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第六章 『九才のミーシア』

 マストの頂上でミーシアは潮風を全身に浴びながら、爽快そうかいに晴れ渡った笑顔ではる彼方かなたを見つめていた。

「こらミーシア、危ないから降りて来い!」

「いやだっ!」

「ほんと危ないからミーシア降りて来い!」

「べぇーっ!」

 近頃ではこのやり取りが、ミーシアと船長の間でお決まりとなっていた。

 ミーシアはすくすくと元気な女の子に成長していた。

 マストに掛かるロープを、ミーシアは手慣てなれた速さでスルスルと滑り下りると、両手を翼のように広げ、甲板のあちらこちらで仕事をする男達の横を次々と駆けて行き、

「おはようジミー!」だの、

「おはよう赤じい!」だの、

「おはようアクセント!」と、恒例こうれいの朝の挨拶を始めた。

「おはようミーシア! 今日は何をして遊ぶんだ?」

 ミーシアが通り過ぎる時、飲んだくれのジョンが顔を向けて言った。

「お魚釣りぃ~!」

 大きな声でミーシアは返事しながら次は調理場に向かった。

「おはようトロント!」

「ブヒッ!(おっは~!)」

 ひまがあればいつも厨房をうろうろしている残飯掃除係の子豚のトロントは、ミーシアと合流すると、ミーシアの後に付いて料理長の所へ向かった。

「偉大な料理長、今日の分ちょうだい!」

 忙しなく包丁を動かす料理長のかたわらで、敬礼しながらミーシアが言うと、

「ミーシア、お世辞を覚えたからといって、朝飯にミーシアの嫌いなトマトは抜かないからな!」

 と料理長は、自分のお腹ぐらいの背丈のミーシアに、顔を向けてにっこりと微笑んだ。

「バレたか!」ミーシアは小さな舌を出して笑った。

 料理長からお魚釣りのえさをミーシアはもらうと、赤鼻のじいさんが作ってくれた、ミーシア専用の釣り竿を倉庫から持ち出し船尾に向かった。

「トロントこっちよ」

 トロントが短い肢を動かし、トコトコと音を鳴らしてミーシアに付いて行った。


 元気いっぱいに育ってくれたミーシアを、真実の泉で見るのが私の日課にもなっていた。本当にこの子を天真爛漫てんしんらんまんな女の子に育ててくれた船長達に、私は心から感謝していた。

 水面では横にトロントを従えたミーシアが、船尾の縁にちょこんと腰を下ろし、海面に糸を垂らしながらぶすっとした顔をしている。


「ビッグママ、あなたがそこに居るとお魚が釣れないんだけど!」

「淋しい事を言ってくれるじゃないか! あたしはあんたの顔を眺めていたいのさ」

 九才になったミーシアは、ビッグママ初めたくさんの男達からの、ミーシアの心には詰め切れないほどの素敵な温かい寵愛ちょうあいを受けていた。

「ブヒ、ブヒブヒッヒッ!(ミーシア、今日こそは食べ切れないくらいの魚を釣ってくれよ!)」

「わかっているわよトロント、今日こそあなたがお魚を残すほど釣ってやるわ!」

「魚ならあたしが取って来てやろうか?」

「ビッグママ、それじゃあお魚釣りの意味がないじゃないの!」

「魚釣りは後にして、あたしと遊ばないかい?」

「お魚はこの時間が一番釣れるのよ! ビッグママ、朝ご飯を食べ終わったら後で遊んであげるから、とにかく今はお魚を釣らせてよ」

「はいはい、これじゃあどっちが子供かわかりゃしないよ! 邪魔者は退散たいさんいたしますよ」


 ミーシアのおませな言い草と、ビッグママの返し文句が面白くて仕方なかった。もし私がこの場に居合わせていたならば、間違いなくビッグママに、いつも娘が遊んで頂いてありがとうございます。と頭を下げていたに違いないと思いながらも、ミーシアの言動に笑いが納まらなかった。


「きゃあ見てトロント、さっそくお魚が掛かったわよ!」

「ブヒヒーブヒーッ!(逃がすなよミーシア!)」

 毎日の日課にもなっている朝食前のお魚釣りは、この日二人の期待を裏切り、小魚一匹だけしか釣れなかった。トロントはミーシアに毒突き、ミーシアは「明日こそいっぱいお魚を釣ってみせるから見てらっしゃい!」と断言した。

 朝食は、当番制で哨戒しょうかいに当たっている者以外は、皆で食事をする事になっていた。大きなテーブルを囲んだにぎやかな朝の集いには、朝食を口に運びながらミーシアの大好きな恒例のお話が待っていた。

