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第1話:天国と地獄とツヴァーク帝国

 この世に残す言葉なんて何もない。


 何も、うまくいかなかった。

 不器用な私は、不器用なりにも努力した。自由奔放な奴が、人のために、家族のために努力し、誰からも立派な人と呼ばれるように、一人前になれるように、努力したのだ。

 しかし気が遠くなるほどの努力は結局、尋常でないほど私を哀れなものにした。

 我武者羅に突っ走っていたものだから、後ろにいた不穏な影に気づかず、目標にたどり着きそうなところで、影は全て掻っ攫った。

 忘れていたのだ、人間の本質を。


 誰かが言った「悪というものは、心の一部」という言葉を。


 誰も私の言葉を信じなかった。

 そんな世界がいまさら、私の言葉を聞いて、どうしてくれるというのだ。

 聞く気もない言葉を聞いて、何を思いたいのだ。


 何も、思う気もないか。哀れな人間の言葉を聞いたという事実が欲しいだけか。

 またきっと、聞いたふりをするだけか。


 もういい、さっさといこう。


 ふわと、足元が刹那の間浮く。

 表を上げることすら憚られる空間に()()と何よりも慈悲無き音が一瞬響くと、同時に私と世界との繋がりはぷつんと切れた。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※



 はずだったのだが、どうだろう。眠っていたようには感じないが、意識を認識し始めた私は仰向けの状態だった。

 そして驚くことに、私の意識を迎えたのは優しく肌を撫でる心地よき微風そよかぜ

 咄嗟に瞼を開く。強い陽の光が、暗がりだった私の瞳孔をわずかな隙間から突き刺し、耐えられず瞼を閉じてしまった。

 

 今度はゆっくりと瞼を開く。当然まだ眩しい。

 だが、美しい。


 私は薄目のまま少し頭を起こし、ちらと辺りを一瞥した。

 私の枯れ木よりも少し太い体をふわりと支える草と柔らかい土。

 そして、そんな優しい存在とは対照的とも言えるしっかりと芯を持った日差しが、心と体を温めていた。


 死ぬ前につけていた、アイマスクも拘束具も無い。だがしっかりと服は着ていて、靴だって履いている。死ぬ前と一緒だ。

 動揺も確かにあった。しかし、確固たる自由と随分感じていなかった環境による優しさが、心身を安寧と豊かさで包んだ。


 良い。とても良いところだ。


 ああ、そうか。

 俺は、天国に行けたんだな。


 思わず落涙してしまうほどの心地よさ。もっと早く死ななかったのが、悔やまれる。

 もっと早く死んでいれば、もっと早くに、……。


 なんだ、天国に来たって心は沈んでしまうものなのか。そこは少し残念だ。

 しかしこの感情がなくなってしまっては天国というものはきっと謳歌できないのだろう。そう思って神様も感情を残しているのだろう。

 なら、それでいい。私が私として天国に来れたのだ。それだけでいいじゃないか。


 私は鼻をすすって、今度は少し遠くの方を見渡すと、街のようなものが見える。

 遠目なのではっきりと分かったものでは無いが、高層ビルやタワーといった近代的な建物はみえず、目に入ったのは遠目でもよくわかるほど立派な西洋風の城、そして薄い橙色とクリーム色の混ざった建物たちが城壁らしきものから頭を出していた。

 どことなく昔一度だけ行ったことのある海外の街並みに似ているようなきがする。イタリアだったか? 記憶は曖昧だ。

 

