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白い部屋

白い部屋



 白い部屋の中で姫は目を覚ました。


部屋の広さは大きいのか小さいのか想像つかない。

白色1色のため遠近感覚がつかめない場所。


青年は姫の横で倒れていた。

吐血したであろう口元には血の跡。体は痙攣していて意識がないのか反応はない。


姫は青年の呼吸を確認して、青年の心肺機能を回復させるために胸元への圧迫をすぐに始める。家庭教師から習っていた教養が活きる。


気を失っていた姫を青年はここまで連れてきた。

どうか神様、私たちを助けてください。平和な国へ返してください。そう願いながら手を動かす。


姫は体が痺れるのを感じた。

激しい頭痛もして、胃から込み上げた吐瀉物が口の端から溢れる。

姫の視界は赤い幕が架かる。

涙と思ったものは血液。

手を止めずに処置したことが功を奏したのか青年の呼吸が安定する。


姫は首飾りを握って再びお願いをした。

どうか、助けてください。

元の国に戻してください。


首飾りは熱を帯び光り出す。



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