「それじゃあ今日は赤じいの番ね。おもしろくなければ許さないわよ」

「ミーシア、一度でもこのじいさんがミーシアの期待を裏切った事があったかね」

 口髭を触りながら、誇らしげに赤鼻のじいさんが言った。

「そうだったわ。たしかにボーゲルトの落ちのない話とは違っていたわね!」

 ボーゲルトは照れ臭そうに頭を掻いた。ボーゲルトはこの海賊一番の力持ちだ。体は筋骨隆々《きんこつりゅうりゅう》で、背丈も百九十センチと身長も高かった。

「でもボーゲルト落ち込まないで! そのボーゲルトの落ちのない話を、いつもみんな期待しておもしろがっているんだから!」

 益々《ますます》ボーゲルトは顔を赤らめた。

「それじゃあ始めようか! わしが若かりし頃の一番の財宝を手にした時の話を……」

 赤鼻のじいさんは海賊一の高齢者だけに、話も豊富で饒舌じょうぜつたけけていた。テーブルを囲むミーシア初め男達は、期待に胸をふくらませ、目を輝かせて聞き耳を立てた。船長だけは赤鼻のじいさんの話はもう聞き飽きているのか、何食わぬ顔でコーヒー片手にパンをかじっている。

「それは魔のトライアングルと呼ばれる海域を航海していた時の事じゃ。わし達は、おっと、わし達の中にはまだ青二才だった船長もいた、その頃の船長は、今のヒグマのようなごつい体じゃなく、スマートで……」

「赤鼻、俺の話はいいからさっさと話を続けろ!」

 船長が、右手に持つカップを赤鼻のじいさんに向け言った。

「おぉ、すまんすまん。でっ、どっからじゃったかな?」

「魔のトライアングル」

 ミーシアが元気に補足ほそくした。

「そうじゃ魔のトライアングルじゃった。その日は天候に恵まれ、晴れ渡った日じゃったよ。だが突然深い霧にわしらの船は包まれたんじゃ、一瞬にしてな! それまで見渡す限り何も無かった海に、その霧の中から一隻の無人船が現れたんじゃ! 数人の船員がその船に乗り込み中を調べに行った。しばらくしてわしらはその船に向かってそやつらの名を叫んだが、返事がなかった。恐ろしくなったよ。それからまもなく霧は晴れ、わしらはそやつらを捜しにその船に乗り込んだ。だがそやつらは何処にも居なかった。姿を消したのじゃよ……」

 ミーシアは小さな手を口の前でぎゅっと握り締め、身体からだまで小さくして聞き入っている。

「そして奇妙な事に、海面に白い袋が一つ浮いていた。わしらはその袋を引き上げ中を確かめたんじゃ!」

「中はなんだったの? 赤じい」

 赤鼻のじいさんはミーシアの瞳を真剣な表情で見つめると、絶妙なタイミングで話を続けた。

「死体だった」

「キャァー!」ミーシアが小さく呻いた。

「だがな、確かに死んでいたはずのその遺体が、そのあと生き返ったんじゃ!」

「ゾンビか何か?」ミーシアが恐る恐る聞き返した。

「心配するなミーシア、そんな者はこの世に居やせんよ」

「よかった。わたしゾンビだったら今晩眠れそうになかったわ」

 ミーシアがちょくちょく話を中断させ、余計な感想を織り込んで来るので、男達はミーシアに向けて口にチャックしろとばかりに、睨みながら結んだ口のはしから端を指でなぞった。

「ゴメン……」ミーシアは、自分の頭を小突く真似をして舌を出した。

「だが不思議なのはここからなんじゃ! 男はミッシル・カヤンという男でな、目覚めるなり『ここはどこだ!』とそう言ったんじゃ! 男の話によると年齢は六十三歳、生前この海域にて水葬を希望し、この発見された日から六十年前に死んだと言うのじゃ! 更に驚くべき事は、これは後から解った事なんじゃが、六十年前の資料を調べてみると、その資料の中に確かにカヤン本人が映っている写真があったんじゃ!」

 赤鼻のじいさんは、ここでコップを手に取り喉をうるおした。

「さてこのカヤンだが、わしと船長は大層親しくなってのう。カヤンが七十三歳のあの世へ行くまでの十年間は、一緒に船で仕事をしたもんじゃて……」

 赤鼻のじいさんは懐かしむように虚空を見つめた。そして間を置き視線を戻した。

「カヤンは亡くなる二年前から、おかしな事をよく口にしておった。あの財宝を探しに行く体力がわしにまだあったらのぉ~。などと言っておったのじゃ! わしと船長は話半分で聞いておったが、カヤンを看取みとる時、カヤンはわしと船長に宝の地図を残してこの世を去ってったんじゃ!」

