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私の初恋の貴方様へ、届きますように  作者: 美麗


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いざ、お茶会へ。

これまでは見習い侍女としてお屋敷で仕事をしていた私。その私がお客様として招待される。

こんなことがあるなんて、びっくりな人生だ。


「よく来てくれたわね。楽にしてちょうだい。」

にこやかにお嬢様はそう言ってくださった。

「ルナリアって呼んで良いかしら?私のことも名前で呼んでちょうだい。」

と言われたが、流石に私には無理でセシカ様と呼ばせて頂くことになった。

はじめは緊張してガチガチになっていた私も、だんだん周りを見る余裕が出てきた。


私が皇都の゙館へ勤務していたのはほんの短い間だったけれども、何だか懐かしい。見知った先輩侍女の優しい眼差しもある。

強張っていた肩から力が抜けた。


セシカ様は今後も仲良くしてくださるようだ。また、同じように嫡女である貴族令嬢を紹介してもらえることにもなった。


まだ全く貴族としての生き方が分からないので本当に助かります。


❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁❁


こうして、セシカ様が結婚されるまで度々侯爵家へお邪魔していた。

私がこれから通う学園のテストについても詳しく教えてもらった。(残念なことにセシカ様は学園へは通っておられなかった…)

しかも、私と同じ年のオランジェット家と縁戚の子爵令嬢も紹介してくださった。

これから通う学園生活がとても楽しみになった。


セシカ様からは、高位貴族の男性への憧れを聞かれたこともある。でも、私は嫡女なので婿入りしてくれる方を探す必要がある。

しかも、領地のことはお義父様から勉強中だ。

ノーチェ子爵領は穏やかな土地ではあるが、これといった特産品もない。

だから無理に高位貴族の方に婿にきてもらう必要もない。

お義父様からも、私の好きなようにしてよいと言われている。もちろん、いつまでも待ってはくれないだろうけど。


まぁ、私としては高位貴族様でも、年上でも良いんだけどね。

例えば、継承権を持たない年上の…

お兄様みたいな人だったら…

とっても良いんだけどなぁ。




お読み頂きありがとうございます。

また、明日の19時に更新します。

ブクマと評価★★★★★で応援していただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

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