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社長、すいません

初投稿初心者です。生温い目でご覧ください。


「はぁはぁ、に、逃げ切ったか?」


クソっ、何故俺はいつもこんな目に遭うんだ。いや、理由は分かっているんだが納得ができん。


「見つけた~、陽くん~」


来た!我が人生においてもっとも平穏から遠い存在にして、警察にもれなく逮捕されなくてはならない存在、そう、そいつは


「来るな!ストーカー?!」



ストーカーだ。高校入学初日に遭遇し、何故か愛をいきなり囁かれ、断り、それでもしつこく追いかけて来るようになった。


「私と付き合えば何もかも問題なくなるよ~」


「それじゃ全て終わるんだよ!」


俺のいろんなものが!


「えぇ~、私社長令嬢だよ~、将来安泰間違いなしの世界トップ企業だよ~」


「そんなとこ行けば間違いなく俺は終わるは!」


うん、そんなことになれば死ねる。世界のトップ企業愛川グループを経営なんてただの一般人には無理だ。まぁ、社長さんには面識はあるがとても苦労していそうだった。ストーカーから逃げている時、車に突然乗せられ、そこでいきなりなんかうちの娘がすまんとか言って疲れた顔をしながら言って来たのが社長さんだった。ついでに、貰う気があるなら貰ってくれ、逃げるなら逃げるで助けるからとも言われた。これが社長との出会いだ。てか、娘はやらんとか言わないあたり、そうとう手を焼いていると伝わってきた。


「陽君、こっちだ、早く車に乗りたまえ!」


紅いスポーツカーが少し離れたところに止まって社長が窓から顔を出して言ってくる。


助かりました、そう言おうと思った。


「おら、糞オヤジ、またテメーか、あん?、いいかげんうぜーんだよ、おらさっさと車から降りて歯~くいしばれや!」


「ひっ、待って、ね?、古仲ちゃん?、話し合えば分かりあえるh「遺言は?」陽君助けて?」


「あなたの尊い犠牲はきっと忘れません、安心して逝って下さい」


取り合えず逃げた。後ろは決して振り返らない。いや、振り返れない。


「古仲ちゃん!無理!無理!死んじゃう!メリケン外して!笑顔が怖いよ!ね、ぱぱはまだ死にたくないんだ!え?このくらいじゃ死なない?自分の腕力考えてから言ってよ、まったくごふっ!!」


うん、バキバキ後ろから聞こえるよ。あれ、グチャグチャって音に変わった様な気がする。考えるのはやめて家に帰ろう。

書くのって難しい

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