 なるほど確かに、天国に近代的な高層ビルは少し似合わないかもしれない。神様も趣とやらを重んじているのだろう。いいセンスだ。

 しかし私は古風な日本の風景も好きだ。ああいった趣も天国に似合うと思うのだが、……どこかにないのだろうか。

 そう思い私は後ろを振り返ったが、そこには奥の深そうな森しかなかった。

 まぁいい。きっとどこかにあるのだろう。きっとどこに行ったって楽しいのだろう。天国なんだから。


 だがしかし、今はこの心地よさに心を休ませたい。

 やさしく全てを包む揺り籠のようなこの状況に、いつまでも、身を置いていたい。


 後頭部の後ろで手を組み、仰向けになって寝転んだ。

 強い陽射しにあてられた赤に近い橙色の眼裏に視線を置く。勝手に鼻腔を撫でるのは少しの水分を含んだ土と草の匂い。

 風に打たれ草木の擦れる音が優しく鼓膜に入る。それに加え、遠くで人の声も聞こえる。

 そのちょうどいいバランスが、落ち着きと、何か郷愁のようなものを心に馴染ませてくれた。


 良いなぁ。天国。きっと遠くで話している人たちも、みんないい人なのだろうなぁ。

 遠くの声は少しだけ近づいて来て、聞き取れそうだった。


「けど、ーーー、ーーー!」

「あぁ、ーーー」


 男の声だ。何か言い合っているようだが、言葉は捉えられない。

 言い合いも時には楽しいものだよな。

 特に酒を飲みながら、わけもわからず自身の嗜好を話すときなんて、対立していたって面白い。

 自分も相手も支離滅裂なものだから着地点はどこにもないのだが、痛みのない殴り合いみたいなもので結構好きだった。

 学生の頃は、仲間と酒を飲んではよく発狂していたなぁ。結局最後はどっちもへらへらしていたなぁ。


 声はだんだん近づいてくる。良いなぁ。俺も混ぜてもらおうかな。


「おい、……あいつ使えるんじゃないか?」

「良いじゃねぇか! 神もまだ俺たちを見捨ててねえな!」


 近くで発せられた言葉は簡単に捕らえられたのだが、随分と粗暴な言葉だった。

 嫌な予感がしてきた。天国でも酔っ払いに絡まれる機会があるのか。酒は好きだが、生憎たいした一発芸は持ち合わせていない。


「おい! そこのお前!」


 汚ねえ言葉は多分自分に放たれているのだろう。ザッザッと、粗暴な足音が次第に大きくなる。

 咄嗟に体を起こし、視線を音にした方にやると、目を疑った。

 汚ねえ言葉と同じくらい汚ねえ二人組の男がこちらに走って来ていた。


 明らかに天国にいてはいけない見た目だった。天国の住民にしてはファンキー過ぎる。

 まるでファンタジー世界に出てくる野党ではないか。”いい人”には到底見えなかった。


「おい!てめえ動くなよ!」


 男はが私に向けて言っているのは明らかだった。

 男の手には前の世界で言う鉈のようなものをもっており、切っ先を私に向けていた。

 どこからどう見てもこの状況では、緊張の場面。一つの油断もできない状況へと早変わりしてしまった。

 しかしあまりにも異様と言うか、突拍子もない光景に咄嗟に吹き出してしまい、


「ふふっ、何ですか」

 

 と言ってしまった。この一つの油断が、間違いだと気づくのに時間はかからなかった。

 男は一見してわかるほど顔を顰め、緊張感はさらに増し気付けば”危ない雰囲気”がの世界を覆っていた。

 


「え、ちょっ、これは天国のイベントですか?」

 

 とてもスカしてはいられない雰囲気に言葉が詰まり気味になる。

 スカしていられないが私の対応はどうやらスカしたようだ。男は私の言葉を聞いた途端みるみる鬼のような形相になり、 


「はぁ? ……てめぇ!」

「いでっ!」


 あ、熱っ? いや痛ぇ!


「ってえええええええええ!!」


 ああぁっ! 痛えっ! 痛えええええええ! 痛え!

 切りやがった! 腕! 切られてる! 痛えええええええええ!

 マジで痛え! ヤべぇ、天国の治安やべえ! マジでやべええええ! いてえええっ!


「次ナメた態度とったら殺すぞ!」


 痛い! 痛え! それどころじゃねえ。態度って何? 痛え。

 あああああ痛え。何これ。痛え。

 ここは地獄だ。そうだ。やっぱ地獄だ。痛ええええええ!


「ぐっ、はっ、うおおぉぉ、……」

 

 情けねえ声が勝手に口から漏れでやがる。痛ええ!


「聞いてんのか!」

「はい!」


 咄嗟に返事を返した。痛え。痛ええ。

 血が止まんねえ。痛ええ。死ぬ。


「おい!今からお前は俺たちのアジトに来てもらう。そしたら少しは治療してやる」

「ぐっ痛えぇ、……お願いします」


 なんでこんなクズにお願いしてんだ。死ね。今すぐ死ね。痛えぞクソ。

 ああああ痛みが全然収まらねえ。呼吸がままならねえ。痛えええええええ!


