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よじ登ったりしない限りは落ちたりしない。

大丈夫。


背中にカシャンとフェンスの感触がある。

いや、あったはずだったー


え…?

嘘…何も、ない…?


背中には何も、何も触れなかった。


「いやあぁぁぁぁぁぁ…!!!!」


そのまま重力に逆らわず体は落ちていく。


「助けて、彩…舞…っ!」


私は手を伸ばした…

大切な、大切な友人へと。


けれど…


「バイバイ…幸来…」


二人は、その手を掴んではくれなかった。

ニヤリと不気味な笑みをたずさえて…


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