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私の初恋の貴方様へ、届きますように  作者: 美麗


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アメリア様が声をかけてくださってから学園で過ごしやすくなった。

あの日からクラスメイトとも少しずつ話をするようになった。マナーについても、気がついたことがあればその場で教えてくれるようになった。

何だか私が幼く見えるようで、どう話をすれば良いのか分からなかったみたい。

注意すればイジメているように見えるかもしれないって思ったそうです。

それでね、可愛いって言ってもらえたの。

もちろん、女子生徒にだよ。教えてもらったことを一生懸命してたらすごくにこにこしてもらえたよ。


基本はソーニャと一緒にいるけど、時々クラスメイトも混ざってくれるようになりました。


浮ついた気持ちで声をかけてこようとする人たちが遠くで見てるけど、知らないもんね。

私がどんな気持ちで学園に通ってるかなんて知らないくせにね。

本当に腹が立つ。


私はね、私のやりたいように生きたいの。せっかく貴族という立場に立てたんだよ。

私の領地の孤児たちにも教育をしたい。

私の領地にも特産品を作りたい。

私を領主と認めてもらいたい。

私の新しい家族を笑顔にしたい。

両親のお墓を領地に作りたい。

それからそれから………


やりたいことがいっぱいなのよ。

邪魔しないでよね。


❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁


やっぱり、婚約するなら年上の落ち着いた方が良いな。

Aクラスのクラスメイトは優しいけど、基本婚約者がいる。他のクラスの同級生は何だか頼りない感じがするのよね。

しかも平民あがりって態度が透けて見えるのよね。


そんな、人ではなくて…

いざというときに守ってくれる、そんな人が良いな。


ねぇ、フリードお兄様。

まだ婚約してなかったよね。


12歳差なんて、貴族ではあることだもんね。


お義父様もお義母様もとりあえずは私の好きにして良いって言ってくださったの。

もちろん、何でも良いわけではないでしょうけどね。


だから、私の気がすむようにもうしばらく考えてみようかしら。

まだ、私には時間があるものね。

でも、セシカ様にだけちょっとだけお願いしておこうかな。

お兄様の縁談が来ているのかどうか教えて欲しいこと……








お読み頂きありがとうございます。

また、明日の19時に更新します。

ブクマと評価★★★★★で応援していただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

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