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幸福のビリケンさん2020

作者: 山口康弘

幸福のビリケンさん


わたしの友人で、細見という、名前とは逆にちょっと小太りな男がいてるのですが、なんと彼、リストラにあいましてね。これは落ち込んでるに違いないと、早速励ましにいったんです。ところが、なんのことはない、本人は飄々(ひょうひょう)とすました顔をしておりまして、「新しい職は見つかりそうか?」と訊ねましても、「もう人に飼われるのはこりごりや」と、偉そうなことをぬかすんですわ。「ほな、どうやって食べていくね」って聞きましたら、「童話作家になる」と、こうですね。手紙やメールの返事も、ろくすっぽ寄こさんような筆不精の男がですよ。その上「もう数作、書き上げたで」って。いやー、人は見かけによらんと申しますが……。


春家 それで、どんな物語を書いたんや?

細見 処女作は『アリとセミ』やった。

春家 アリとセミ? どっかで聞いたようなタイトルやな。

細見 イソップ童話の『アリとキリギリス』から着想を得たんや。

春家 なんや、盗作かいな。

細見 失礼なこと言わんといてくれ。終わり方が全然違うわ。そもそも俺は『アリとキリギリス』の結末が許せへんだんや。子供の頃、あれ読んでからアリが嫌いになってしもたんやからな。

春家 なんで?

細見 なんでって、お前、なんも思わへんかったんか? 

春家 せやからなにがやね?

細見 あのアリの態度や。言い草もむかつくし、それになにより、あいつら、キリギリスを見殺しにしよったんやぞ。

春家 そういわれたら、ちょっと無慈悲な気もするな。

細見 そうやろ。

春家 けど、キリギリスも大概(たいがい)やったからな。

細見 大概ってなんやね。

春家 大概やろ。アリが暑い最中(さなか)せっせと働いているのを尻目に「こんなに食べ物がいっぱいあんのに、お前ら、なにしてんね。お腹が空いたら、その辺にある物を食べて、楽しく歌ったり、遊んだりしてたらええやんけ」って、暢気にほざいとったやないか。それでもアリが我慢して「冬が来たら食べ物がなくなってしまいますよ」って親切に忠告してやってんのに、「まだ夏が始まったばかりや。冬のことは冬が来てから考えたらええね」って、こうやからな。

細見 お前、アリ派の人間やってんな。

春家 どっち派とか、そんなんやなくて、キリギリスも大概やったって言いたいだけや。それをやで、冬になったからって、早々に「食べ物くれや」って訪ねてこられても、はい、どうぞ」って、大切な食料を分けたろって気になれるか?

細見 長い冬の間中、黙ってもぐもぐ食べてるより、キリギリスに唄でも歌ってもろて一緒に仲良う過ごした方が楽しいやろ。

春家 まあ、それもそうやけど……で、お前の話の結末はそうなんか?

細見 そうって?

春家 アリがセミに食べ物を分けてやりよるんやろ? 「さあ、遠慮なく食べてください。元気になって、またあの美しい歌声を聞かせてください」。セミはうれし涙をポロポロこぼして感謝しました。はい、おしまい……っと、こうなるわけやな。

細見 なんでそんなことせなあかんね。

春家 え?

細見 アリはそこまでお人好しやないぞ。遊び(ほう)けてる奴から、散々、えらそうな口をたたかれたんや。

春家 おいおい、どっちやね。ほな、お前の物語では、アリはどうしよってん?

細見 アリかてすっとしたいがな。せやけど、なんにもせんでは嫌味も言いにくいから、ちょこっとだけ食料をめぐんであげよったんや。それから、さんざん(ののし)りよった。「ほらみたことか、ええきみや」「けど、それだけでは冬は越せんぞ。えっ、どうすんね」

春家 なんか、イソップ童話より、お前の話に出てくるアリの方が憎たらしいねけど……。

細見 さっき、お前が言うてたように、キリギリスは世の中を()め過ぎや。

春家 キリギリス? お前の話は、アリとセミなんやろ?

細見 あっ、そうやセミやった。いや待てよ、セミはそもそも早死にやから冬は越せへんな。そしたらコオロギにしとこかな? なあ、どう思う?

春家 別にどっちでもええねけど。

細見 よし、コオロギにしとくわ。コオロギはな、考えが足りな過ぎるね。アリはアリで面白味がないし。

春家 お前、アリとコオロギの両方に怒ってんのか。めんどくさいやっちゃな。

細見 この話はめんどくさいんや。けど、昨日仕上げた最新作はええで。

春家 昨日? ほんまに最新作やな。で、どんな話やね?

細見 タイトルは『幸福のビリケンさん』や。

春家 ビリケンって、あの通天閣にあるやつか?

