【終活のカケラ】マッサージチェアを廃棄するときに
百人閲覧しても一人にもフックしないエピソード。十年後くらいにググった人の助けになれば御の字。
今回の帰省のテーマは急遽、「マッサージチェアの搬出」になった。帰省前日に聞かされた(エッセイのネタになるとは思わなかった)。
作業当日、つまり今日午前。玄関と居間の間のドアの取り外しから作業①が始まる。電動ドライバーでドアのヒンジと枠の間のネジを順次抜いていくだけ(作業①は簡単に終了)。
経路のラック類は除去済み。玄関のドアを開け、マッサージチェアを通そうとする(作業②)も肘掛けが引っかかって通らない(義母が経路の幅を計測していたがあまりにもジャストサイズで取り回せない)。無理やり通るかもしれないが、ドアのパッキンやらなんやらが破損しそう。
ブチギレる私。もとい、決断する私。
「マッサージチェアの手摺りを外します!(作業③決定)」
肘掛けを外そうとするも、手が届くネジを外しても何も外れない。破棄予定であることを再確認し、カバー類を外し、シート(ナイロンの一枚シート)をハサミで切り、フレームと肘掛けのステーを固定しているボルト6本を六角レンチで外していく。前4本は作業しやすいが、後2本が背シートと干渉して六角レンチが入れづらい。手探りでボルトの頭を探すもレンチがうまく入らない。一度に1/4回転しかしない。数十回繰り返してボルト2本を抜くのに10分か15分か。左の肘掛けステーを除去する。ふぅ。
いやまだ右が残っているから。作業③前半戦終了、後半戦開始!!。
同様に作業するも、右サイドの作業スペースがせまい。リモコンか何かのコードは無慈悲に切断。それでも六角レンチでボルトの頭を探るも入らない。クソ入らない。
ブチ切れる私は(2回目)。
「バラせる所、全部バラすぞコンチクショウ!」
背シートの裏カバー(プラスチック)を外す。ネジ4本を電動ドライバーで抜くだけ。作業スペースが確保でき、懸案のボルト2本を抜く。
「最初からマッサージチェアをバラせるだけバラすんだったな。」(作業③終了)
あっさり搬出、車庫に放り込む(作業②終了、オールクリア!)
今日の教訓。「マッサージチェアを破棄する時は、家の中でバラせるだけバラせ!」
これからどなたか、マッサージチェアを廃棄する方の参考になれば幸いです。
人に譲る場合は?
知らん。
「マッサージチェアを横転させれば通せたかも」と投稿直前に気づいたけど、もう今となっては試せないし、試したくもない。