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ヘイト・アーマー ~Hate Armor~  作者: 山田擦過傷
3月 大規模侵攻作戦
43/189

40話 3月23日 絡みつく罠

 

 暗い森が広がっている。


 深い森と色の濃い雲は光を(はば)み、足元には樹木のくっきりとした影が立っていた。


 見上げると、密集する枝葉の隙間から旋回する紅い鳥が見える。


 野営地にいる(リン・)欣怡(シンイー)さんの"鳳凰(フォンファン)"だ。彼女は文字通り空の目となって僕たちを見守ってくれている。


 鳳凰(フォンファン)は高く、鋭い警戒の鳴き声を上げている。

 敵が近い。


 間を置かず、木立(こだち)の隙間を()うように駆けてくる狗共を(とら)えた。間合いに入った狗の脚に向かって、両手に持った斧を(すく)いあげるように振るう。僕の腕では致命傷を与えられないが、問題ない。


 目的は1匹でも多く魔物の体勢を崩して、勢いを削ぐことだ。脚さえ止めれば200人を超える戦闘部隊の誰かが(とど)めを刺してくれる。


 高く上がったままの斧を、迫りくる狗の(よこ)(つら)に向けて振り下ろす。刃が頭に食い込んだ狗は前転するように転がった。


 すぐ後ろで甲高(かんだか)い獣の断末魔が聞こえる。

 人間の叫び声は聞こえない。

 良し、この調子なら今回の襲撃も(しの)()ることができるだろう。



 ちらと目線を横に移すと、黄金の直剣(ロングソード)を振るう赤髪の男と、穂先が十字の槍を振るう黒髪の男が見えた。


 噂の"ネグロン家の剣(アルマ・デ・ネグロン)"を名乗る傭兵部隊のメンバーだ。ふたりともかなり腕が立ち、得点(スコア)を競うように次々と獲物を仕留めている。


 その向こうに、淀みなく"鞘無"を振るう勘治先生も見えた。




 しばらく斧を振るっていると、予想通り静かになる。

 また()()が襲ってくるまでの短い間に、斧に着いた血と(あぶら)(ぬぐ)っておかなければ。



 作戦はヒルさんが話していたように、順調すぎるくらいに進んでいた。


 ネグロン家の剣(アルマ・デ・ネグロン)は索敵能力のある聖遺物(レリキィア)を保有しているようで、餓鬼(ペタ)などの厄介な魔物を潰しつつ、着実に進んでいる。


 僕たちはヒルさんの予想を超えて、大規模侵攻作戦の最終目的地である"城塞都市"の目前まで来ていた。



 仕事は進んでいるものの、歩を進めるにつれて不安が増していく。 


 日暮れまで時間はあるが、すでに辺りは薄暗い。道を通した場所まで馬車を使っているが、野営地のある"聖なる泉"までは10㎞近くある。


 戦闘部隊の進む速度が速いため、後方にいる伐採部隊との距離もできてしまっていて、木が倒れる音が遠くから聞こえていた。



 辺りの木々は視界を阻み。


 枝葉と雨雲は空を覆って光を阻み。


 これで雨が振ってきたら、撤退の難易度は跳ね上がる。




「全隊、進むぞ」

 甲冑の聖遺物を装備した、金髪の男が宣言するように命令を下した。名はテルセロと言ったか、ネグロン家の剣(アルマ・デ・ネグロン)を率いている騎士だ。


「待てよ。一雨(ひとあめ)来そうだ。これ以上進むと帰れなくなるぞ」


 ヒルさんがドスを()かせた声で意見した。それを聞いたテルセロは苛立(いらだ)ちを見せながら高圧的に反論する。


「却下する。何度も言うが、大規模侵攻作戦の最終目的は"城塞都市"を魔物の手から奪還することだ」


「残りの時間でどうにかできるとは思えない。それに撤退が失敗すれば大幅に戦力を失うことになる。そうなったら奪還なんて夢のまた夢になるぞ」


「作戦の終了まで日数が無いことは貴様も理解しているだろう?城塞都市の現状を調査するのも重要な任務であり、セフェリノ様の――()いては国王の命令である。それを無視するのか?」


