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孤独魔法使いと転生者  作者: 優一 雫
9/13

~新たな旅立ち編~

全滅に続きどんな始まりが待っているのか。

ユウは無事なのか…

ユウは思い出していた…

ある夏の出来事を。


「待ってよー。ユウくん。」

「ごめん。待つよ。」

「もー!そうやってすぐ泣くんだから」

「泣いてないもん。」

「そーなの?でも信じてあげなーい。」

「えー。信じてよ……ちゃん!」

「じゃあ何か一つ約束して」

悩んでいた俺は思い立ったように駆け出した。彼女の手を引いて。

「着くまで、目をつむってて!」

「う、うん。」

一キロくらい走ったところで、

「目を開けていいよ!」

「ん……!」

彼女の目は輝いていた。ルビーと言う名の宝石のように。

その時の俺は、

「綺麗だ。」

と、呟いていた。

「ほんとね」

彼女には届かなかったのかな。


すると目の前が暗くなり、

〈あなたには選択肢が与えられます。


1.元の世界に生まれ変わる。


2.転生したこの世界で生き、この世界の謎を解き明かす。そして…


3.人生を諦める。〉


2はなんだったのだろう?

だが答えは決まっている。


「当然2だ!」


〈了承。

異世界に再接続しています…


完了。

意識を戻しています…


完了。〉


目が覚めた。

だがあいつらを助けに行かなければと俺は起き上がった。ただ俺はベッドに寝ていた。そしてベッドの傍らには見知らぬ女性がいた。

「この人、あの時の…。」

不意に大きな声を出してしまった。すると傍らにいた女性は起き上がった。

俺はとっさの判断でまた寝ていた。


「大丈夫よね?起きればわかりますが…。」

すると顔を手で覆い泣き出した。

「私のせいでみんな…。」

ユウはその言葉に耳を疑った。

(私のせい?どうしてこの人が…?それ以前にどことなく見たことのあるような…)

「私を助けてくれた人がこんな目に…。メルも私の代わりにいったばかりに…。」

(まさか!)

起き上がった。

「あっ、やっと起きましたね。やっぱり大丈夫でしたね。」

「まさか…はかったな、この女」

「はかったなんて、そんなことができるように見えますか?」

(確かにおっとりしているような…お姉さんみたいな人。だが見た目だけじゃわからない。計り知れない、この女。だが…)

「人は見た目じゃない!」

「あら…言うじゃない。助けてくれた人にその態度…。」

「……。」

(この女、正論を振りかざしてきやがる…)

すると女は急に真剣な顔になり、

「ところでね、今貴方にはコマンド操作が可能になっているはずよ。」

確かにコマンド操作ができる。

そして俺はこの時、ようやく気づいた。

「お前、まさか…」

「そんな事より、そろそろかしら。」

「何…が……!」

いつのまにか包囲されていた。

「何だ!」

「何って…迎えよ。」

「何の?」

「それは着いてからのお楽しみよ。」

赤い布が敷かれた。

すると、黒ずくめの男が、

「準備が完了しました、マイ プリンセス。」


読んでいただきありがとうございます

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