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泣き腫らした目はもうボッコリと腫れていて、両目はウサギのように真っ赤に充血、肌はカサカサで乾燥している。
オマケに頬にニキビまで出来ていて…
最悪だ…
しかも、肌荒れ酷すぎる…
顔を洗うため蛇口を捻り冷たい水を出す。
バシャバシャと洗うと、不思議と気持ち良かった。
ふと、背後から視線を感じた。
上から下まで自分を舐めるような気持ち悪い視線。
タオルで顔を拭きながら、背後を見る。
誰も、いない…
「気のせいか…」
また目の前の鏡へと移した。
「ひっ…」
そこには私の顔ではなくて、死んだはずの池谷が映っていた。
変わり果てた姿の彼女が…