「だとしてもだ、進むのが速すぎて伐採部隊とも距離ができてる。せめて侵攻速度は落とせ」


「魔物の抵抗が薄い今こそ絶好の好機ではないのか!?」


「……後悔するぞ」


「もういい――進軍する!さっさと準備させろ!!」

 テルセロの口調は徐々に苛烈(かれつ)さを増していき、話していても無駄だとばかりに話を打ち切った。


 ああして進退を話し合うのは何度目かになる。その(たび)にテルセロは"撤退"の意見を退(しりぞ)けた。取り付く島もない。


「ふんっ、情けねえ。ビビってんのか?」

「そうなんだろ。魔物も味方も大した事ねえな。肩透(かたす)かしだ」


 引き下がるヒルさんを見て、ネグロン家の剣(アルマ・デ・ネグロン)の隊員がほくそ笑んでいる。ただただ不快だ。



 戦闘部隊にいるネグロン家の剣(アルマ・デ・ネグロン)は20名ほど、彼らを置いて僕たちだけで撤退するのも選択肢のひとつだ。


 しかし、その選択肢は取れない。


 伐採部隊と野営地に連中の仲間が残っているし、奴らは荷物や松明(たいまつ)を持たせるために10代くらいの子供を数人雇っている。


 非戦闘員を手伝いとして雇うのは珍しくないようだ。だが――


「グズグズするな」と赤髪の男が吐き捨てるように言い、手伝いのひとりを蹴り飛ばした。幼い表情が苦悶(くもん)に歪むが、文句ひとつこぼさず作業を続けている。


 ああやって目を背けたくなる扱いを続けるのは連中くらいだ。僕はあの傭兵共が魔物に襲われていても、掩護(カバー)はするが確実に手を抜くだろう。


 あんなでも勘治先生やラロさん、フェルナンドさんに(にら)まれているから大人しくしている方、なのだという。


 あの連中が見放されたと感づいた時、何をしでかすか分からないし、黒い森という敵地で(一応の)味方と争うのは避けたいから、渋々(しぶしぶ)集団行動をしている。




 準備を終えた全隊は斥候(スカウト)を先頭に立てて、警戒しながら前へと進み始める。テルセロから離れ、戻ってくるヒルさんにアントニオさんが心配そうに声をかけた。

「ヒル、大丈夫か?」


「ああ、話が通じやしねえ。まあこういうのには慣れてるから良いんだけどな。それよりあいつら、勘治かラロにナメた真似(まね)したら殺されるぞ」


「ラロか……絡まれて病院(きょうかい)送りにしたんだったか?」


「ああ、一昨日(おととい)ラロに突っかかった奴が尻を丸焼きにされてたな――ラロと勘治(あのふたり)はもう送還まで時間も無いし、この世界で何やったって自由だ」


闇討(やみう)ちすれば、嫌疑(けんぎ)がかけられる頃には別世界ってわけか。確かに手も足も出せないな」





 ふと、ディマス騎士団のアレホさんが、蹴られた子供にこっそりと"治癒の秘跡(ひせき)"を使っているのが見えた。歩きながらヒルさんに質問を投げかけてみる。


「騎士団は大人しく見えますけど、ディマス伯爵は何を考えてるんですかね?」


「『どうしたら安全に、表沙汰(おもてざた)にせず、30人からの傭兵部隊を闇に葬れるか考えている。いい案は無いか?――――――冗談だ』とこの(あいだ)言ってた」


「本当に冗談なんですか?それ」


「冗談だろ?半分は――まあ、何かあった時のために、騎士団をバラけさせないで戦力を温存してるように見える。旦那は静観するつもりかな」


 ディマス騎士団はネグロン家の剣(アルマ・デ・ネグロン)に前を行かせている。魔物の討伐数は(かせ)げないだろう。だが、見ようによってはあの傭兵部隊を盾にしているとも考えられる。



 騎士団のずっと後ろの方から、木が倒れる音が響いてきている。伐採部隊にはフベルトさんやローマンさん、フェルナンドさんとラロさんもいる。


  彼らであれば多少の襲撃は退(しりぞ)けられるだろう。そう思い込んで、後ろ髪を引かれつつ前へと進んだ。






 雲行きはどんどん怪しくなる。


 木陰がより色濃くなったことで足元は良く見えず、部隊の全体像も掴みにくくなっていた。


 あれから2度の襲撃を退け、(いま)だ歩き続けている。部隊の口数が少しずつ減り、静かになっているのは疲労の証明だ。



 そんな中――


「うわっ!」と前を歩いている男が地面に両手を着いた。

「何やってんだ。しっかりしろよ」

 と侮蔑(ぶべつ)を含んだ眼差(まなざ)しで男の仲間が言う。


「あ!?黙ってろよ。クソが、何だよこの(つる)……」


 転んだ男の足には、蔓で編んだロープが不自然に絡まっていた。

 彼だけではない、辺りにはうずくまっている人影が幾つか見える。


「アントニオさん、あれ」

「ああ、そうだな――ヒルッ!"抱擁(アブラソ)"がいる!伯爵と鳳凰(フォンファン)に合図してくれ!」


 アントニオさんが警戒を発すると同時に、空を飛んでいる鳳凰(フォンファン)が鋭い声を上げる。


「戦闘態勢!」

 テルセロが指示を出し、盾を構えた隊員が前に出る。数秒で影から()()るように狗が姿を現した。


 盾の斜め後ろに位置を取り、斧を振るう。少し数は多いがやることは同じだ。盾が勢いを止め、手傷を負わせて殺傷力を()ぎ、止めを刺す。



 赤髪の男が振るう剣は溶断するように狗を真っ二つにし、黒髪の男は十字槍を器用に扱い、刺突と切断を切り替えながら戦っている。他のネグロン家の剣(アルマ・デ・ネグロン)も大暴れだ。



