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現代の天才は異世界でチート盗賊!?  作者: 道化師
二章  現代のバカが異世界で魔王に!?
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三話 ここはどの国?

「圭斗、着陸態勢! ・・・・・着地完了!ミッションコンプリート!」


「魔王様。少し遊びすぎですよ。」


「ごめんなさい。」


俺は思いっきりやりたい事をやってレアに怒られた。


でも、ちょっと清々しい。


一回やってみたかったんだよ!


蛇兵士ごっこ!


これからも蛇兵士的な事少しずつやって行こう!


「魔王様。こちらです。」


「あぁ、レアありがとう。」


・・・・ダメな魔王でごめんな。


俺は、今決めた。


レアに迷惑なるべくかけないようにしよう!


そうしよう。


「魔王様。町へ着きました。 この町の名前はバビロンといいます。」


・・・・バビロンって。 魔王国(仮)に最適すぎる。


「ここって、どの国に位置するの?」


レグラには、五つの国がある。


雇兵の国 ジャナ雇兵国


魔法先進国 パルテ聖国


獣人などの亜人の国 イア王国


戦闘民族の国 タート王国


そして、この世界で一番強いやつがいる国 グランド帝都



ちなみに、色々説明すると。


ジャナは、雇兵から上がって行った人が王を務めている国らしい。


戦闘民族の国 タートの人は、大猿になったり、いきなり金髪にはなりません。

他の民族より、バトルジャンキーで全体的に強いが、魔法が弱いので世界で三番目に強い国。


グランド帝都は・・・・聞くと最高レベル級のやつがいっぱい居るらしい。

一番この世界で強い国だ。


他の国は、目立つ所は無い・・・。


でも、獣人の国には行ってみたい。


猫耳の女の子とか・・・えへへ。


あんなことや、こんなこと・・・・。


いっそレアちゃんに猫耳カチューシャ着けさせちゃう?


創造が膨らむなぁー!


「魔王様。聞いてますか?」


「え? あ・・・ごめん、考え事してた。」


どうやら、ずっと話しかけられていたようだ。


「魔王様、ここはジャナ雇兵国です。ちなみに、魔王様がいらっしゃった場所が大体ジャナの端辺りです。」


・・・・色々と好都合だな。


万が一、捕まったり、殺されそうになった時に交渉が出来るかもしれない。


雇兵は野心が多そうだしな。


俺が立場を隠して雇われて、その後乗っ取る事も出来そうだ・・・。


「よし、レア作戦変更だ。まず俺の姿を変えれそうな魔法に心当たりは無いか?」


このままヴァンパイアの格好で行くと普通じゃ出来る事が出来なくなりそうだし。


「ありますよ。というか私使えます!・・・ようやく魔王様のお役に立てる・・。」


俺はさっそく、使ってもらうことにした。


「ちょっと待っててください・・・・。」


そう言いながらレアは町へ入り、十分ほどして男を抱えながら町から出てきた。

そして、いきなり男の服を脱がしていき、ついに男は全裸になった。


「レア、その男は何だ?」


俺は、姿を変えてくれと頼んだはずなのに、何故レアは男を連れてきたのか全く分からなかった。

その男は俺と同い年くらいで、身長なども酷似していた。



「今から魔王様がなる人ですよ。この人の姿、顔を鏡の様に魔王様に写すんです!」


何故か、レアは俺に馴れ馴れしくなったような・・・。

まぁ、そっちの方が可愛いからいいか!

えへへ・・・。


というか、そんな便利な事が出来るとは魔法恐るべし!


「まぁ、禁術なんですけどね!」


でしょうね。こんな魔法が普通に使えれたら、詐欺とかが増えそうだし。

俺らは今悪だから。いいんだよ。ダメな物は使うのが悪! だと思う・・・。


「さぁ、じゃあ使っていきます。 闇魔法禁術、ミラージュコート!」


レアがそう唱えると俺の体がみるみる倒れている男と同じになっていく。

しかし、こいつは全裸だ。

ということは俺はすぐ全裸になる?


・・・・ヤバいヤバい! こんな可愛い女の子に全裸見られたら、何かが跳ね上がっちゃうよ!


俺はあわてて、男の服で大事な物が写される場所を隠す。


「どうしたんですか!? お腹痛くなったのですか?」


こんな時も可愛いな。レアちゃんマジインテリ女神!


しっかりしてるときはしてるし、可愛い時は可愛いわ。


「い、いや違うんだ。色々あるじゃないか。・・・恥ずかしく無いのか?俺が隠してる場所を見ても。」


俺は顔を赤くしながら、何故異世界でこんな状態になっているのかを考えてしまった。


これは考えたら負けだ。


「え・・?これは魔王様のじゃないですよ?服を着てるように感じませんか? しかも、私は魔王様のじゃなきゃ興奮しませんよ! ・・・・私、何言ってるのぉぉぉぉ!!!」


レアさん。そんなに俺の事を・・・。

だが、レアさんは変な告白をした後気付き、そのまま悶え倒れた。


確かに、服を着てるように感じるな。


ということは一種の影みたいな物かな?


それを俺の体の上に張り付ける感じ。

後ろもバッチリだな!


俺はレアに感謝半分、好意半分のキスを頬にした。


レア、早く起きないかな。















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