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第1章 バカ参上!!

 これは、ひょんなとこから異世界に行ってしまった愛すべきバカの物語である!!











辺りを見回すとそこは砂浜であった。しかしいつもの風景と違うところは海が赤い!それはもう、やるせないくらい赤かった!そして空を見上げればそこには信じられない物がいたのだ!!



「竜が?・・・・飛んでる?・・・・・・」


そう!何と竜が飛んでいるのだ!それも1匹ではない複数飛び回っている。この光景に約5分くらいポカーンとしていた。そこで出した結論はこうだ


「ふむ、ここは最近出来た夢の国かな?やけにリアルだが日本の技術だったらありえるか!しかし何故オレがこんなとこに?確か船で釣りしてたはず・・・・・」


そして次第に男がプルプルと震えだしていく、流石に異世界と気づくのだろうか?だんだんと記憶を思い出してきた男は


「ちっっぃきしょーーーーうぉぉーーー!!!!あの巨大なブリもう少しで釣れてたのにーーー!!ふざけんなーーーー!!」


もはや世界最強と言われる咆哮であった!!その瞬間、男の周りには爆発が起きクレーターが起きていた。その爆発は凄まじく周りの物を巻き込み砂はもちろん近くの森の木々、赤い海すらもかなり高い波を起こし手当たり次第破壊していった!


「フゥ、フゥ、オエッ!ちくしょう!あれは間違いなく日本記録だったのに!許さんぞー!ぜっっったいに許さんぞー!!」


 果たして誰を許さないのか謎が残る中2度目の爆発が起きる。いつの間にか空にいた複数の竜の姿もなくっなっていた。そして周りが混沌している状況にまだ気づかないバカ


「ん?なんだ?また環境が変わっているな?これは由々しき事態だ。とにかくここを脱出せねば!」


自分でやったのにも気づかないバカ、もうバカ丸出しである。


「なんだってばここのアトラクションは複雑にしてあるんだ?こんなの誰が楽しいんだよ!蟻地獄みたいなところだな?はっ!?さては!蟻地獄というアトラクションか!!訳わからん!」


訳の分からないのはお前である。そしてようやくクレーターから脱出した男は改めて周り観察していた。

そして森の奥からドドドドドドと地響きが聞こえてきたのである!!


「な!何だありゃ?黒い塊?いや人か?」


そう、その黒い塊の正体は人のような?物である。大群でこっちに近づいてきたのである。


「まぁいい、今まで人に会えなくてちょっと寂しかったからな!おーーーーい!!すいませーん!ここはどこですかねぇ??いやぁ気づいたら、ここに居て参っちゃてるんですよぉー!あっここのスタッフの方ですか?ちょっと出口教えてくれません?」


何とも呑気な男である。ここで大群の正体を説明しておこう。鎧や武器を持っている中世のヨーロッパみたいな感じである!しかし明らかに違うのが角があることや牙が長く耳が尖っているものなど複数いた。

 しかし男はここの遊園地のスタッフがコスプレかなんかしているのだろうと思いスタッフと勘違いしていた!やけにリアリティがあるコスプレだなと呟いていた。


 そこに大群の一人が警戒しながら近づいていき男に近づいた

「貴様!何者だ!?何故こんなとこにいる!?それに何だこの状況は!?何もかも破壊されているではないか!!」


「は?スタッフのくせに偉そうだなお前、しかもこんな大群のスタッフ連れてきやがって!何故こんなとこいるだと!?こっちが聞きたいわ!バカモノが!!」


スタッフと勘違いしている男はいきなりスタッフに怒られるという理不尽さにイライラし、さっきの釣りのことも思い出し更にイライラ。最後は威圧感をたっぷり出し周りを怯えさせた。


「くっ!!な何なのだ、そのスッタフとやらは!?訳の分からないことを!」

(何て威圧感だ!くそ!まだ力のない部下が白目を剥いて来てる!早く王のもとにコイツを連れてかねば!)


「訳がわからないだと・・・?コノヤロー、我慢も限界に近いぞ?コノヤロー・・・」


男からしたらこんな知らないところに来て、尚且つ大好きな釣りの途中で、しかも良い所でだ。もう怒りが爆発する!その時であった。


「すいません。少しよろしいですか?」


大群の中央が分かれていて、その中央には一人の女性がたっていた。そして今まで男と話していた騎士の男が慌てて近寄り膝まづいた

「ひっ姫様!何故ここに!危険です!あの男は威圧感だけで我々の部下を失神させました!今すぐお戻りになられてください!!」


そこには絶世の美女がいた。痛み一つのない美しい金色の髪、顔のパーツというパーツが全て美しい顔、そしてグラマラスボディ、100人中100人が超美人と答えるほどの女性であった!








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