僕は悪魔と契約した

この世界、アースには、魔法が存在する。治癒術師と呼ばれる人達、薬草等の植物を用いる薬師も存在するが、彼らは治癒術を用いて、病気の治癒・回復を促したり、怪我や骨折の治療を行う。勿論、彼らにも死や癌といったものを根治・根絶できるわけではない。だが、彼らの存在は、長期臥床症候群、寝たきりの予防の一役を担っている。そして、まだまだ人材不足で、貴重な存在だ。
　そんな中、主人公、夜神輝夜は他人に治癒術を使える者でなかった。幼馴染が狙われた事で、彼は幼馴染を守るため、そして、治癒術師の力を悪用する者達と戦う為に、守護者として力を欲し訓練を行ってきた。更なる力に対抗する為、彼は7大罪とよばれる悪魔と契約した。その代償として、彼は自分の欲望に振り回される事となる。