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「おはよ、池谷さんー」


作った笑顔でもう一度アイツに挨拶をする。

正直吐き気がした。


何で私が笑顔で挨拶しなければいけないんだ。


彼女の名前は池谷美帆ー


彼女の周りにはいつも悪い噂しかなかった。

ネットでクラスの人達の悪口を書いたり、あることないことを周りに吹き込んで自殺にまで相手を追い詰めたなど。


あげればあげるほど黒いものばかり。

そして、今回真と別れる原因を作ったのも池谷の仕業だと、私は分かっていた。


自分の机に鞄を置くと、彼女の席へと向かった。


そしてこう言ったー


「ちょっと話があるんだけど、いい?」


私自身が驚くくらい、その声は不気味な程明るかった。

対する美帆は、私が話し掛けてくるとは思わなかったのだろう。


しばらく無言で私を見ていたが、やがてコクリと頷いた。


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