細見 あれは三代目。俺のは初代ビリケンさんの話や。(ニヤッと頬笑み)聞きたいか? 

春家 うん、まあ。

細見 よし、ほな聞かせたる。昔々あるところに、ロング・ロング・タイム・アゴー……。

春家 昔々だけやと、あかんのか?

細見 静かに。昔々あるところに、ロング・ロング・タイム・アゴー、時は1912年、大阪は新世界にありますルナ・パーク遊園地に、ビリケンさんの像がございました。

春家 (心の中で)昔々あるところやのうて、1912年のルナ・パークの話なんやな。

細見 さて、このビリケンさん、目はサファイアで……。

春家 サファイア? ビリケンの目がサファイアてか?

細見 目つむってるから、わからんだけや。開けたらサファイアや。えー、ビリケンさん、その全身は薄い純金で覆われ、手に持っている剣のつかには大きな赤いルビーが光っております。

春家 ビリケンは手ぶらやろ?

細見 いちいち邪魔せんといてや。

春家 あっ、すまん。

細見 ある晩のことです。ビリケンさんがいる遊園地に、一羽の小さなツバメが飛んできました。生駒の山中で一緒に暮らしていた家族や友達は、越冬の為、すでに南の国、台湾へと出発しておりましたが、 彼はめっちゃどんくさかったので、ひとり残されてしまったのです。さて、このツバメ、大阪の町に来たのは初めてなので、すっかり困っている様子です。(声音を変えて)「あー、今晩、どこに泊まったらええやろなぁ……」

春家 (心の中で)えらいけったいな声のツバメやな。

細見 あたりを見渡したツバメは、ビリケンさんの像を見つけました。「おう、ええのがあったがな」。ツバメは大喜びでビリケンさんの両足の間に止まりました。「やっほー、黄金のベッドやで」。その時、大きな水滴がツバメの頭に落ちてきました。驚いて見上げたツバメでしたが、そこは雲ひとつない満天の星空です。「おかしいなあ……」。しかし、また(ひと)(しずく)。「あかん、ここでは雨よけにならへん。どっか屋根のある場所探しにいくか」。ツバメが翼を広げようとした時、三滴目の(しずく)が落ちてきました。「あっ」。ツバメはようやく滴の出所に気づきました。なんと、ビリケンさんの両眼が涙でいっぱいになっているではないですか。その涙が、黄金の頬を伝って落ちてきていたのです。「足元をベッド代わりに使わさせてもろてます。わて、ツバメでっけど、あんさんは?」「ぼくは、幸福のビリケンだよ」「幸福のビリケン? 幸福やのに、なんで泣いておられまんの? てっきり雨かと思いましたがな」

春家 (心の中で)ビリケンも、なんかむかつく声しとるな……。

細見 「ツバメさん、ぼくの話を聞いてくれるかい?」ビリケンさんは、突然身の上話を始めよった。「まだ、ぼくが生きていて、人間の心を持っていた時、ぼくは涙というものが、どんなものか知らなかったんだ。だって、芦屋の豪邸で、なんの不自由もないおぼっちゃまとして生まれ、生涯たいした仕事もせず、贅沢の限りをつくして死んだんだからね。悲しみが入り込む隙間なんてないだろ?」

春家 (心の中で)ツバメと銅像……なんかこの話もどっかで耳にしたような気がするねけど……。

細見 「昼間は友人たちと六甲へゴルフに行き、夜になると毎晩家の大ホールでパーティー。お屋敷は広いし、まわりも同じように大きな家ばっかり。それに芦屋から外へはめったに出かけなかったから、他の町の様子も知らなかったし、気にかけたこともなかったな。だって、美しいものばかりに囲まれていたんだから、外に興味が向かわなくたって、おかしくはないだろ?」

春家 (心の中で)それにしても、つまらん身の上話やな。

細見 「そんなぼくのことを、まわりのみんなは『幸福のビリケンさん』って呼んでいたんだ。そして、ぼくが死んだあと、人々はぼくの銅像をこしらえて、この場所に置いたんだ」

春家 ちょっと待って。そこって新世界の遊園地やろ。なんでその場所なん? それこそ芦屋の豪邸の庭にでも飾っといたらええやないか。それに若いうちに死ぬやなんて、そのビリケン、ほんまに幸せやったんか?

