……そこは真っ暗だった。


「……えっ?」


すぐライトを付けるが、入り口近いはずなのにライトの光しかない……まさかと思って入り口の方へ向かうと、壁になっていた。


「……もしかしなくても、閉じ込められた、な?」


「……そこの霊が『防犯装置だ』って言ってるわ……」


「……爆破しますか?」


「やめとけ、な。この調子だと酸素不足で不発な上で俺らが死ぬ、な」


仕方が無いから前に進むとするか、な。一応先生にSOS信号送るか、な。






途中途中でコウモリとか犬とかその他諸々真っ黒い奴が現れる……が、拓海が焼き払ったり俺がぶった切ったり、拓海に拳銃借りた宮野さんが撃ち抜いたりして潜り抜けた。ただ一つ気になるとすれば、宮野さんあんたどこで銃なんか習って来たんだ……


とか思っていると、扉に出くわした。霊が言うにはこの先に研究室があるらしい。


「……どーする、な?」


「……扉ごと燃やして入る?」


「採用、拓海頼んだ、な」


「ええ!?」


「けどこれ開けるにはちょっと重そうだし、開けた隙を狙って攻撃されたらおしまいよ?」


「木の扉だから燃やせそうだし、な」


「……そうですね。では、後ろに下がってください」


この時霊がちょっと待てみたいな事言ってたらしいが、死人に(本当は)口なし、だから、な。最大火力で中ごと燃やして貰うか、な……ん? 燃やす?


「拓海、一番燃費の良いガスを頼む、な。酸素不足でぶっ倒れたらシャレにならん、な」


「わかってますよ、行きますよ!」






結論だけ言おう。


焼き尽くしすぎて、何かで守ったであろう何者か以外全て燃えた。


「……まちなさい……えぇ……」


「……やり過ぎた、な……」


「いやこれは扉の防火性がなさ過ぎという事では無いでしょうか」


それより気になるは、目の前の何者か。恐らく元凶。人型だがその体は真っ黒で、人間でないことは明らか……燃えただけじゃないかって? それだったらあんなにつるっと光沢放ってねえよ、な。


「……」


「あーキレてますよねそりゃそうですよね、な」


俺の言葉と共に、奴は黒い爪で襲いかかって来た。






「くっ!? 2人とも離れて、な!!」


爪を剣で食い止め、弾く。相手はそれに合わせ後ろに下がったが、2発目が来る前に突っ込んでいき、剣を振るう。相手は……それを足場に更に後ろに下がった。タチが悪い。相手の足も黒い爪で覆われていて、ちょっとやそっとの攻撃では突破できなさそう……ちょっと待て。


俺は剣を下ろし、相手が突っ込んでくるのを待つ。相手も気付いたらしいが、暫くしても動かないのにしびれを切らしたのか突っ込んでくる……と、地面から鉄拳が飛んできて天井へと吹き飛ぶ。


別に俺は剣をただ下ろしていただけではない。床にはタイル板が貼り付けてあったが、さっきの炎で接着剤が焼け落ちて下の土が見えてたから、そこに剣を突き刺して土を操作しただけだ、な。


相手はそれでも相手はそれでも突進してくるが……うん、理性が無さげで本当に良かった、な。






「……!? グオアアアアア!!」


「針山……というか針壁だ、な」


突進方向に針付きの壁を作り出し、穴だらけにしてやった。そのまま壁で囲い……全方位から針に刺してやった……いくらなんでもエグすぎる気がするが、不死の可能性もあるためこん位しておきたい、な。


「……えぐい事考えるわね……むしろ同情するわ」


なお、霊はもう死んでるのに失神した模様。






奥にもう一部屋あり、そこからあの獣達を出すのであろう管が見えた。その部屋の研究資料などは燃え尽きず残っており、全部回収する事にした。


そして、管の先に閃光弾(どっから持ってきたとか言わない)を投げ入れ、出口の存在を外に知らせる。その後で串刺しにした奴を見に行ったのだが……なんか真っ黒い獣人みたいな姿で悶えていた。


「……ねぇ、楽にしないの?」


「ああ、これ実験材料にしたいって先生が居るらしくて、な」


無理矢理体を丸めさせ、管に入る大きさにして岩のボールにする。なんか某携帯する奴のボールっぽくなってきたが仕方が無い。






その後、やって来た先生や裏のSPとかそこら辺の方々に資料等を渡し、後処理を丸投げして宿泊施設に帰宅。そして3日目が終わった。拓海や宮野さんがいなくて心配したメンバーもいたが、俺に関しては「絶対死ぬ世界から生還するチートだから大丈夫」と(特にDOAGメンバーからは)されていなかった……


余談だが、霊は資料等の行き先を話すと、安心したのか成仏したらしい。後、先生から「あの何かから採れたらしい」って言われ、変な液体貰った。

研究室突入前

「普通に入る」→攻撃食らってからバトル開始、敵激増

「開けるけど入らない」→敵が飛び出して来て部屋の外でバトル、直後にドア閉めるので敵は奴のみ。恐らく1番良かった選択肢

「ドアだけ燃やす」→不完全燃焼で酸欠状態からバトル、敵激増


バトル

「倒し切る」→謎の液体を入手できず

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