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やらかしたが友達一人ゲットだぜ

へへっ

「ある兄」

結局アルフェールズおじさんの事はある兄と呼ぶ事にした、他の奴らも然り。

「なんだ?」

「ここ5日間僕1度も外に出られて無いんですけど」

「…いやな、俺もそれ思うんだが、護衛体制が完全に王族のそれだしそんな状態で出したらかえって襲撃されるなと思ったから暫く許可を出して無いんだよ」

「…仕方ないですね」

「ちなみに護衛人数なんだが250人で現在の第6王女殿下と同等だ」

「王位継承低い王女の護衛人数が多いのを突っ込めば良いのかそれと同等の護衛人数付けられてるのに突っ込めば良いのか分かんないね」

「双方親バカのせいなのは変わらん、歳も近いし第6王女殿下とは仲良く出来と思うぞ?」

「ハハ、イイトモダチニナレルカモネ」

「…口は災いの元と言う言葉を教えてくれたのはアリスだったと思うのだが」

「えっ?あっ、あ〜?おっけおっけ、これは親バカ発動の隙を与えたと?」

「良かったな、王女殿下の訪問も近いぞ」

「…やらかした」

「まぁ、女装の覚悟は必要だろう、可愛い子供を2人並べて人形にするつもりだろう、双方とも」

「まて王も来るのか?」

「安心しろ、王妃だけだ」

「…不貞寝していい?」

「王妃様も可愛い子供好きだし母上とは幼なじみだからな、俺は暫く王都に向かうことにするよ」

「逃がさないよ?」

「双子はもう逃げたぞ」

「?!」

「さっき侯爵家(うち)の暗部が父上と母上に報告しに行った時危機を察知して逃げたぞ?恐らく行先は王都、双子は第3王子仲がいいからな」

「ちなみにある兄は?」

「第1王子と第2王子だな、第1王子とは同い年で第2王子とは1歳違いだから仲がいいんだ」

「ふむ?つまりパパに第1王子と第2王子を道連れにするように報告すればいいんだね?」

「…その必要は無い、俺も巻き込まれたようだ」

「あ〜(察)お疲れ様だね」

「許せない」

そんな事を話しながらお茶会は進む、


因みにこの後2日後に王妃、王女、王子2人が来ることがお母さんから伝えられた、なお女性組はウッキウキの様で、王妃は可愛い娘と並べられる可愛い子の確保、王女は道連れに出来る歳の近い子の確保で、はっはっはっ!終わりだよ。















「着きましたわ!」

「こら、ユーリそんなにはしゃいでははしたないわよ?」

「なぜ俺まで、」

「巻き込まれたね兄さん」

「あ〜、リーンとサリーは、ご愁傷さまだ、俺が弟と話していた内容のせいだから安心しろ」

「復讐先が今出来たようだな」

「絶対に許さない」

「あら〜!アルフ久しぶりねぇ?前に会った時はこんなにちっちゃかったのに!」

そう言うと王妃はアルフェールズを撫でる

「早く行きましょう、母上が弟を着せ替え人形にしながら待ってますよ」

「そうだったわ!お姫ちゃんがマリーの息子になったと聞いて来たのよ!さぁ行きましょ!」

「私もお友達(道連れ要員)になれそうな子と話したいですわ!」

そう言う王女の目に光は無かった。











「この部屋にいます」

ガチャっと音を立てて中に入って来る、僕?僕は今ザッアリスみたいな服を着せられてる

「あら〜可愛いわねぇ?マリー何処で拾ってきたの〜?」

「ナタリー久しぶりね?精霊の泉でアルフが拾って来たのよ〜」

「精霊さんなのかしら〜?」

「違います」

「お友達になりましょ?」

王女、貴方も苦労してるのですね?今の僕の顔にそっくりな顔してますよ。

「…まぁ良いですよ」

「んふふふ」

「新しいお友達が出来て良かったわね?ユーリちゃん♡」

「はい!自己紹介致しますわ!ユーリ・ドゥ・ライファールですわ!」

「アリス・フォン・グラフェリーナです、4男です、男です、"男"です」

「えぇ、そうなのですわね、」

「アルフ、男とはなんだ?」

「…?」

「…さぁ?一応男だぞ?少なくとも付いてはいる、」

「「???」」

「ある兄は後で性癖を暴露してやります」

「落ち着けッ!!」

「口は災いの元ですよォっ!」

「ほら〜アリスちゃんはこの服も着ましょうね〜?♡」

「ヤメテェ、」

「ユーリちゃんはこの服着ましょうね?♡」

「そう来ると思いましたわ、なのでそこの男3人の為に私も服を持って来ましたの」

「「「へっ?」」」

「あ、僕も道連れ…友好の証として作りましたよ♡」

「「「はっ?」」」

「「道連れですよォ!!」」

「…哀れなものよの」

「パパ、手伝ってくれたら頬っぺにちゅーぐらいしてあげますよ」

「息子達よ、許しておくれ」

「「「落ち着きましょうッ!!」」」

「ナイスですわ」

「僕は意地だけは悪いのでねッ!!」













という事で今僕は王女様とお揃いコーデでロリータ系の服を着せられてます。

「可愛いわ〜♡」

「似合ってるわね〜♡」

「本当ねぇ〜♡」

なんか水の精霊さんも参戦してる。

「なぁ、そこのご婦人は誰かね?」

あぁ、パパが行ったね、教えてあげよう!

