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「生まなきゃ良かった…」
あぁ、分かった…
私…
お母さん…
お父さんに、
愛されて、
いなかったってこと…?
そっか…
最初から、愛されてなかったんだ…
そっか…
お母さんはその後ずっと、狂ったように叫んでいた。
生まなきゃ良かった、と…
私は…何…?
これは、夢?
お母さんがおかしくなったのは、夢?
ポロ…
ポロ…
ああ、雨が降ってきた…
私の頬から…
私の心には、親に対する憎しみが沸々と沸いてきていた。
さて、狂ったのは…
幸来?それとも、
本当に、親…?
それを知るのは翌日のお昼頃だったー
今思えば、狂っていたのは私の方だったんだ…
後悔しても遅いー




