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それらは全て出会い系サイトの手紙、チラシだったー
中にはふざけた文字で“ヤらせてよ!”などと書いた知らない野郎からの手紙も紛れていた。
「はあ?ざけんなよ、このクソが…!」
私はぐしゃりと手紙達をゴミ箱に捨てる。
こんなことするなんて正直予想外だ。
「アイツ…!アイツのせいだ!」
大嫌いな、アイツが仕組んだものだと考えなくても分かる。
憎い!
アイツが憎い!殺したい!
私の中にはアイツへの憎しみ、殺意しかない。
そんなことを思いながら、私は今日も学校で過ごす。
もちろん、先生には遅刻したから怒られた。
でもね、んなことどうでもいい。
放課後、皆が笑顔でまた明日ね、などと聞いてて吐きそうになる言葉を言い合いながら、わらわらと帰っていく。
そんな中に私はいた。
作った笑顔で、友達に別れを告げ帰路につく。