「精霊さんだよ」

「ふむ、ふむ?ふむ???」

「精霊さんもこの良さが分かるのねぇ?♡」

「分かるわよ〜♡」

「いいわよねぇ〜?♡」

「アリスのお知り合いでして?」

「うん、そうだよ」

「アリスって何者ですの?」

「…人間では無いよ」

「へぇ〜、それを知ってるのは?」

「侯爵家の人間と精霊さんとユーリだけだよ」

「そうですか、」

「因みにそっちは?」

「…ヴァンパイアですわ、ヴァンパイアプリンセス」

「僕知識の龍神、凄いね?ドラキュラの語源って龍なんだよね、つまりほぼ同じだよ(?)」

「そうとも言えますわね、」

「まぁ龍と悪魔のハーフがヴァンパイアみたいなのでいいと思う」

「あぁ、ドラクレシュティ家とドラゴン騎士団と悪魔公ですか」

「おっ、結構いける口?」

「えぇ、かなり」

「転生者?」

「はい、」

「神様にあったかい?」

「はい、」

「どうだった?」

「種族勝手に決められましたわ」

「同じだね」

こんな事をコソコソ話していたら親達が何を勘違いしたかニヤニヤしてる、関係ないけど、

「ねぇ、一つ気になるんだけど、ほんとに女?」

「偽装ですわよ、お父様の計らいです」

「王位継承戦争か」

「えぇ、」

「もし王様になりたかったら言ってね?守護龍みたいな感じで押し上げるよ?」

「…めんどくさいですから嫌ですわね、それより貴方学園に行くの?」

「えっ??」

唐突な事に大声を上げてしまう。

「パパ学園って何?」

「あっ、イヤーナンニモナイノォー」

「あらぁ?アリスちゃんは明明後日から編入よ?断られそうだったから勝手に推し進めたわ♡」

「…因みに学園はどこで?」

「王都よ?双子は先に王都に戻ってるわ」

「ある兄ギルティ」

「仕方が無かったんだ、」

「ギルティ」

「考え直しt」

「ギルティ、刑罰」

「…落ち着こう?」

「性癖公開」

「父上母上それはどうかと思います!」

「悪魔ね、」

「悪魔はそっちでしょ?」

「…そうね」

「僕戦闘力無いから守ってね?姫騎士様」

「仕方ありませんね、クソザコ龍の為に頑張りますか」

「罵るの辞めて、僕Mの気質あるか、興奮する」

「…そうですか」

「あと龍神だよ」

「クソザコナメクジ龍神」

「んんッ…♡Sなの、?」

「えへへ♡」

「ねぇ、ユーリ、僕思ったんだけどそもそも僕の存在って公表されてないよね?」

「えっ?あ〜、そうですわね?」

「パパ、僕の存在公表してないよね?」

「あっ、まぁ、いいでじゃろ」

「王女様、頑張って下さいね?♡」

「…わかりましたわ」

「ナタリー、この子を馬車に乗せてくれるかしら?」

「娘の彼女候補として乗せてあげるわ♡」

「「まってそれはおかしい」」

「そもそも表として私は女ですわっ!」

「それに僕は男!それならせめて彼氏候補にしてください!」

「「「「「ごめんなさい彼氏候補は…」」」」」

「はいはいそうですよね僕に男感はありませんよねっ!」

「哀れですわね、」

「なんで表向き女より男感無いの…」

「そ、そういう所も可愛いですわよ、」

「僕の尊厳破壊しに来てる?」

「半分ぐらい…♡」

「…」

「さぁ、じゃぁ制服を着ましょうね〜」

「まってなんでそんなにズボン短いの?!」

「ほぼパンツですわね、というかもはやパンツより酷いですわ」

「シャツに隠れるレベルだよ?!」

「んふふ♡」

「あ〜あ〜何となくわかりましたよ!」















「もうお嫁に行けない…」

「自虐ネタですの?」

「婿には元々行けなさそうだもん」

「王家に囲われますわね」

「ユーリに責任とってもらうから」

「飛び火ですわね」

「アリスちゃんケープマントとモノクル似合ってるわね、」

「頭良さそうね」

「そうそうユーリ知ってる?」

「なんですの?」

「僕の護衛の人数ってユーリと同じなんだよ?」

「どこの王族ですの?!」

「ここの王族だよ」

「言っときますけど私が王族で3番目ですからね?1番2番はお父様とお母様ですけど」

「ハハッ」

そんなこんなで着せ替えパーティは続く








うへへへ

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