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―Merry X'mas―

作者: 妃那

もぅすぐクリスマスなんで短編を書きました♪読んで下さい!

『もぅ、なんなの…陽介なんて大嫌い!!!』


カップルや親子連れが多いクリスマスの日、花音は1人、道行く人を見ながら呟いた…。


今日はクリスマス、花音がずっと楽しみにしていた日。陽介と2人で出掛ける事になっていた…。


だけど待ち合わせの時間になっても陽介が来ない…1時間、2時間待っていた。もぅ我慢の限界と思った矢先に聞き慣れた着信音…。


…陽介だ…。

『もしも…「わりぃ…寝坊しちゃった…待ち合わせの時間過ぎてるよねぇ…そだ、俺ん家に花音迎えにきてよ!!俺準備しとくからさぁ…ダメ??」


なんて自己中な奴だろぅ…寝坊した挙句迎えに来いって…


2時間も待たされた事、そのせいで予定が狂ってしまった事、朝から自分1人気合いを入れて準備したのがバカバカしくなった。


極めつけに

「じゃぁ、待ってる」って言うと共に電話はきれた…。


なんなの……何様なの!!!!私の気持ち少しは考えてよ…。



そう思いながらも、足はちゃんと陽介の家に向かってる…そんな自分にも腹がたった。





陽介の家は待ち合わせ場所から10分程の場所にある。


トントンッ!!


『陽介ぇ〜?』

返事がない…

もしかしてあの後また寝たんじゃないだろうか?


ドアを開けようとすると鍵がかかってないようで、簡単に入る事ができた。


『陽介ぇ〜?』

キッチンを抜けて陽介の部屋のドアを開けたら…


「Merry X'mas!!」


陽介がサンタの帽子を被って出迎えてくれた。…???なんで??


『今日出掛ける約束したのに…どうして??』


あんなに前から予定をたてたのに嬉しい気持ちもあるが複雑な気持ちもあった…。


「…花音とクリスマス何処に行くって話した時に、丁度ホームパーティーの特集で、花音がこうゆうのいいなぁって羨ましそうに言ってたから、喜んでもらえるかなって思って…」


…怒った?といいながら私の顔を覗き込んだ。


不器用なくせに飾り付けをちゃんとしてくれてて、ケーキもご飯も作ってくれていた。


私の一言でここまでしてくれる陽介…すごく嬉しかった。



『陽介、ありがとう!!大好き♪♪』


怒ってた事なんて飛んでいっちゃう位のクリスマスプレゼント!!


綺麗なイルミネーションよりも、この不器用で、でも温かみのある飾りを付けたこの部屋でクリスマスをあなたと2人で…



♪♪MerryX'mas♪♪



いかがでしたか?

感想 評価頂けたら嬉しいです♪♪

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