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PW 1

中学生の書いた拙い文章ですが、読んでいただけたら嬉しいです!

夢から覚めるとき、

私はいつも、暗闇のカーテンのような、

靄のようなものを開ける。

その「靄」が開けば、現実に戻る。

いつもの、私の部屋のベッドの上で、

目をゆっくりと開け、伸びをし、

あくびをしながら、ベッドからゆるゆると降り、

部屋のカーテンと窓を全開にし、

ドアのそばに置いてある鏡で

寝癖を直しながらドアを開ける。

それが私の日課だ。


「あら、おはよう。って「おそよう」ね。

もう、何時だと思ってるのよ。

もう11:00になるわよ?休暇とは言え遅すぎ!」


「ほぁーー。。ほぁひょうふぁふぁ。

(おはようママ)」


「早く顔洗いなさい?もうご飯できてるから。」


「ん。。おけ。。」


私はママとパパと3人で暮らしている。

パパは今日は仕事。

ママと2人きりだ。

幼い頃、私は両親に連れられて海外に引っ越した。

本を読むのが好きで、結構難しい漢字も読める。

私の自慢だ。

でも、筆記が出来ない。

だから漢字の練習をいつもしなくちゃいけないけど、

やる気がでない。どうしよう。。


(あ!そうだ!絵の練習しよう!)


私の将来の夢はアニメーター。

大好きなアニメが映画化されたのを見て、

感動した。涙が止まらなくなって、私もこんな、

感動させられる作品を作れたら、と思った。

だから絵の練習もしてるんだ。


「ママー?今日私、デッサンするねー?」


「分かったー!でも明日は漢字だからねー?」


「はぁーい、、」



それからしばらくして、

おやつの時間にママが呼びに来た。


お菓子を食べながら映画を見て、

2匹の猫を撫でて、写真撮って、

そのあとママは言語の勉強。

私は、、ゲーム。

RPGにハマった私は、かなりの時間ゲームしてる。

結果2時間ぶっ通しで入ってしまった。


「みーちゃーん! 夜ご飯出来たよー!」


「はーいママ!お腹すいたー!」


「さ、食べよ??」


「うん!」


ご飯の後はデザート。

今日は高カロリーだけどアイス。

甘くて冷たくて、とっても美味しかった。

歯を磨き、パジャマに着替え、ベッドに寝転がる。


「おやすみ、ママ。」


「おやすみ、みーちゃん」


(さあ、寝よう。

あ!リビングの電気消してないや。消さなきゃ!)


リビングの電気を消しに部屋から出る。

ママは自分の部屋に入ってる。


パチッ


(うわ、真っ暗なっちゃった!

あ、あれ?なんだろ、あれ)


何も見えない暗闇の中、何か、見える。

いや、感じるんだ。何か、あそこにある。


ただの部屋の角。それだけなのに、、



目が、

離せない。


パチッ



手探りで電気をつける。

それでも、何かがあそこにある。


(なんだろ、、近づいて、みようかな)


普通の部屋の角。直角の空間に、私は近づいた。

目の前に、何かある。

怖くは無い。でも、なんだろう、この感じ。

気になる。


もう一歩、

近づこう。


その時、





何かが変わった。

同じ空間、同じ場所、全部同じ。

変な感覚は消え失せていた。





でも、違和感が消え失せた空間で、

何も変わらないリビングに立っている私は、


何かが違うと、そう思った。


私は確かに、違和感が消える前、

夢から醒める時の靄に、包まれたのを確かに見た。


(夢?から醒めた、のかな?)


(いや、これが夢なのかも。)


何も変わらない、いつものリビング。


パチ


電気を消して、部屋に戻る。

ママはまだ起きてるみたい。


猫達が来ないのが、気がかりだ。

どこかの部屋に閉じ込められたのではないか。


でもその時、猫の走る音が聞こえてホッとした。

そして私は、夢に落ちていった。


感想、レビューなど、書いていただけたら嬉しいです!

読んでいただきありがとうございました!

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