細見 文句言うんやったら、()めよか? 止めてもええで。

春家 いや……、ほなまあ続けて。

細見 せっかく調子が出てきたとこなんやから、邪魔せんと静かに聞いててな。

春家 うん……悪かった。

細見 (またビリケンさんの声音に戻り)「ぼくはとっても視力がいいから、遠くの窓の中の光景も、はっきりと見ることができるんだ。それに地獄耳だから、話してる声も全部聞こえる。それでわかったんだけど、この世の中には不幸が(あふ)れていたんだね。ほら、あそこに見えるマンションの503号室で、ひとりの少年が両親と暮らしているんだけど、あの子はね、今日学校へ宿題を忘れていって、大好きな先生から叱られちゃったんだ。ああ、かわいそうに……」

春家 (心の中で)そんなん自業自得や。全然かわいそうやないやろ。

細見 「ツバメさん、ツバメさん。ぼくの剣のつかからルビーを取り出して、明日、あの少年に届けてやってくれないかい」

春家 (心の中で)宿題忘れた少年にとったら、えらいラッキーな話やな。

細見 「そんなこと急に頼まれても困りますわ。台湾まで行かなあきまへんね。ただでさえ遅れてますし……」「お願いだよ、ツバメさん。ぼくは両足が台座に固定されているから、いくら届けてあげたくても、どうすることもできないんだよ」。ビリケンさんも必死に食い下がったんやけど、ツバメも頑固な性格やった。それに、そもそもツバメは子供が嫌いやね。川のほとりで洟垂れ小僧に石投げつけられて、危うく大怪我しそうになったことがあったからな。

春家 (ちょっと投げやりな感じで)それでツバメは頼みを断りよったんやな?

細見 いや、ビリケンさんが、またしくしく泣き出したもんやから、とうとうツバメも根負けして、ルビーを届けてやることにしたそうや。

春家 (小声で)それやったら、頑固ちゃうがな……。

細見 次の日、少年にルビーを届けたツバメがビリケンさんに報告をすませ、さあ台湾に出発しようと翼を広げた時、またビリケンさんがお願いごとをしてきよったんや。「ツバメさん、ツバメさん、あそこに古いアパートが見えるだろ。あのアパートの二階の一番奥の部屋に、疲れきって頬のやせこけた青年が住んでいるんだ」「もう勘弁してください。めっちゃ寒いねんから」「いいから聞いて。あの青年は給料日の前日で、今日はまったくお金の持ち合わせがないんだよ。だから唯一の保存食のカップ焼きそばを食べようと、さっきお湯を入れたんだけど、あまりにも慌てすぎてたから、お湯を捨てる前にソースを入れてしまったんだ。あー、がっかりしながら箸を動かしているよ。かわいそうに……」

春家 ちょっと退屈になってきたんやけど。それに今度もまた、たいした不幸と違うしな。

細見 お前にはわからんやろ。けどな、ツバメにはよう似た体験があったから、その話を聞いて胸にせまるもんがあったんや。

春家 (面倒くさそうに)よう似たって?

細見 めっちゃ空き腹の時、ようやく捕まえたミミズを、油の浮いた水溜りに落としてしまいよったんや。

春家 ふーん、そう。

細見 せやから、大阪の寒さが身にこたえながらも、ビリケンさんの申し出を引き受けることにしよったんや。「わかりました。ほな、もう一晩だけここに泊まって、あんさんのお使いをしといたります。で、持っていくルビーはどこにおまんの?」「ルビーはもうないよ。残っているのは、この両目だけさ。ぼくの両目はサファイアでできているから、その片方を抜き取って彼のところに届けてあげておくれ」「ビリケンさん、わてにはそんなむごいことできまへん」「なにを言うんだ。このサファイアがあったら、あの青年は一生分のカップ焼きそばを買うことができるんだよ。ねえ、お願いだから、ぼくの命じたとおりにしておくれ」。結局ツバメは泣きながらビリケンさんの目を取り出して、翌日その青年の部屋へ飛んでゆき、窓の隙間からサファイアを投げ落としてやりよったんや。

春家 ……まだ聞いてなあかん?

細見 面白なるのは、こっからや。翌日、ツバメは大阪での最後の一日を、あちこち観光してまわりよった。道頓堀で水浴びをし、大阪城の天守閣にも長いこと止まっとった。ツバメが行くとこ行くとこで、スズメらがチュンチュン鳴いて「素敵な旅人ね」と言いよるもんやから、ツバメは(うれ)してしゃあなかったらしい。そしてようやく月がのぼる時間にビリケンさんのところに戻っていきよった。「ほな、台湾に行かせてもらいますわ。わては冬の間、台北の九分って町に住んでまんね。綺麗な町でっせ。そうや、暖かなって戻ってくる時、絵葉書でも持ってきますわ。ほな、お達者で」

春家 ふー、やっと終わりやな。

細見 あわてたらあかん。ビリケンさんが、まだ話しとるがな。(再びビリケンさんの声音に変え)「ここから南にちょっと行ったところに三角形の公園があるだろ。そこにマッチ売りの少女がいるんだけど、今、マッチを水たまりに落としてしまい、駄目にしちゃったよ。お金を持って帰らないとお父さんに殴られてしまうから、かわいそうに、うずくまって泣いているよ。ねえ、ツバメさん、ぼくの残っている目を取り出して、今からあの子にあげてきてくれないか。それから出発したって、たいして時間は変わらないだろ」