 赤鼻のじいさんは胸元から折りたたんだ地図を取り出した。

「それがこれじゃよ」

 ボロボロになった地図は染みがひどく所々破けていたが、地図上に示された大事な箇所はちゃんと読み取る事が出来た。

「本当の話だったんだなぁ~」ジミーがしみじみと言った。

「バカ者、わしは作り話などせんッ!」

 赤鼻のじいさんは、小火山が噴火したようにジミーを一喝いっかつした。

「で、その宝は見つかったのかい?」ボーゲルトが尋ねた。

「ああ、確かにあった。くたびれた宝箱の中に眠っておった。わしと船長はその宝を金に換え、まずはカヤンの墓を立ててやったよ。残りは二人で分け合ったがな」

「それが一番の財宝?」ミーシアは言って直ぐ、しまったとばかりに両手で口を塞いだ。

「いやいや、続きがあるんじゃ~。その宝箱の中には日記があった。勿論わし達はその日記に目を通した。初めから終わりまでな」

 赤鼻のじいさんは、ここで一呼吸置くのにパイプに火を点け、二吸いするとまた話を続けた。

「その中にはこんな事が書かれてあったんじゃ! ピアール山の中腹ちゅうふくに昔山賊をしていた村があったらしく、その昔山賊達は街から若く美しい女性ばかりをさらっては村に連れ帰ったらしいんじゃ! だから山賊稼業を止めた今でもその村の子孫は、美しい女性が大層多いとな」

「うわぁ~、行ってみたいなぁ~その村にっ!」ジミーは鼻の下を伸ばし、「じいさんはその村に行かなかったのかい?」と、当然のごとく赤鼻のじいさんに質問を浴びせた。

「わしらも若かったから、当然その村に足を運んださ。美しい女性を求めてな」

「そら当然行くよな、そんな村があれば!」これもやはりジミーだ。

「そしてわしはこの村で恋に落ちた。それはそれは美しい女性だった。だがその恋も長くは続かなかった。彼女は不治の病でこの世を去ったんじゃ~……」

 赤鼻のじいさんは思い出に浸り、遠くを見つめ、

「この女性の思い出がわしにとっての一番の宝なんじゃ……」

 しみじみと話しを終えた。

「おいっ、赤鼻ッ、ウソを言うなウソをッ! その女は死んでねえだろッ! あんときゃお前が飲んだくれで、その女に愛想つかされて捨てられただけじゃねえかッ! 何が作り話などしないだッ! ちゃっかり最後は綺麗な恋愛話に作り変えてるじゃねえかッ!」

 赤鼻のじいさんは悪戯いたずらの見つかった子供のように、ニターと弛緩しかんした笑みを浮かべ、鼻が赤いのが分からないぐらい顔一面を真っ赤に染めた。

「なんだじいさん、最後はウソだったのかよぉ~っ!」ジミーが落胆らくたんしながら言った。

「でもわたしはこのお話し大好き!」ミーシアは空想にふける夢見る少女の瞳になっていた。


 朝ご飯を食べ終わると、ミーシアは船長に買ってもらったお気に入りの水着に着替えた。ワンピースの黄色い水着には、ヒラヒラ丈の短いスカートが付いている。ミーシアはこのヒラヒラが無ければもっと泳ぎやすいのに! と一度言った事があった。男達の中で育つと、かわいらしさより機能性重視になるのだなと、私はこの時思ったものだ。

「トロントあなたも泳ぐでしょ?」

「ブヒヒーブヒ!(おいらは金づちなの知っているだろ!)」

「そう言うだろうと思ってこれを作っておいたの。ジャジャ~ん!」

 ミーシアは後ろに隠し持っていた物をトロントに見せた。それはトロントのための小さな浮き袋だった。構造は小さな浮き袋が紐に通されているだけのシンプルな物だった。

「これを作るのにけっこう時間がかかったんだから」

 見た目と裏腹に手の込んだ物か、もしくはミーシアが不器用かのどちらかだ。

「ブヒヒー、ブウ、ブヒブヒヒ!(本当に、これ、大丈夫なんだろうな!)」

 ミーシアは、トロントの不安などお構いなしに、トロントのお腹に紐を回し背中で蝶々ちょうちょむすびした。トロントの両脇に小さな浮き袋が一つずつぶら下がった。

「さあ行きましょ!」

「ブウブウブウ!(本当にこれ大丈夫なのかよぉ~!)」

 トロントは不安がりながらも、重い足取りでミーシアの後を追い掛けた。

 船縁まで着くとミーシアは、「おいっちにー、おいっちにー」と準備体操を始めた。その足元ではトロントもぶつくさ言いながら準備体操を始めている。丸い小さなピンクの体に付いている四本の短い肢を、バタバタと動かすだけの準備体操は見ていて非常に可愛らしかった。

