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檻の中
檻の中
包まれた光に目が慣れた時、2人は檻の中にいた。
月明かりであろう光が外から差して2人は顔を見合わせる。
砂の時と同様に2人の近くに人がいる気配はない。
ここが元いた国でないことも何となくわかった。
腰を下ろした2人は自己紹介から話を始めた。
青年は結婚を間近に控えており、今日は恋人と街まで来ていた。姫は恋の話に興味があり、青年と恋人の馴れ初めから随分話を聞いた。この長いようで短い時間で姫と青年の心は打ち解け、2人で元の国に戻る決意が固まる。
手掛かりは姫が持つ首飾り。
時間が経つごとに熱を持ち始める。
この首飾りが熱を帯び光ると姫と青年はまた移動する。
その予想は当たっていた。
別の場所へ移動します。