 数分の戦闘で狗の勢いが弱まってきたように感じる。


 こちらが優勢だが、近くにはアブラソが潜んでいる。辺りには原始的な(トラップ)が設置されているはずだから、迂闊(うかつ)に動いて身動きが取れなくなればあっという間に狗のエサだ。


 範囲攻撃で(あぶ)り出したいが、伯爵の魔剣は奥の手だし、ラロさんは伐採部隊にいる。



特殊個体(エスペシャル)は10時方向に26m。根元に大きな()()のある木の(そば)だ。擬態(ぎたい)しているぞ」

「了解だ!喰らえッ」


 水晶のような球体を持つ、長身の男が指示を出す。すると十字槍の男は陸上競技のやり投げのような姿勢を取り、数歩の助走をすると手に持った聖遺物を勢いよく投擲(とうてき)した。


 空を裂くように槍は一直線に飛び、木立に深々と突き刺さる。すぐに木立はもがくように枝を地面に付け、動き出した。

 アブラソだ。巨大なナナフシのような魔物がわきわきと脚を動かして、こちらから背を向ける。



「仕留め損ねた……追うぞッ!」

 十字槍は飛んだ軌跡(きせき)を逆再生するように戻って来て、投げた男の手に収まる。


「深追いはやめろ!……おい待てっ!」


特殊個体(エスペシャル)を殺せば良い金になる!ガキ共もたついてんじゃねえ!」


「ああ、クソッ!!」


 ヒルさんの静止を聞かず、傭兵部隊は我先にと逃亡するアブラソの追撃を始めた。狗の襲撃は終わっていない。戦列は崩れて混乱が生まれる。


 結局金か、ここで死んだら持ち帰れないのに。苛立ちを抱えながら動く狗に攻撃を加えつつ、アブラソの罠に掛かった人を手助けする。



 雨が、ぼたぼたと降ってきている。


 まずいな――



 状況が絡み合い、


 ロープとなって、


 首にかけられる。


 そんな感触がする。






 掩護(カバー)をしながら前へと進んでいると、狗の襲撃は止み、空が開けた。

「おい、あれ――」

 どこかから声が漏れてくる。


 皆は丘のような傾斜(けいしゃ)を前に、一様に上を見上げて、呆然(ぼうぜん)と立ち止まっていた。


 威容(いよう)を誇る石造りの城壁。朽ちて半開きになった城門。

 時の流れはその全てを風化させ、緑の浸食を許しているが、はっきりと人工物の面影(おもかげ)を感じさせる。



「城塞都市――」

 辿(たど)()いてしまった――



 丘の形状に沿って建設された城壁には、木の根が張りこそすれ背の高い木立は生えていない。だからここだけ台風の目のように、空を覆う枝葉が無い。


 黒い森に飲まれた街はこうなるのか……そう思い、その()()()()風景に、つい目を奪われてしまう。




 トントンと、誰かに肩を叩かれて反射的に振り向く。すると、目線の高さに鎧の尻尾が見えた。


 また動いた……と思うと同時に、腕の骨格標本のような尻尾が、後ろを指差すようなしぐさ(ジェスチャー)をしていることに気付く。


 釣られるように指が向いている方に視線を向けると、くたびれた様子のアントニオさんと、彼の背後から近づく、フードを目深(まぶか)(かぶ)った人影が見えた。


 ――瞬間的に猛烈な違和感を感じる。森の中は枝や(やぶ)だらけだから、外套(がいとう)を着てフードを被っている人は多い。人影には足もちゃんとある、魔物(レイス)ではない。