「ビッグママお待たせぇ~っ!」

 船縁から海面へと飛び込みながらミーシアがビッグママに言った。後にトロントも続いた。ピンクの丸い体が海面に落下して行った。

「ブヒヒーーーーっ!(やっぱりやるんじゃなかったぁーーーーっ!)」

 落下しながらトロントが叫んだ。

 海中に飛び込んだミーシアは、子供とは思えない素晴らしい泳ぎを見せた。勿論トロントは海面下でバタバタと肢を動かしているだけだ。

 ミーシアが水中から水面へと顔を覗かすと、

「今日は遅かったじゃないか」

 とビッグママが話し掛けた。

「赤じいの話に盛り上がっちゃって」

「ブヒブヒヒー(ミーシアおいら泳げているよ)」

 トロントは単独ではしゃいでいる。泳げていると言うよりも、むしろ浮いているだけにしか見えない。

「ビッグママ、いつものやって」

「あいよ、任せときな!」

 ミーシアは大きく息を吸ってほっぺを膨らまし、呼吸を止め水中に潜った。そしてビッグママの胸ビレを見つけると、ミーシアは両手でそれに掴まった。ビッグママが大きな波飛沫なみしぶきを立て潜水を始めた。ビッグママの巨体が海面から姿を消すと、その巨体により作られた大きな波がトロントの方へと向かった。その波にトロントが乗り、トロントはとても上機嫌だ。

 水中では尾ビレだけを使ってビッグママは泳いだ。ミーシアはビッグママの胸ビレに掴まり、海中を探索するのがとても大好きだった。人の力だけでは到底辿り着けない神秘的な光景を目に出来るからだ。息が続かなくなる頃、ミーシアは水中を蹴ってビッグママの背中にある噴水孔へと向かった。ビッグママがそれに合わせて噴水孔から酸素の気泡を出した。一緒に泳ぐ息はぴったり合っている。これを繰り返すとかなりの時間潜っていられた。だがこれを初めて行った時、甲板から見ていた船長初め男達は、ミーシアが上がってこないと大騒ぎした事があった。今ではその日の事が懐かしく思える。

 海面に浮上したミーシアは、次はビッグママの尾ヒレに腰掛けた。勿論海面に浮上した時の波でトロントはご機嫌だ。

 ビッグママは尾ヒレを反らし、滑り台でミーシアを滑らせ、噴水孔まで滑り下りて来たタイミングで、噴水でミーシアを空高く持ち上げた。これがミーシアの一番のお気に入りだ。

     挿絵(By みてみん)

「次はあれをやって」

「今日はどの速さで行こうか?」

「今までよりもっと速いの」

「あいよ!」

 ミーシアがビッグママの背中に立ち、泳いでもらうといったとてもシンプルなものだったが、これがなかなか立っていられるのが難しそうだった。スピードが上がれば上がるほどバランスを崩して海に落ちてしまうからだ。だがこの日のミーシアはバランス力に長けていた。いつもなら一分と持たないのが、この日に限っては三分持ち堪えたからだ。

「見て見てジミー、今日はすごいでしょ!」

 船の周りをグルグルと回るミーシアに、

「またあの二人やってるよぉ~、いや一人と一頭か、いや今日は二頭いるぞ! しかしまぁ~飽きもしないで毎日よくやるよなぁ~」

 と船縁の手すりに肘を着き、てのひらあごを支えながら笑みを浮かべジミーが呟いた。

 甲板ではミーシアの楽しく遊ぶ姿を見ようと、男達が船縁から温かい眼差しでミーシアを見つめている。ミーシアを見つめるその表情は、まるでわが子を温かく見守る笑顔だった。

「そらそうと船長、今夜あたり会合を開いては?」

 ミーシアから視線を外し、横に立つ船長の顔を見上げそう言ったのは、この海賊船の中で一番学識のある、黒縁メガネが印象的なスマートだ。

「そうだな、それじゃあミーシアが寝静まってからにしようか」

 ミーシアを見つめる船長の表情から笑顔が消えた。

「そうですね。それじゃあ連絡回しておきます」

「ああそうしてくれ」

 二人は険しい表情をしていた。

海賊姫ミーシアとは別に、コメディータッチの自伝、

レッツ ゴー トゥ ザ NY ウィズ 岸和田㊙物語シリーズ1『武士はピンク好き 編』

も同時連載しておりますので、よければ閲覧してくださいね!

作者 山本武より!

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