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孤独魔法使いと転生者  作者: 優一 雫
8/13

~全滅編~

魔王の姿は?

これから起こる大事件!

どう発展していく?

魔王の姿は…


なかった。


「おい、どこだ。外にいるんじゃなかったのか?」

「すまぬ。妾の姿を見せることはできそうにない。」

震えた声に聞こえる。

「どうしてだ?」

「消えるからじゃよ。この世界からな。短くも長い人生だった。」

「どうして消えるんだ?お前は俺と友達になってくれるんじゃないのか?」

そんな言葉を無視して、

「ありがとな。妾を友達になろうなどと誘ってくれて。妾は世界一幸せ者じゃ。」

どんどん声は小さくなっていく。するとメルが急に口を開き、慌てた口調で、

「ユウさん。急いで契約してください。」

「どうして…?」

「それは…」

すると魔王は、

「それ以上言うでない。そのものが決めたことじゃ。妾たちにどうしろと言う権利はない。しかも、妾がいない方がライバルが減っていいのではないか?」

すると今まで怯えていたアリスは、勢いよく立ち上がり、

「ら、ライバルってなんですか⁉︎」

突然倒れた。

「だ、大丈夫ですか?」

「大丈夫だ。ただの立ちくらみだよ。」

魔王は、

「最後にひとつな。ユウ……大好きじゃぞ」

《追加オプション〈女難の相〉を獲得》

それからは声が聞こえなくなった。

ユウは慌てていたが、深呼吸してメルに聞いた。

「どういうことか、説明してくれるか?」

「……。」

首を横に振っている。

「メル!教えろ。どうしてだ?」

「それは…」

アリスがひょこっと起き上がり、

「言わなくていいよ」

「どうしてだアリス。あいつはもう…」

「待っていてください」

「なに…を……?」

「今助けますから…。」

その時のアリスは笑顔だった。今思えば無理をしていたのかもしれない…

「我、生贄の契約を了承せし者。

我の願いを叶え…」

途中でメルが、

「ダメよ。そんなことしたら…」

アリスは笑顔で口の前に人差し指を立てた。

「魔王復活の糧としたまえ!」

アリスが呪文の詠唱を終えた。

すると、アリスの周りを闇が覆った。わずかにあった隙間から涙を流しながら笑っているアリスの姿が見えた。

「アリス!」

その時にはなにもなかった。隣にいたはずのメルもいない。ユウの周りの全てが終わったように見えた。一人に成り下がった悲しさから、泣き崩れた。

周りには誰もいない。焼き崩れた家と、アリスの荷物だけ。

メルは隣でアリスと同じ呪文を詠唱していた。

「まさか…。あの呪文に関係があるのか?」

呪文を思い浮かべた。そして詠唱した。

「我、生贄の契約を了承せし者。

我の願いを叶え、

魔王復活の糧としたまえ!」

すると闇に覆われた。やっと真実が見えた。復活させるためには代償が必要なんだなと。なぜならユウの目の前に、十二人の人がいた。そいつらが一瞬にして、悪魔といってもいいほどのオーラをまとっている、女性を呼び出した。

《追加オプション消失。称号が全て消失し、新たなプログラムを再築。これからは、貴方自身が技や職業を獲得して下さい》

(どう言うことだ?あぁ、そうか。これがあの悪魔の力ってわけか…。勝てるわけない…)

途切れ行く意識の中で綺麗な女性がユウに話しかけていた。

そのまま意識は途切れた。


《これまで手に入れた〈ジョブ〉〈オプション〉〈武器〉は無くなりますのでご了承ください。しかし、プロテクトされていた一部は残っていますので、上手くご利用ください。》

読んでいただきありがとうございます。感想や評価のほどよろしくお願いします。

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