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砂の国

再び砂の国



 景色一面が砂だった。

黒い渦に飲まれ、最初に移動した場所へ来た。


建造物は前に見たときより風化が進んで今にも崩れてしまいそう。

蜘蛛の光沢ある体も砕けていた。

それが蜘蛛だとわかったのは光る1つ目がまだ濡れていたからだろう。


姫と青年は手を強く繋ぎ、砂嵐に耐え、この国の出来事を見逃さないように目に映した。


砂の中にある唯一の建造物の中に入り、2人は元の衣装に着替え直す。



「自分たちの国へ帰れる」


2人は口に出さず、首飾りを2人で握り締めて光るのを待った。



移動します。

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