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登場人物紹介

〇 ベルガ・シャル・トリスタッド  

  24歳 男 魔法使い

  得物・記憶するモノ(テレシア)

  好きな人やもの・強い人、強くなれる人、師匠、テレシア、おっぱい

  苦手な人やもの・アルル


賢者と呼ばれるべく田舎から出て来て剣聖と呼ばれるようになった男。

戦闘態勢に入っていない平時は至って普通の平凡な人間だが、戦闘時にはまるきり違う雰囲気を纏い、相手にしたものから美しすぎる殺意の刃とも評されている。

本気とも言えるベルガと相対し、本性の一部であっても直に見た人間で生き残っているものは今の所シェリナしかいない。


主に弟子のトリアからは朴念仁と呼ばれているが、コトの要点を見抜き過程をすっ飛ばしてしまいがちなためであり、愛想がないといった意味ではなく、もうちょっと手加減しろよこの馬鹿といった意味で呼ばれている。


基本的には面倒見のいい近所の兄ちゃんといった性格。

子供の頃はまさに勘違いガキ大将の名前を欲しいままに、喧嘩をふっかけまくっていた。


自分が強いということは自覚しているが、更に上を知っているため向上心は衰えず、まだまだだと強さにあぐらをかくことはない。


剣聖になるまではテレシアを得物として蘇らせてから毎日テレシアと遊びという名の殺し合いをしていた。

現在のありえないと評される強さはそんな遊びによって身につけられたものであり、ベルガが常よりあまり動じない理由の一つ。


師匠(と呼べる人)とテレシアは別格の位置に存在するが、カタリナとメル、トリアのことは好ましく思っている。

しかしながらアルルには手を焼かされているどころかもう遅いされてしまい、ベルガ初、苦手の代名詞となった。



◯ テレシア

  18歳(外見年齢) メス 精霊

  得物・自分自身

  好きな人やもの・ベルガ

  苦手な人やもの・ベルガ以外の人間


ベルガの愛剣であり愛犬かつ愛人。

元はベルガの飼っていたペットであり、ベルガの魔法訓練中に起こった魔力暴走からベルガを守り死亡した犬。

死者蘇生術を習得したベルガにより精神世界から召喚され、再びベルガと共に生きることになった。


ベルガ至上主義でありベルガ以外への排他主義でもある。

ベルガに対してはご主人様と常に尻尾を振りまくるが、他の人間に対してはまさしく人が変わったように冷たい。

一応最低限の礼儀は理解しているものの、ベルガからの命令がない限りは礼をわきまえないし、わきまえるつもりもない。

命令があってもベルガの身内として認めた存在以外の相手に対しては口を開こうともしない、無視や無関心が基本スタンスである。


召喚で愛剣としてのテレシアを呼び出し、起動によってその形を杖に変え、顕現で実体化する。

ベルガの最高魔法、千刃はテレシアを起動し現れた杖を装備した上でしか使えない。

だが、そもそもテレシアはベルガとほぼ同等の力を持っているため実体化しただけで相手はベルガ二人と戦うようなものになるというバグ。

しかもベルガ以上に敵対相手に対して厳しいので、むしろ千刃を使われるよりよっぽどタチが悪いともっぱらの評判(死者調べ)。


誰よりもベルガのことを愛しているという自信があり、また誰よりも理解しているという自負がある。

そしてベルガもまた同じくテレシアのことを想っており相思相愛の仲だが、恋愛感情という次元にはない。

テレシアはベルガとの間柄に関して、究極の愛を交わし合った仲と表現しており、ベルガもまた否定しない。



〇 シェリナ

  25歳 女 暗殺者

  得物・短剣術、暗殺術

  好きな人やもの・メル、ベルガ、トリア

  苦手な人やもの・貴族


魔法派閥に属している暗殺者であり、ベルガの専属侍女となった女。

下級国民と呼ばれる存在であり、使われることを強いられている立場にいる。

とはいっても本人に気にした様子はまるでなく、本質的にはかなりドライな性格。


シェリナが心を動かすのは基本的に第二王女メルに関してのことだけであったが、メルをよき方向へと導こうとしているベルガのことを心底敬うようになった。

肉体関係を迫るのは冗談ではなく、本気で自分を捧げようとする行為の一環であり、ベルガになら何をされてもいいと思っている。

いまいち効果はなく躱されてしまうことにやきもきしては、トリアを誘って酒を飲みは愚痴っていたり。


強さとしては短剣術の使い手として見ればトリアより少し下、暗殺術込みならアーノイドと同格。


ベルガの本気、その一部を今のところ唯一知っている存在であり、そのことを何気に自慢と思っていたりもする。


テレシアの一言「ご主人様に仕える下僕として認めている。ご主人様の子種くらいなら頂戴することを許してもいい」



〇 トリア・グルーエル

  21歳 女 剣士

  得物・マインゴーシュ

  好きな人やもの・カタリナ、ベルガ、シェリナ

  苦手な人やもの・ベルガ


元騎士見習いの落ちこぼれ。現ベルガの弟子。

不器用ここに極まれりを体現しており、あらゆることに適性がない。

しかし同時に極めて頑固な性格で、剣だけは諦めたくないと向き合った結果、ベルガに素養を見込まれた。


師匠であるベルガのことを敬っているし好意を寄せてはいるが、男と思われていたことやトリアから見れば破天荒な生き方をするベルガのことを苦手にも思っている。

要するに好きになりたいのにならせてくれないとやきもきしている。

そのことがシェリナと親交を深めるきっかけにもなっており、最近のトリアは色々達観し始めた。


達観してしまったことから近衛兵に選抜されたことに対してもやけっぱちになんでもこい状態であり、色々不憫な女の子。


テレシアの一言「応援はしている、気分が良ければ」



