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夢を売る仕事

 また来てねと手を振って見送られ、病棟の影で着ぐるみの頭を外した目付きの悪い男は、看護士に助かると肩を叩かれ睨み付ける。

「俺はパティシエ、客を喜ばすサービス業だ。アレルギー性物質を抜いた菓子で旨さを追求するのは良い修行だが。解せん。何故床に落とさねばならん。俺の命とプライドの結晶だぞ?」

「え、命? や、OK、別の演出考える」

 子供の夢は、真面目な菓子職人の命とプライドの結晶に付随する粋なサービスである。

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