「痛ええええ!」

「うるせえ! おいズク! 行くぞ!」


 相方に言ってんだろうが、返事が聞こえない。あああ痛い。


「おい、ズク!」


 妙な雰囲気だ。ズクとかいう奴は一切返事をしない。

 男は後ろを振り返ると、まるで化け物でも見たかのように体全体の動きが固まっていた。痛え。


「その人を解放しろ」


 とても綺麗な声が聞こえた。ズクの声無茶綺麗じゃん、と思ったけど流石に違うか。誰なんだ。

 あああああぁぁぁ、痛みが引かねえぞチクショウ、……痛え。


「なっ、……てめえ、……ズクをやったのか!」


 私も男が見ている方に視線をやると、そこには人が立っていた。

 容姿は、視界が安定しなくてよくわからん。声からして女性だろう。


 あああああマジで痛い。あー意識が朦朧として来た。視界も霞む。

 ふらふらする、限界だ。


「ーーー」

「ーーー!」


 何か言い合っている。わからん。苦しい、地獄辛い。あああだめだ。意識が。

 あれ、地面が顔にくっついてる。


 あ、なんか今一瞬光った。こわ。地獄こわ。何が起こるかわかんねえ。

 あぁ、……痛え。


「動かないで」


 近くから聞こえた声は朧げだが、そう言ったような、気が。


「ヒール・トウ」


 女性が何か呟くと、心地よい”何か”が傷周りを包んだような感じがして、痛みが和らいできた。


「お? おぉ、……」


 意識も段々と鮮明になり、気づけば痛みは完全に消えていた。


「終わったわ。もう起きても大丈夫よ」


 そう言われ、切られたはずの右腕を一瞥すると、切られた服までしっかり再生しており、まるで先程の惨劇が嘘のように思えるほど腕は綺麗になっていた。

 信じがたい光景、あの世はすげえ。確かにここは前の世界とは違うようだ。


 私は体を起こし、まず女性の姿を確認する。


 肘ほどまで長く、雪のように白い肌をより際立たせる真っ赤な髪を風に吹かれるまま靡かせた彼女は、少しの幼さを残した綺麗な顔立ちをしていた。

 小さな顔に合わぬ凛々しき顔立ち、そして優しくも芯のある眼差しは、私の瞳孔を貫き、そのまま脳まで刺さった。


 が、このお方も妙な出で立ちだ。

 ファンキーではないが西洋風でファンタジーな鎧を着ていた。

 いや彼女の姿どうでも良い。まずはお礼だ。


「いやあ助かりました。ありがとうございます」

「他に傷はあるか?」

「いえ、大丈夫そうです」


 すると彼女は優しく微笑み、


「そうか、良かった」


 と言った。単純な私は、彼女の他意無き笑顔に単純にどきりとした。綺麗な子には目がない性分なのだ。

 久しくなかった胸の高鳴りだ。地獄のハニートラップは如何様なものだろうか?

 彼女から放たれるものが蛇の甘言だった場合、この調子なら簡単に引っ掛かってしまいそうだ。


「それにしてもなぜこんなところにいたのだ? ダンジョンの帰りとも言える格好でも無いし、……」


 彼女は、眉を少しだけ斜めにし不思議そうな顔をして言った。

 ああそうだ、膨大な(そして奇怪な)情報がとてつもない速さで脳に入って来たものだから、すっかり忘れていた。


「お姉さん、ここは結局、地獄なんですか?天国なんですか?」

「……? 君は何を言っている?」


 彼女は怪訝そうな顔をしていた。俗に言うイカれた人間を見る顔だ。私は冗談を一切抜きにした真面目な態度だというのに、その対応は困ったものだ。

 しかし、彼女も真面目に怪訝な表情をしている。どちらの言い分も真実ではありそうだがこれでは埒があかない。


「そちらにも事情はあるでしょう。しかし、そこだけははっきり教えてくれませんか?」

「うーむ、現状この国は、地獄と呼ばれるほど荒れてはいないと思うのだが、……しかし、君は今、地獄のような出来事に巻き込まれてしまった。気の毒に思うよ」

 

