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止まらないー
一度虚をついて出た言葉は留まることなど知らないー
『全てはお前が元凶だ!
お前のせいだ!
死ね!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!』
次から次へとわく言葉は呪詛の言葉ー
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
肩で息をする。
言いたいことを全部吐き出した私は、落ち着きを取り戻し、掴んでいた彼女の髪からスルリと手を解いた。
無言がこの場を占める。
やがて小さく消え入りそうな声が幸来の耳に届いた。
見ると美帆は机に顔を突っ伏したまま、小さく震えている。
「ごめんなさい…
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
まるで壊れた玩具の様に、謝罪の言葉を繰り返す美帆ー