〇 アルル・シャル・クルセーヌ・フォラウ・ベロニカ

  24歳 女 第一王女

  得物・ベルガ

  好きな人やもの・メル、カタリナ、父、母

  苦手な人やもの・ベルガ


新しい王でありベルガの担い手。

ニコニコ笑顔と間延びした喋り方は本性を隠すために習得したものであり、中身は父親譲りの豪胆さを持つ傑物。

国と家族のことを心から愛しており、メルやカタリナの代わりにと既視感に悩まされながらも前国王を支えていた。


自分の策だなんだを軽く打ち破り、想定や想像以上のことを簡単にやってしまうベルガのことを苦手に思っているが、それだけにベルガの価値を痛いほどに理解している。

結果、国から逃げてしまわないようにと自分の身をちらつかせてはベルガに迫るようになった。


今のところ恋心というよりは国のためと自分に言い聞かせてはいるものの、彼女の持つギフトがそれを言い訳にする日も遠くないという光景を示していて、陰で頭を抱えていたりする。


テレシアの一言「キライキライキライ! だいっきらい!! いつでもぶっころ! あいきるゆー!!」



〇 メル・シャル・クルセーヌ・パストリア・ベロニカ

  23歳 女 第二王女

  得物・魔法

  好きな人やもの・父、母、アルル、カタリナ、ベルガ、魔法

  苦手な人やもの・臣下、剣術


新たに国の宰相の座についた人でベルガの二人目の生徒。

生粋のコミュ障であり、慣れない相手にはどもった喋り方になってしまう。

そのくせ魔法オタクでもあり魔法談義になれば相手が、ベルガですら引くほど饒舌になってしまう一面がある。


母、ルリアを蘇らせるための魔法を研究していて、そのための資金や環境を魔法派閥の臣下に準備してもらっていた。

その代わりと言わんばかりにメルの管理している分野では貴族たちによる汚職が氾濫しており、アルルの仕掛けもあって前国王を害される事態に結びついてしまった。


ベルガの教えにより余裕が生まれ視野が広がったことでそのことに気づいたメルは、責任を取るといった意味も含めて宰相となったという経緯がある。


ベルガのことは好きというより、どちらかといえば憧れに近い感情を持っている。

が、それはそれとしてこんなに魔法に詳しい人が夫になってくれたらなぁなどという思いは持っていたりする。


テレシアの一言「見込みがある。個人的に手を貸しても良いが、無様を晒すようなら殺す」



〇 カタリナ・シャル・クルセーヌ・ロストリアス・ベロニカ

  21歳 女 第三王女

  得物・レイピア

  好きな人やもの・母、アルル、カタリナ、ベルガ、トリア

  苦手な人やもの・父


いっそ清々しいほどのツンデレオブツンデレ。

颯爽とベルガに挑戦してはわからされ、ついでに心も鷲掴みにされちゃったチョロ娘。


母を病気から守れなかった自分、父に認められない自分と決別するために強さを求めた経緯がある。

剣の才能というよりは、強くなれる才能をベルガが認めるほどに持っていて、持て余してもいた。

完璧なタイミングで発動してしまう身体能力向上魔法と、それを悟られないための隠蔽術式を無意識に発動してしまう。


剣聖の称号を求めていたが、魔法を制御できていないことを父に見破られており、魔法抜きでの戦いをしなければならない剣闘会への参加は許されておらず、そのことがすれ違いを余計に生んでしまうという状態だった。

今は、剣聖はついででありベルガを凌駕することを何よりの目標としている。


初めて自分と真正面から向き合ってくれた身内以外の人間としてベルガへと好意を寄せており、恋心も口では否定するが心が否定できない状態で、ベルガに憎まれ口を叩いてしまった日は夜な夜なベッドの上で一人反省会が開催されている。


テレシアの一言「ご主人様を剣でなら超えられるかも知れない可能性を秘めた人間。今後次第ではご主人様の妻として認めてやってもいいが、まだまだダメ。調子に乗るなら殺す」



・ リア

  19歳 女 鍛冶師

  得物・金槌

  好きな人やもの・父、カタリナ

  苦手な人やもの・父


ベルガが専属として抱えた鍛冶師の女。

加工と修繕に類まれなる才能を持つが、鍛冶基礎工程は驚くほどに未熟。


未熟な部分を魔法で補うというベルガの発想に目から鱗を落とし、ベルガの授業、魔法の部にのみ参加し付与魔法を学んでいる最中。


テレシアの一言「だれ?」



・ アーノイド・フェイ・ガラクルス

  35歳 男 騎士団長改め王国将軍

  得物・両手剣、騎士剣術

  好きな人やもの・前国王、ベルガ

  苦手な人やもの・アルル


王国騎士団の団長を務めていた人。

実直な人間であり、国への忠誠心も高い。

ベルガとある意味対等に話すことができる唯一の人間でもあり、アーノイドもベルガのことを敬うべき人というよりは良き友として捉えている。


国王が代わったことで将軍の座についたが、まだまだ頭が追い付いていない状態で、アルルのことを見極めなければと目を光らせている。


テレシアの一言「ご主人様のご友人、最大限の礼を払うべきお方。今後ともよろしくお願い致します」



・ ビスタ

  23歳 男 騎士団副団長改め団長

  得物・ショートソード、騎士剣術

  好きな人やもの・アーノイド、ベルガ、トリア

  苦手な人やもの・自分のプライド


ベルガやトリアとのやり取りで金髪イケメンから坊主好青年にジョブチェンジした。

ベルガのことは心から尊敬するようになり、日夜追い付くためにと剣の腕を磨く毎日。


団長となったことにプレッシャーを感じているが、これも修行だと天狗にならず前向きに頑張ろうとしている。


テレシアの一言「はげ」

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