 地獄と呼べるだろう。いい気分にさせておいて、ズドンと最悪な気分に落とす。真っ当な地獄じゃないか。


「しかし、君にも非があると思うぞ。見た所魔法も使えないようなのに、丸腰であんな所に、……」


 確かに地獄に落ちたのは私に非があるかもしれない。生前は別段いいことをしてきたわけではない。地獄に落ちたって頷けはする。

 しかし何だ。妙な地獄に落ちたものじゃないか。引っ掛かりのない世界というか、いまいちここがどのような地獄か掴めたものではない。助けられているわけだし。


「いやあのですね、結局どっちなんですか?」


 私は掴み所のない世界に苛立ちを感じ、咄嗟にその苛立ちを乗せて言ってしまった。

 すると彼女は私の肩をポンポンと叩きながら


「気をしっかり持て。君は死んでいない。傷も治ったんだから」


 と、言った。地獄に似合わない出で立ちと似合わない慰めだ。

 死んだら地獄か天国以外にどこへ行くのだ。あれか、異世界転生とかいうやつか。ありえない。


「いやぁ、確かに前の世界で死んだと思うんですけどね」


 さすがに私の言葉がくどかったのか、彼女は眉をピクッと少し動かした後、


「うーん。お前何か怪しいな。とりあえず私に付いてこい。いいな?」


 と言った。まずいことを言ったようだ。

 しかしこのまま続けていても埒があかない。ついていくほかないのだろう。


「はい」

「うむ、良い返事だ。言うまでもないが妙な気は起こすなよ? また痛い思いをしたくないのならな」


 確かにあれは痛かった。痛みによる思考の遮断、乱れる呼吸、煽る不安。

 前の世界では焼かれるような痛みと表現している者もいたが、そればかりではないということがよくわかった。

 小説みたいに冷静に解説なんて以ての外、情緒は乱れ脳に浮かぶ言葉は怒りと不安を宿した散文で、口から出るのは情けない発狂が関の山だ。

 あんな思いはもう勘弁だ、とりあえず今はおとなしくしていよう。私は膝に手を当てゆっくりと立ち上がった。

 すると彼女は突然私の両手をすっと掴んだ。


「えっえっ、なんです?」


 突然のアプローチ(?)に思わず戸惑う。戸惑わずにはいられない。

 彼女の表情はとても真剣。見方によっては不機嫌とも見られるが、笑いを一切含まないというのにとても美しく見えて、その表情は何か人をどうにかしてしまうような魅力があった。

 

「ハクス・オン!」

「えっ」


 彼女が何かよく分からぬ言葉を発した途端、突然バチっと勢い良く私の両手の親指がくっついた。


「えっ痛。なにこれ」

「痛くはないはずだ。外そうとしない限りはな」


 確かに引き離そうとすると、指の付け根というか、親指全体が痛い。

 いやいやそれより、なにハクスて。やば。こわ。

 愛の告白だったりするのか? それともあの世の催眠術なのか? どれにしたってアプローチの次は束縛か、気の早い女性だ。


「では行くぞ」


 そう言うと彼女は私の巡る思考を無視するかのように歩き始めた。とりあえず私は彼女の背中について行くほかない。


「うおっ」


 とりあえず後をついて行こうとした時、ふと足元に転がっている死体の存在に気づき、私は情けない声を発してしまった。

 一目見て死体とわかるほど野党Aは血まみれであったが、一見傷は首元のみだった。うつ伏せで転がっているズクらしき人は背中に貫かれたであろう穴が一つだけ空いていた。


「ホントに死んでら。スマートな仕事ぶりだったみたいですね」

 

 本物の死体を見るのは初めてだ。ゲームとは違う光景に、少し声が上ずる。

 しかし、血まみれの死体二つが転がっているというのに、彼女からは一つの動揺も感じられなかった。

 それどころか女性は腰に手を当て胸を大きく張り、


「ふふん。だろう? 剣の腕には自信があるんだ」


 と言った。現実世界であったのなら歴史に残るシリアルキラーだ。


 しかしそのシリアルキラーが立派な紋章をチラつかせた鎧を身につけているのだ。きっとこの行為も名誉の一つとなるのだろう。彼女もそれをもわかって、こんな鼻高々なのだろう。

 なかなか受け入れられたものではないが、それでも理解できたことといえば、彼女には無邪気な一面もあるということだけだ。


「へー、いいなー。剣使うんですね」

「当たり前だろう。戦いは魔法だけではないぞ」

「魔法?」


 ファンタジーすぎるワードだ。そのお美しいお顔でそのキャラ付はまずい。似合わない。いやしかし、ファンタジー映画だと思うと、……似合いそうか? 少し日本の人とは離れた顔立ち、美人は美人だ。それも、とてつもなく。

 いやそんなことはどうだっていい。 魔法だよ、魔法。

 本当に魔法とやらが存在するのか? それともヘブンズジョークなのか?


「うーん。その手のジョークはちょっと専門外ですねー」

「冗談なものか。ではなぜお前の両手は拘束されているというのだ」

「これは、……催眠術とか?」

「それも魔法だろう。もういいからさっさと歩け」


 彼女は少し呆れたようにいった。あまり時間を取らせるのも良くないか。


「あぁでは、最後に一ついいですか?」


 彼女は私の言葉を聞くと鼻で小さくため息をつき、


「まったく、一つだけだぞ」


 と言った。


「ここはどこなんですか?」

「本当に怪しいなお前、……帝国だよ」

「帝国?」

「ツヴァーク帝国だ、それも知らんのか」


 あの世ではあの世のことをツヴァーク帝国というのか。

 それとも死んだらあの世ではなく皆ツヴァーク帝国というところにいくのか。

 考えたところで、今の私にそれを知る術はないか。


「そうですか」


 私がボソッとそう言うと彼女は気にとめるのも面倒になったのか、さっさと歩き始めたので私も大いなる不安と一抹の希望を孕みつつ彼女の背中を追った。

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