春家 (心の中で)マッチ売りの少女とは、最後にきてようやく童話らしなってきたな。

細見 「三角公園やったら近いとこやし、行って帰ってくるのに30分とかからへんから、別にええけど……せやけど、また目を取り出すやなんて、わてにはできまへんわ。そんなことしたら、あんさん、なんにも見えへんようになってまいますがな」「ツバメさん、ツバメさん、お願いだから、ぼくが命じたとおりにしておくれ」

春家 ツバメはどうしょってん?

細見 そこまで頼まれたら、しゃあないやろ。ビリケンさんのもう片方の目を抜き取って、マッチ売りの少女のところへ届けにいきよったがな。そして戻ってきてこう言いよったんや。「ビリケンさん、もうなんにも見えへんようになられましたな。しゃあない、あんさんと一緒にいてあげますわ」「いや、ツバメさん。君は暖かい国、台湾へ行かなきゃダメだよ」。しかしツバメはその晩もビリケンさんの足元で眠り、次の日からビリケンさんの目の代わりになって、町で見てきたかわいそうな出来事、貧しい人の光景を話して過ごしたそうや。

春家 (心の中で)やっぱりどっかで聞いたことのある話やなぁ……。

細見 ツバメの報告を聞いて、ビリケンさんはお願いしよった。「ぼくの身体は純金で覆われているだろ。それを一枚一枚はがして、貧しい人やかわいそうな人たちにあげてきておくれ」。ツバメはビリケンさんに言われるがまま、純金を一枚一枚はがして配ってまわったそうや。そら、みんな大喜びや。「今日はえらいパチンコ負けてもうたけど、これでもう一回勝負できるで」「ラッキー。うちエルメスのバーキン欲しかったんよ~」「おう、純金やないけ。よーし、久しぶりに北新地へでも繰り出すか」。しかし、人々が喜ぶ反面、ビリケンさんは輝きをなくしていきよった。そんなある日、大阪にはめずらしく雪が降ってきたんや。ルナ・パーク遊園地は一面銀世界に覆われ、まるでおとぎの国のようや。子供たちは暖かいジャケットを羽織り、カラフルなマフラーをまいて、おおはしゃぎしとる。せやけど、かわいそうなツバメは……。

春家 わかった! やっと思い出したぞ。これはオスカー・ワイルドの『幸福の王子』や。この話、大好きやってん。なあ、続きは俺に話させてくれ。「どんどん寒くなってきました。でも、ツバメは王子の元を離れようとはしませんでした。 心から王子のことを愛していたからです。でも、とうとう自分は死ぬのだとわかりました。 ツバメには、王子の肩までもう一度飛びあがるだけの力しか残っていませんでした。「さようなら、愛する王子」ツバメはささやくように言いました。「あなたの手にキスをしてもいいですか」「とうとう出発していくんだね。ぼくもうれしいよ、小さなツバメさん。君はここに長くいすぎたね。でも、キスはくちびるにしておくれ。ぼくも君を愛しているんだ」「私は越冬の旅に出るのではありません」とツバメは言いました。「これから死の家に行くのです」。そしてツバメは王子のくちびるにキスをして、死んで彼の足元に落ちていきました。その瞬間、像の中でなにかが砕けたような音がしました。それは鉛の心臓がちょうど二つに割れた音なのでした。うぅー、ええ話やなぁー。

細見 ……ひとが話してるのを、途中からずかずか割り込んできて、ようもそんなけったいな結末に変えてくれたな。それに王子やないで、ビリケンさんや。

春家 ああ、そうやったな。ごめんごめん。ほな、幸福のビリケンさんの最後どうなんね?

細見 ツバメはこう言うたんや。「ビリケンさん、やっぱり寒過ぎるわ。こんなに寒いと死んでしまうわ。もう勘弁したってや」「そんなこと言わないで、もう少しだけ。ほら、さっき話してくれた小銭入れを落としたという男の人にも、金箔を一枚届けてあげて」「ほんまにしつこいなぁ。いっつまでも、もうたまらんわ」。ツバメがぶつくさ言いながらも、足の裏の金箔を取ろうとしたその時、ビリケンさんが身体をねじってうめき声をあげました。「あっー、やめて、そこはくちゅぐったい。やめてって。もう、とっとと台湾へでもどこへでも行ってちょうだい!」

春家 ……。

細見 なっ、これでわかったやろ。ビリケンさんの足の裏を()でたら幸せになれると最初に言い出したんは、このツバメやったんや。

春家 もうええわ。


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