 そうじゃなくて、


 フードの男は、騎士のように抜き身の剣を(たずさ)えていて、


 自警団員のように革鎧で身を固めておらず、


 滅多(めった)に剣を持たない木こり達のような格好。


 その()()()()()に引っ掛かっている。


 僕の気のせいだろうか?そうも思うのに、まったく目線を外せない。



 アントニオさんの姿越しに、人影が抜き身の剣先を地面に向けながら、ゆっくりと死角から近付いているのが見える。


 アントニオさんは僕の視線に気が付いて、少しだけ笑みを浮かべ、肩をすくめて城壁都市を指差している。


 気付いていない。



 ――ヘイト様、お願いします――

 何故か、あの子のことを思い出した。

 嫌な予感が身体中に広がる。


 そう、あと数歩だ。


 あと数歩で、


 アントニオさんが、間合いに入る。



 フードの男は腰を落として、ちょうど首の高さくらいに剣を持ち上げ、横薙(よこな)ぎの構えを取った。


「……ッ!」


 思考が言葉になって纏まる前に、


 必死になって手を伸ばす――


 届かない――








 静かな森の中に、激しい金属音が響き渡った。




 咄嗟(とっさ)(つむ)ってしまった目を開くと、驚いたような表情で地面に倒れ込むアントニオさんと、(ひる)んで半端(はんぱ)に剣を構えた人影――


 そして、閃くように伸びて割って入り、剣撃からアントニオさんを(かば)った鎧の尻尾が見えた。


 痺れるような衝撃が尻尾から背骨に伝わっている。



 フードの男は殺し損ねたことを残念がっているのか、少しだけ肩を落としたように見えた。そして剣を捨て、おもむろに(ふところ)から仮面を取り出す。


 フードの中に仮面が入っていくのと、異常事態を感じ取ったネグロン家の剣(アルマ・デ・ネグロン)のふたりが、剣と槍の聖遺物を男に向けて(おど)りかかるのは同時だった。


 それぞれの切っ先が男に辿り着く寸前、フードの男の全身を黒い枝葉が覆う。



 槍の穂先を紙一重(かみひとえ)(かわ)したフードの男は、槍の()を掴んで己の懐に引っ張り込み、体勢が崩れた黒髪の身体を、剣の障害物にする。


 赤髪は味方を斬るまいと寸前で攻撃を引っ込め、踏み込んだ力の分だけ体勢を崩した。


 フードの男は掴んだ槍の石突(いしづき)で黒髪の鳩尾(みぞおち)に一撃食らわせ、浮いた身体から槍を奪い取り、


 ふたりの喉笛(のどぶえ)を一刀で的確に切り裂いた。



「は……?」

 理解が追い付かない。

 アントニオさんが剣を向けられて、(かば)ったと思った矢先に、


 死体がふたつできあがった?


 ふたつの身体が力なく雑草の中に沈むと、男は雨に濡れた外套を脱ぐ。重力に従ってするりと外套が落ちると、


 血が(したた)る聖遺物の槍を手にする、(おびただ)しい量の返り血を浴びた、白い甲冑を纏う男が立っていた。



 西洋甲冑の意匠(いしょう)()んでいるが、造形は美しささえ感じるほどで、とてもこの世界の技術で造れるような物のレベルではない。

 頭部を覆う(ヘルム)の前部は仮面のようになっていて、天秤(てんびん)のような装飾をあしらっている。



「仮面の……才能(レガロ)……?」

 現実に付いて行けず、ただ呟く。


 皆も同じだ、腕の立つふたりの傭兵が瞬殺された光景を見て、誰もが呆気(あっけ)に取られている。


 白鎧は黄金に輝く剣を死体の手から拾い上げ、何とか体勢を整えたアントニオさんに向き直った。



「――!」

 獣のような咆哮(ほうこう)と共に白刃が閃く。


 反応できない速度の斬撃を、白鎧は十字槍で防ぐと城壁の方に後退する。聖遺物である槍の柄は鮮やかに斬られていた。




(ほお)けてんじゃねェ!敵だッ!!」

 勘治先生の怒鳴り声を聞いて、やっと我に返ることができた。戦闘部隊の全員が武器を構え、丘を背にする白鎧を取り囲む。


 白鎧は取り囲む戦闘部隊を一瞥(いちべつ)し、真っ二つになった槍を用済みとばかりに足元に放った。



 じりじりと白鎧との距離を詰めていく。実力者がふたりがかりでも太刀打ちできなかったのを目の当たりにした。凄まじい技量を持っていることは確実だから迂闊(うかつ)には動けない。



 白鎧は片手を挙げる。

 降参しているようには見えない。



「逃げろっ!」

 と水晶を持った長身の男が叫んだ。その顔は血の気が失せて真っ白になっている。



 白鎧は、上げた手を前に倒す。

 それはまるで、攻撃開始の合図(ハンドサイン)のようで――



 轟音と共に城壁が崩れ始める。


 朽ちた城門が丘を滑り落ちる。


 土煙が雨で洗い流された先に、


 丘の上、城壁が崩れてできた大穴に、



 絶望的な量の、魔物がいた。


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